2012/12/31(月)16:31
大植&大フィルの田園・春の祭典(大阪定期と東京定期)
まだまだ書きます。
指揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン 交響曲第6番
ストラヴィンスキー 「春の祭典」
2月17日 ザ・シンフォニーホール
2月19日 サントリーホール
大植英次、大フィル音楽監督として、17日は大阪での最後の定期演奏会(二日公演の二日目)、19日は最後の東京定期でした。
17日の演奏会については、ぐすたふさんの文章がすべてを語ってくれています。僕は何も付け加えることありません。
あの、春の祭典での跳躍、あれは本当にすごい、すさまじい気のほとばしった瞬間でした。
19日も、すばらしかったです。
東京では珍しく(おそらく初めてか)、終わったあとに温かい拍手が、長く長く続きました。
東京の聴衆にとっても、一つの大きな区切りに、大植さんと大フィルを称えた、特別な演奏会になりました。
ただ、19日には、「春の祭典」でのあの跳躍は、出ませんでした。
演奏の燃焼度は、明らかに17日の方が高かったです。
17日は、まさに完全燃焼でありました。
演奏者と聴衆とが一体となったあの特別な空気は、ホームグラウンド・シンフォニーホールならではのものでした。
両方を体験したものとして、このことだけ書いておきたくて、記事にしました。