じゃくの音楽日記帳

2012/12/16(日)01:55

明日の選挙

脱原発に向けて(31)

明日の選挙、日本人が脱原発の方向に進むのか、原発維持の道を進むのか、大事な選挙です。 このところ民主党は、口では脱原発といいながら、大飯原発を再稼働し、建設中の原発工事再開を認めるし、やっていることは原発の維持・推進そのものです。言っていることとやっていることの違いの大きさに、驚きあきれる日々でした。 維新の会も、「原発など小さい問題だ」とおっしゃる石原さんが合流し、脱原発色がすっかりなくなってしまいました。 なにより驚かされるのは自民党です。自民党は、この福島原発事故があってさえも、長年自分たちが推し進めてきた原発路線を、なおも続けていこうとしています。その反省のなさには驚きあきれます。 テレビやラジオでやっている自民党の政見放送を見聞きしました。驚くべきことに、政見放送で語っていた安倍総裁の話に、「震災からの復興」という言葉は出てきましたが、「原発」や「エネルギー」の言葉が、一言も、1回も出てきませんでした。自民党の考えの中には、本当に福島原発事故は存在してないようです。 そしてもっと驚きなのは、そのような自民党が、圧勝するという事前予想です。 世論では、脱原発は国民の半数以上の意向です。もし自民党が圧勝すれば、多くの国民の意思に反して、原発がやがてどんどん再稼働していき、原発が生き延び、置き場のない放射能のごみはどんどん増えてしまいます。 そうならないよう、自民党の圧勝だけはさけたいものだと思います。脱原発の方針を強く掲げる政党に投票しようと思います。日本未来の党、社民党、そのほか、脱原発をはっきりうたっている党がいくつかあります。そういう政党に、良心的な人の多くの票が集まることを期待したいです。日本人の良識が問われている選挙です。 僕は東京都民なので、明日は都知事選もあります。こちらも、脱原発をはっきりうたっている候補者に一票を投じます。

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