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カテゴリ:映画・読書
ずっと次は「ヘラクレス」をと言いながら観ていなかった、ディズニー映画「ヘラクレス」
やっと見ました! 「ヘラクレス」は1997年に公開されたディズニー映画 ギリシャ神話の登場人物ヘラクレスをモチーフとした物語で、 半神半人の少年の孤独と成長を描いています。 ゼウスの子供として生まれたヘラクレスは、まだ赤ん坊の頃に、死者の国のハデスの陰謀により、人間界へ連れ去られ、さらには「人間になる薬」を飲まされます。 そして、子宝に恵まれなかった人間の夫婦のもとで愛されて育てられます。 ゼウスは我が子を必死で探しましたが、見つけた時にはヘラクレスは人間になっていたため、神の国へ連れ戻すことはできませんでした。 しかし、一滴残らず飲めば人間になる薬を、一滴だけ飲み残したため、完全な人間ではく、不死の力を失っただけでした。 神ではなくなったものの、生まれ持った超人的な力はそのままに人間として成長したヘラクレスは、周囲の人から馬鹿力の怪物扱いをされ、「自分の居場所はここではないのでは?」と悩むようになります。 その悩みを両親に打ち分けた際に、「いつかは話さねばならないと思っていた・・・」と育ての親の二人から、実の子供ではないことと、ゼウスの印を身につけていたことを知らされます。 ヘラクレスは、本当の居場所を探すために、ゼウスの神殿へ向かい、実の父親との対面を果たします。 そして、ゼウスから「神の世界へ帰るためには、人間界で真の英雄になれ」との導きを得たことで ヘラクレスの修行が幕を開けます。 ギリシャ神話とはかなりストーリーが異なるため賛否両論ある作品ですが、映画としては楽しめました。 日本語吹き替えは、主人公ヘラクレスをTOKIOの松岡さん、ヒロインのメガラは工藤静香さんというキャスティング 工藤静香さんの声が本当にメガラにハマっていて、歌唱力も申し分ないので、ミュージカルシーンも素晴らしいです。 音楽は、アラジンやリトル・マーメイドと同じくアラン・メンケン氏が手掛けています。 「Go the Distance」や「ゼロ・トゥ・ヒーロー」はヘラクレスを見たことがなくても聞いたことがある人も多いのでは? 個人的に音楽がめちゃくちゃ良いのと、ちょっと80年代のハリウッド映画っぽい感じがして好きです。 ストーリーはスーパーマンっぽいと言われていて、たしかにそういうテイストです。 めっちゃアメリカンです。 問題視されていることもあり、ギリシャ神話と異なる点を色々まとめようと思ったんですが、めっちゃネタバレになってしまうので、それはまた後日、別の記事にします。 また、実写映画の制作が決定しているようなんですが、「ムーラン」の実写化で、リー隊長とムーランの上司と部下の恋愛模様はセクハラを助長する!として、リー隊長という若くてイケメンな指揮官の存在自体を抹消され全然違うキャラクターにされちゃったらしいので、 「ヘラクレス」においても、ヒロインのメガラの男性に利用された過去や、男性の上司に仕えている設定が変更されるか、メガラというヒロインキャラクター自体が消されて、男同士の友情物語にされる可能性もあるかも?と考えたり・・・ あとは、いかにもアメリカ的な、マッチョでイケメンなヘラクレスに女子がキャーキャー言うシーンもなくなりそうですね・・・ それと、人種や文化へのリスペクトを大事にするなら、そもそもギリシャ神話を大改編したストーリー自体が大幅に修正され、もとのギリシャ神話に近いストーリーになる可能性も高いです。 そうなると、メガラの役回りもかなり変わるでしょうが、 そもそも神話って神様たちが現代の人間の倫理観では絶対にやってはいけないことをする話が多いので、多方面へ配慮するならそれはそれで難しいかも・・・🌀 ちなみに、現在ツイステからディズニーに興味を持たれた方もいると思いますが、こちらがイグニハイド寮の元ネタヴィランズ「ハデス様」が登場する映画ですよ! 実はサバナクローのモチーフになっている、ライオンキングのスカーらしきライオンが登場しているシーンもありますが、 もともとヘラクレスはギリシャ神話では「十二の功業」でネメアーの獅子というライオンと戦っていますので、その要素を取り入れたものと思われます・・・ネメアーの獅子は、獅子座になりましたので、スカーさんも・・・😭 次は実写の「アラジン」か、「ノートルダムの鐘」を見る予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.03 18:19:51
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