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もう大人なんだから、自分をコントロールしなくてはいけない。
そう思うのだが、これがなかなか難しい。 他人のことは良くわかるのに、どうして自分のことが分からないんだろう。 いや、分かっているけどあるべき方向に持っていけないから厄介なのだ。 常に自分の中にはもうひとりの自分がいる。 こいつはいつもむかつくほどに冷静沈着だ。 冷静なクセに、表立って感情的に動く自分をコントロールしようとはしない。 ただの「観察者」であり続ける。 だからいつも熱が冷めた後、感情的な自分は冷静な自分を責める。 「こうなることがわかっているなら、止めてくれればいいのに」と。 「天使と悪魔」とはちょっと違う。 私の中の二人はどちらかというとどちらも悪魔よりだと思う。 常に「表の顔」の保身を考えていて、それがとても嫌だ。 嫌だ、と思う私は一体何者なのか、とも思う。 いつも思うのは「観察者」の自分がとても嫌いだ。 泣いてる時くらいは完全にその存在を消して欲しい。 冷静に観察されると泣いている自分が、哀れなほど滑稽に思えてくる。 邪魔なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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