|
カテゴリ:カテゴリ未分類
残業を終えて帰宅したのが午後10時過ぎ。
軽く夕食を摂った後、例のごとくホットカーペットでウトウトしていたら 猛烈な腹部の痛みで目が覚めた。 胃痛とは割りとオトモダチなのだが、これは普通じゃない! もうじっとしていることのできないほどの痛みなのだ。 やがて吐き気も襲ってきてトイレで何度も吐いた。 手足は冷え切り、唇の色はなくなり、意識も朦朧としてくる。 何度目かに吐いたときに鉄の臭いがしてこれはヤバイと思った。 どうする?病院に行くか? 時間は深夜の3時。 友人を起こすにしても非常識な時間だ。 でも今の自分にタクシーを拾うだけの余裕があるのか? いっそ救急車を呼んでしまおうか。 横になると痛みが増す、という厄介な症状だったため、 ひざ立ちで上半身を起こしたままベッドに頭を沈める。 外は雪の予報が出るくらい寒いというのに 体温調整ができないのか、汗をかくのでパジャマの上着を脱ぐ。 やっぱ寒い。でも暑い。 ああ、暑くて汗かいてんじゃないや。脂汗だ。 ああもう、眠いんだけど。 結局、変な体勢のまま堕ちるように眠ってしまった。 起きたら痛みは大分治まっていたが、始業時間はとうに過ぎていた。 会社どころではなかったのだがどうしても片付けないといけない仕事が残っている。 「午前中休みます」と会社に電話を入れ、取り合えず病院に行った。 あの痛みがまたやってきたら耐えられる自信が無い。 微熱と白血球数の上昇。 診断は「ウィルス性の急性胃腸炎」とのこと。 ブドウ糖とビタミン剤を注射して、抗生物質と胃腸薬を処方してもらう。 「2~3日で良くなりますよ」とのこと。 胃潰瘍かなんかを疑っていたのでほっとした。 普段、滅多に病気をしないため、不測の事態にうろたえる自分が滑稽だった。 胃腸炎ごときで救急車呼ばなくてよかったよ。 やっぱり健康ってありがたい。 しみじみと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|