868612 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

じゃくの音楽日記帳

じゃくの音楽日記帳

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2017.05.07
XML
カテゴリ:きらクラ!

4月16日のきらクラです。
番組冒頭でふかわさんが、真理さんに「私を見ていつもよりすがすがしい感じがしません?」と問いかけると、真理さん「ちょっと見てないですけど~」で爆笑スタート。真理さん続けて「短パンをはいたとか?」って、ひと目見れば短パンかどうかわかると思うのですが、意地でも見ないのでしょうか(^^)。ふかわさんが語った正解は、自転車に乗り始めた、ということでした。それは良く見たとしてもわからないでしょう。

きらクラDONの不正解残念時のジングルについての話が盛り上がりました。力の抜けたラッパのような名ジングルですね。どんな楽器でやっているのだろうかという話題になりました。あの独特のチープな感じは、生楽器ではなくて、電子楽器だと思いますが、実際のところどうなんでしょうか。

最初の音楽はドビュッシーの「レントより遅く」でした。

きらクラDONの正解はバッハのマタイ受難曲第1曲の冒頭でした。4月16日が復活祭なので、時節を捉えた出題でした。いつかこの時期に、この曲が出題されると思っていました、ついに登場しました。

バッハのマタイ受難曲は、かつて武満徹さんが愛聴していて、新しい曲の作曲に取りかかる前にはみそぎ(禊)としてマタイ受難曲を聴いたそうです。その話を知って、それほどすごい曲なのかぁと漠然と思ったりしたのが、今思えば僕がマタイの存在を意識し出したきっかけでした。その武満さんが、タルコフスキー監督の遺作「サクリファイス」(1986年)を見たとき、冒頭のタイトルバックにマタイ受難曲のアリアが流れたのを聴いて、「(タルコフスキーが)とうとうここまで来てしまったか」と仰った、というエピソードを耳にして、武満さんやタルコフスキーが一体どんな思いでマタイを聴き、どんなふうに共鳴しているのだろうか、と思ったりしました。
(こちらの武満さんのインタビュー記事に、このあたりのことが載っています。)
http://www.imageforum.co.jp/tarkovsky/tkmt.html

「サクリファイス」の日本公開は1987年。当時の僕は、バッハの器楽曲にはそれなりに親しんでいましたが、声楽曲はほとんどなじみがなくて、マタイも聴いたことがありませんでした。映画「サクリファイス」を見に行って、冒頭のマタイの音楽を聴いたときも、正直まったくピンと来ない状態でした。

しかしその後、齢をとるとともに、マタイの音楽の素晴らしさが、少しずつ身に沁みてくるようになりました。僕の個人的マタイ受容史に大きな位置を占める2冊の本があります。一冊は磯山雅さんの「マタイ受難曲」(1994年)で、わかりやすく詳しいガイドとして知的な理解を助けてくれました。もう一冊は柳田邦男さんの「犠牲 サクリファイス わが息子・脳死の11日」(1995年)です。この本から大きな感銘を受け、いのちについて考え、この本の中で重要な位置を占めるマタイ受難曲について、いわば実存的な理解が深まった気がします。この2冊との出会いがなかったら、今ほどにはマタイを好きになっていなかった、あるいはマタイを好きになるのにもっともっと時間がかかっていたと思います。このあたりのことは、以前のブログ記事
ドレスデン聖十字架合唱団によるバッハのマタイ受難曲
に書きましたので、ごらんいただければ幸いです。


さて気持ちを変えて(^^)、番組の先に進みましょう。
先週のつながりで、ボロディンの「だったん人の踊り」のメロディーが一瞬登場するという、ソニー・スティットという人があるとサックスを吹いたジャズの曲、「Au Privave」が、ちょっと流れました。

続いてジャズつながりということでキース・ジャレットが作曲した、ヴァイオリンとピアノのためのソナタから第1曲「セレブレーション」が流れました。キース・ジャレット、我々の年代にとっては、「ケルン・コンサート」(1975年)が一世を風靡したことが大きいですよね。「ケルン・コンサート」には滅茶苦茶にはまりました。インプロヴィゼーションでこれほど美しい音楽が紡ぎ出されるなんて、奇跡でした。それでブレーメンとロザンヌのコンサート(1973年、LP 3枚組)とか、サンベア・コンサート(1976年、LP 10枚組)とか、彼のインプロヴィゼーション・ソロライブの音楽に聴き浸った青春の日々でした。武道館のソロ・ライブも一度聴きに行きました。多分1980年前後だったと思います。ネットで調べたら、武道館では1978年12月に1回、1981年4月に2回ソロライブをやっているので、このどちらか、おそらく1981年の方だと思います。始まりの2-3分が抒情的で極めて美しかったことを覚えています。あと就職して間もないころ、先輩に連れていってもらったジャズが聴けるお店で、ピアノを弾いていたお姉さんがいて、キース・ジャレットが好きだと言ったら、ケルン・コンサートの耳コピー(?)したものを冒頭から結構長く弾いてくれて、かっこいいなぁ、と思ったりしましたっけ。

その後はキース・ジャレットをそれほど熱心には聴かなくなりましたが、ECMからのソロピアノやジャズトリオのディスクをポチポチ買って、聴いていました。彼はそのうちにクラシックの曲も録音するようになり、バッハやショスタコ―ヴィチのソロ(1987-1991年)や、カシュカシアンのヴィオラ!とのデュオアルバム(1991年)あたりまではフォローしていました。うろ覚えですが、ショスタコの24の前奏曲とフーガを録音したキースが、まるで自分が作ったようなほど親和性を感ずるとコメントしていました。しかしクラシック風の作曲もしているとは知りませんでした。今回番組でかかった曲は、検索したら1984年作曲で、「ブリッジ・オブ・ライト」というアルバム(1993年)に入っています。

ケルンコンサートはキース・ジャレットが29歳のときでした。彼は丁度明日5月8日が誕生日で、今度もう72歳になられるんですね。


さてさて再び気持ちを変えて(^^)、番組の先にどんどん進みしょう。
はじくらは、ショパンの「子犬のワルツ」を、ハリー・ブリュワー・アンド・ヒズ・クインテットが演奏した「ミニット・メレンゲ」でした。、シロフォンの子犬君がノリノリで可愛かったです。

フランセの「クラヴサン協奏曲から第5楽章」、フランセ自身のピアノ演奏の録音で流れました。ふかわさん「石畳のパリの街並みが浮かんできました」と言いましたが、真理さんの反応に思わず「ばかにしてますか?」真理さんあわてて「石畳をなんか自転車に乗ったふかわさんがぼこぼこっと行くのを・・」。ふかわさん「私は登場してないです。」一連のやり取りがおかしかったです。

リクエストで、ベートーベン作曲の「フルート、ファゴット、ピアノと管弦楽のためのロマンスホ短調」という珍しい曲がかかりました。

ここ好き、映画「アマデウス」でサリエリがモーツァルトの音楽の素晴らしさに打たれる場面に流れる、モーツァルトのセレナーデ第10番変ロ長調グランパルティ―タの第三楽章冒頭が紹介されました。続いてここ好きもうひとつ、ドヴォルザークのチェロ協奏曲の第三楽章のコーダが紹介されました。若いころにドヴォルザークが思いを寄せた女性が亡くなったあと、第三楽章のコーダを書き直したそうで、ドヴォルザークの涙でできている、というお便りでした。こういうエピソードを知ると、曲への共感が深まりますね。真理さんの語りも、熱い想いが入っていました。真理さんは今度の7月はじめにコバケン・読響とこの曲を弾かれます、いい演奏になることでしょう。

ヴァンサン・ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」から第3楽章、チッコリーニ&セルジュ・ボド&パリ管の演奏でした。

企画・ご無沙汰合唱団の愛の挨拶の進め方について、いろいろなアイデアや、歌詞がちょっと紹介されました。ふかわさんは歌詞に、やすい言葉を載せるのがいい、と仰っていました。

ここで合唱曲「くちびるに歌を」(ツェーザル・フライシュレン作詞、信長貴富・作曲・訳詩)が流れました。

今週はふかわさんの好きな曲で、ルビンシテイン作曲の「ヘ調のメロディー」でした。この曲は、2012年5月にもふかわさんが好きな曲で紹介し、今回2度目ということです。

今日の最後は、トスティの「四月」。ご自分で今度ご自分で歌われるというリスナーさんからのリクエストでした。

今回のきらクラは、マタイ受難曲とキース・ジャレットにより、自分の80~90年代をいろいろと懐かしく思い出させてくれる放送でした。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.05.07 10:33:28
コメント(17) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   嫌好法師 さん
今回のレポートで、若かりしじゃくさんの一端が垣間見えました^^ マーラーだけに耽溺ではなかったんですね。何にでもどっぷり浸かる真摯なじゃくさん、素敵です! (2017.05.07 12:21:26)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   快調家族 さん
これまた懐かしいレポートを、ありがとうございます!
>あの独特のチープな感じは、生楽器ではなくて、電子楽器だと思いますが、実際のところどうなんでしょうか。
今日の放送、事前にお聞きになったようなご発言・・・先見の目、千軒飲めや歌えや歩き・・・は一生かかっても無理ですね。

>最初の音楽はドビュッシーの「レントより遅く」でした。
またまた今日の放送、レントより遅いアダージョさんがどうのこうの・・・

キースジャレット、ジョンルイス(MJQ)、ジャック・ルーシェ・・・私も若い頃、彼らの演奏するクラシックにはまっていた者の1人です。古き良き時代!?
チッコリーニは、恥ずかしながら、長いことジャズピアニストだと思っていましたし。実際バーで働いてジャズを弾いていたそうですが・・・

>若いころにドヴォルザークが思いを寄せた女性が亡くなったあと、
そうです、「そこ」です! かなり以前にそれを知ったので、ドヴォルザークの作品を聴く度にその女性が頭に浮かびます。美人のお姉さまに憧れるタイプなんです~、私。。。 (2017.05.07 19:01:21)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
嫌好法師さんこんばんは、いつもあたたかいコメントありがとうございます!
こうやって振り返ると、何かに浸っているうちに時の流れは速いですね(^^;)。浦島太郎伝説のもともとは、生活の中のこういう実感から始まっているのかなぁなどと思ったりします。
(2017.05.07 23:22:19)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
快調家族さんこんばんは、いつもありがとうございます!

>今日の放送、事前にお聞きになったような

ちょっと数時間タイムスリップして書き込みしました(^^)。
あれがもしも生ラッパだったら、吹いた方を逆に尊敬しちゃいます。

>またまた今日の放送、レントより遅いアダージョさんがどうのこうの・・・

ありましたね!この頃何かと、話題が引き継がれていくこと多いですね。投稿を読まれた方の、そのお礼の投稿が次週に読まれることが多いし。ご無沙汰合唱団企画は、相当長く引っ張って、語り継がれる話題になる気配濃厚ですね(^^)。

>キースジャレット、ジョンルイス(MJQ)、ジャック・ルーシェ・・・

懐かしい方たちですね。ジョンルイスのバッハは、味がありましたね。チッコリーニはジャズを弾いていたことがアルド!(あるの!)(^^;)。

>そうです、「そこ」です! かなり以前にそれを知ったので、ドヴォルザークの作品を聴く度にその女性が頭に浮かびます。美人のお姉さまに憧れるタイプなんです~、私。。。

ドヴォルザークもいろいろと苦労があったんですね。薄い伝記とかあったら読んでみたいなと思いました。BGMにはBrilliantを流しつつ。
(2017.05.07 23:46:31)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   ヤパゲーの さん
こんばんわ。
ケルンコンサートを初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。そして、西宮のジャズ喫茶で、リクエスト。名機パラゴンから流れる孤高の音楽、この上なく美しかったです。
また、聞きたくなりました。 (2017.05.08 23:14:09)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ヤパゲーのさんこんばんは!いつもいろいろとありがとうございます。

懐かしいですね。パラゴンって、横に長~い家具みたいなスピーカーですよね。僕も昔オーディオ屋の視聴室で、一度聴かせてもらったことがあります。

パラゴンでケルンコンサートと出会ったなんて、小説のような出会いのシーンですね。

そして、またまたBGM選手権のご採用、おめでとうございます!懐かしさと悲しみを抱いたダウランドのリュート、素晴らしかったです。
(2017.05.09 01:17:14)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ヤパゲーのさんこんにちは!昨晩のコメントを良く読んだら勘違いしていました(^^;)。やぱさんがケルンコンサートに出会ったのは別の機会で、その後に、西宮のジャズ喫茶のパラゴンで聴かれたのですね。

パラゴン、ユニークでしたね。今検索したら、マニアックなページがありました。もう作る職人がいなくなってしまったのですね。
http://fukuroo3.com/paragon1.html
(2017.05.09 16:17:39)

Re[2]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   やぱげーの さん
丁寧なコメント恐縮です。
その頃、心を揺さぶられたのは....
キース・ジャレット と
ユーミンのひこうき雲の歓声の素晴らしさ
太田裕美のピュアな歌声
              でした
若い頃がなつかしいです
   (2017.05.09 17:36:12)

Re[3]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
やぱげーのさんありがとうございます!
ユーミン、太田裕美、なつかしいですね。
あとわたくし的には、オフコース、カーペンターズなどなどです。リアルタイムではなくて、ちょっと遅れて、はまりました。 (2017.05.09 20:24:03)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   ひこうき雲 さん
じゃくさんはいつも自然体で音楽を熱くクールに語られ、何か実りの多い豊かな人生を感じさせられます。
今回のレポートやコメントの数々は特に私の胸にもジーンと来ましたので訥々と語らせて頂きますね。

キース・ギャレットやチッコリーニ、私もハマった時期がありました。キース・ギャレットはカセットテープがあったはず!と証拠品を探しましたがこれは見つからず。チッコリーニは最近BOOK・OFFで懐かしくて購入してました。
オフコースは「Yes―No」や「ラブストーリーは突然に」等で小田和正さんにハマり、カーペンターズは中学生の頃に「スーパースター」でハマったのがきっかけで全般的に今でも好きですね。
大学生の頃はアメリカドラマの「ルーツ」でクインシー・ジョーンズにハマり「愛のコリーダ」も好きでした。
ユーミンは高3と50歳を過ぎてからと二つの時期に分かれてマイブームが訪れました。
大学生の頃から武満徹さんの音楽を聴いたり対談集を読むのも好きでしたがタルコフスキーについての貴重な対談はゾクゾクしながら読ませて頂きました!ああ、まだ武満さんが生きていらっしゃるようです。色々と追体験すると楽しいですね!
またじゃくさん邸にも寄らせて頂きますね♪ (2017.05.10 16:35:22)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ひこうき雲さんこんにちは、コメントありがとうございます!やぱさんからコメントをいただいて以来、おいでになるのをお待ちしておりました(^^)。

僕も、物入れの奥にしまってあるカセットテープの箱に、キース・ジャレットやオフコースの証拠品(^^)が今も多分あると思います。僕は中学・高校の頃はクラシックばかり聴いていました。大学生になってから、ジャレット、オフコース、カーペンターズ、ユーミンなどなど、いろいろ広がっていった感じです。オフコースは名曲多いですね、初期のシンプルな「僕の贈り物」「ワインの匂い」「秋の気配」あたりが特に好きです。ひこうき雲さんのユーミンのダブルマイブームというのはびっくりしました、本当にお好きなんですね。

武満さんの著作はちょっと僕には難しくて(^^;)、その点いろいろな方との対談集は読みやすくて、面白かったですね!1990年代、メシアンが逝って、武満さんが逝って、20世紀も終わっていくのだなぁと思ったものでした。ついこのあいだのような気がします。
(2017.05.10 18:15:53)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   ひこうき雲 さん
あぁ、月に泣いてる婆さんがここに一人居ます。
キース・ギャレットって誰やねん!!と多くの突っ込みが今頃入っている事でしょう。
正しくはキース・ジャレットです。m(__)m (2017.05.10 18:52:31)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ひこうき雲さん、ご丁寧にありがとうございます!
でもかえって気が付く方が増えてしまったかも(^^;)?

目だってしまったからには仕方ありません。

ギャギャッ、ギャレットってダレッと?

今宵は月にさめざめと涙を流すひこうき雲さんを、夜空の雲がそっと隠してくれることをお祈りいたします。
(2017.05.10 19:13:00)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   ひこうき雲 さん
じゃくさんに無理にギャグを入れて頂き申し訳ありません。こちらがヘマしている間にブログの方は前回の放送まで進んでおり、また読み応えのある記事が満載で綺麗な版画まで見せて頂きありがとうございました。
林光、間宮芳生は秋山邦晴の「日本の作曲家たち」でも取り上げられていて、キース・ジャレットのテープを探す中、一時期現代の音楽を収集した事もあったので弦楽四重奏曲やソロのチェロの曲も見つかりました。宮沢賢治の作品は作曲家にとって魅力的に感じる題材だと思います。僭越ながら過去に私も「銀河鉄道の夜」を含めて「夜想組曲」というヴァイオリンとピアノの為の曲を作った事がありました。駄作貧作愚作の極み~♪

じやくさんは大学に入ってからクラシック以外の音楽にも触れるようになられたのですね。私とは逆パターンですね。私は小学生時代にGSや歌謡曲にハマり、中学生で和製トム・ジョーンズと呼ばれていた尾崎紀世彦にハマりリサイタルにも行き尾崎さんのレパートリーにある洋楽に目覚め、ラジオの深夜放送で海外や日本の流行歌にハマりました。でも音大を受験する為に和声や対位法や作曲法やピアノ、聴音、高3の時にはコーリューブンゲンの試験科目もあった為に声楽のレッスンを受ける羽目になりキリキリ舞でした。もう高校の勉強どころではありません。大学に入ったらクラシックマニアの方々特に男子学生が嬉々として熱く音楽談義をされているのを見て、自分に足りないものが何かよくわかり、慌ててFM放送でクラシック音楽をエアチェックしたり、クラシックのレコードを買いに行ったりしてました。なので当時も今もじゃくさんのようにクラシックに強い方々には頭が上がらないのです。
取り合えずマーラーの交響曲は全部ではありませんが聴いていくようにしております。じゃくさんのブログが格好の指南書となりありがたいことです。
益々のご発展心より期待致しております。(日本語的に合ってます?) (2017.05.11 09:41:01)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ひこうき雲さんこんばんは、コメントありがとうございます、お返事遅くなりました!

>宮沢賢治の作品は作曲家にとって魅力的に感じる題材だと思います。・・・私も「銀河鉄道の夜」を含めて「夜想組曲」というヴァイオリンとピアノの為の曲を・・・

賢治の作品にはきっといろいろな作曲家が作品を寄せているんでしょうね。きらクラでいつか賢治スペシャルをやってくれたらいいと思っています。そのときはひこうき雲さんの作品を聴かせていただければと思います!

GS、歌謡曲、尾崎紀世彦、洋楽などなどにはまりながら、音大作曲科に進んだというところがすごいですね。鋭敏なマルチ・アンテナをお持ちでないとできないことと思います。

>大学に入ったらクラシックマニアの方々特に男子学生が嬉々として熱く音楽談義

音大って、面白そうなところですね!

>自分に足りないものが何かよくわかり、慌てて・・・

(^^)。でも、視野が広く既成観念にとらわれないというのは作曲するうえで逆に強みになる面も多かったのでは、と思います!なんて書いていたらオーソン・スコット・カードの「無伴奏ソナタ」を思い出しました。

>取り合えずマーラーの交響曲は全部ではありませんが聴いていくようにしております。じゃくさんのブログが格好の指南書となりありがたいことです。

ありがたいお言葉、恐縮です。世の中こだわりが強いマーラーファンの方々が大勢いて、それぞれがそれぞれにこだわりがまったく違うと思います。僕はそのこだわりの単なる一例ですので、指南書じゃなくて、信用しなんしょ、というスタンスでご覧ください(^^;)。引き続きよろしくお願いします。
(2017.05.12 00:30:19)

Re:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   ひこうき雲 さん
じゃくさん、こんばんは。まだまだ引っ張って済みません。
顔文字プラス句読点。これは非常にインパクトがありますね。
誰かにメールをする時に使わせて頂きます!
口元は無いもののアルカイックスマイルみたいですね。その後徐に「でも・・・」と続き、最終的にキリギリスみたいな人間でも肯定して頂き、ホッと安堵致しました。よく解釈して頂き過ぎで面目ないです。
因みにじゃくさんの大学でのご専門を差し障り無ければ教えて下さい。

オーソン・スコット・カード?聞いたことの無い作曲家だわと思って調べてみると短編ミステリー作家のようですね。「無伴奏ソナタ」は話題になったのですか?キャラメルボックスという劇団が演じたみたいですね。済みません、何も知らなくて図書館と近くのジュンク堂に行ってみましたが見つかりませんでした。でもいつか読んでみたいと思います。
じゃくさんは読書家ですね。ボキャブラリーが豊富な所以です。 (2017.05.12 20:26:52)

Re[1]:きらクラ!第232回 マタイ受難曲とキース・ジャレット(2017年4月16日放送分)(05/07)   じゃく3 さん
ひこうき雲さんこんばんは、引き続いてありがとうございます!

顔文字からアルカイックスマイルに思いを馳せるひこうき雲さんの格調の高さには、おそれいります。そこからさらにアルカイック→ギリシャ→キリギリスと発想の大胆な跳躍こそ、マルチ・アンテナの飛行機雲さんの真骨頂でしょう!わたくしは特に専攻と言うほどのものはなく、このまま潜航させておきたいと思います、ご理解・ご容赦をお願いいたします。

オーソン・スコット・カード、説明もなくマイナーな名前を唐突に出してしまって失礼しました。以前たまたまハヤカワSF文庫で、「無伴奏ソナタ」というタイトルの短編SF集をみかけ、タイトルが気に入って、買って読んだものです。その中に収録されていた「無伴奏ソナタ」が、強く印象に残ったのでした。これが演劇化されていたことは、僕も最近知って、この小説を好きな人が結構いるんだなと思って、びっくりするとともにうれしかったです。いささか変わった話ですが、いつか機会があったら読んでみてください。

読書家なんてとんでもないです。子供の頃はSF小説が好きでいろいろ読みふけりましたが、成長するにつれて活字離れがどんどん進行しました。それでも音楽関係の本には興味が残ってパラパラ読んだ時期が少しありましたが、この頃はその気力もなくなって、本当に読まなくなっちゃいました。今やボケブラリーだけです(^^;)。
(2017.05.13 00:16:38)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Category

Comments

高速タンギング@ Re[10]:高速タンギングさんのラジオ投稿(01/25) じゃく3さんへ クラリネットとハープが取…
じゃく3@ Re[1]:高速タンギングさんのラジオ投稿(01/25) 高速タンギングさんこんにちは。そうです…
高速タンギング@ Re:高速タンギングさんのラジオ投稿(01/25) じゃくさんおはようございます 来週月曜日…
高速タンギング@ Re[7]:高速タンギングさんのラジオ投稿(01/25) じゃく3さんへ そうです 天体の音楽の次の…
じゃく3@ Re[1]:高速タンギングさんのラジオ投稿(01/25) 高速タンギングさんおはようございます。…

Freepage List

Favorite Blog

2月のウォーキング はてなのゆりさん

「静かな場所」別館b… oyajiりゅうさん
「のり2・クラシカ… のり2さん
つれづれ浮世草 嫌好法師さん
「いーとも」のブログ いーとも3さん

Recent Posts


© Rakuten Group, Inc.