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じゃくの音楽日記帳

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きらクラ!

2020.04.29
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カテゴリ:きらクラ!
2020年3月29日、きらクラ卒業式の放送です!

○明日または今日が誕生日のサウリアンニ(?)さん:ラジオを聞く習慣がなかった私が毎週きらクラを聴くようになったのは3年前。県立の音高生になったばかりの長男を高校へ送る車中で聴き始めたのがきっかけだった。約15分の道のりだったが、月曜の朝は楽しい気持ちで過ごさせてもらった。一番笑った思い出は、まりさんたのもうで、カルメンの第一組曲が「やんぱらぱら」で出題され、答えが降りてきた瞬間の喜びと興奮と大笑いの混ざったお二人の盛り上がりシーン。あのとき、「最高すぎるだろう」と笑いながらぬくぬくと輸送されていた寝坊息子も、4月から某私立音楽大学生になる。高校卒業ときらクラの卒業の二重の寂しさを味わう春ですが、お二人の今後の新たなご活躍と、リスナーの皆さんの新しい季節が素敵なものになることをお祈りする。

ふかわさん、「聴けないのがさみしいという声ありがとうございます。ただ、いつもとは違う時間にはなるが、たとえば寝る前目を閉じて心の周波数を合わせれば、きっと聞こえて来るであろう真理さんの笑い声。ふとね、日常生活の中でよぎる瞬間がね、あると思う。」(スタジオにはすごいお便りがたくさん届いているとのことです。)

○ゆきさん:きらクラを聴き始めたのは長女を産んで育児休暇に入っているとき。赤ん坊と二人きりで過ごすなか、なかなか外出もできず、ふと思い付いてラジオを聴くようになった。クラシック音楽をユニークな切り口で紹介してくれるいろいろなコーナーと、お二人の楽しいトークに毎回とても癒された。おかげでクラシック音楽に興味を持つようになり、子どもが成長してからはCDを買ったりコンサートに出かけたり、今では大事な趣味の1つ。今回の卒業制作の朗読はとても素敵な内容、みんなに愛されたアナグマは死んでしまったけれど彼が教えてくれたことや一緒に過ごした思い出が消えることはない。きらクラが終わってしまってもここで過ごした楽しい時間、たくさんの笑いや感動は私の心にずっと残っていくでしょう。きらクラは週に一度、クラシック好きの仲間が集まるカフェのようだった。気軽に立ち寄れて、詳しい人も初心者も一緒にわいわい盛り上がれる、そんな空間だった。8年の間店を切り盛りしてくれたふかわさん真理さんそしてスタッフの皆さまに心から感謝。あのとき生まれた長女は今年の春小学生になる。去年からピアノを習い始め、少し難しい曲も弾けるようになった。

ふかわさん「思いだした。ここのスタッフは、やりますね、なかなか。この間のオンエア聴いてびっくりした。私はもう8年のね、もう言わずもがなあそこはね、ちょっとつまんでくれるかなと思ったら、しっかりと電波に乗っていた。」
真理さん「だけどみなさんには伝わっていると思います。」

○くらべすさん:とうとうこの日がやってきた。今日はきらクラ卒業式。奇しくもコロナウィルスの影響で日本全国の小中高大学でのあらゆる卒業式が直前になって中止だったり親御さんが参加禁止だったりなど、顔を合わせない形を強いられることになり悔しい思いで過ごした方々も多いことでしょう。そんな中きらクラでも、この晴れの日を、リスナー同志顔は合わせられずとも、オンエア卒業式という形で、電波を介して同じ時間と気持ちを共有していることを感じつつ、8年間をともに過ごした卒業式に私も参加する。今日はなんと卒業制作まで用意されているとのこと、これは一生の思い出になること間違いなし。そしてふかわさん、今日は泣いてもいいんですよ。私も号泣する気がしています。その方がきっと4月から晴れやかにすごせると思う。さて卒業式では定番のこの曲で、リスナー卒業生全員、ラジオの前に、入場です!
→ 團伊玖磨作曲、「祝典行進曲」(フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの演奏)で流れました。行進曲祭り、日本人作曲家祭りの流れを継いだ素晴らしい選曲による素敵なオープニングでした。

☆きらクラDONの正解は、アザラシヴィリ作曲の「無言歌」でした。

○胆石が痛いさん:実は女房はクラシックがダメだが、この番組が好きで、DONがもう最終回と知ったら絶対に応募すると息巻いた。でも出題を聞いても私も女房もわからなかったが、女房は真理さんが思わず笑ったことから検索に検索を重ね、見つけた、と喜び勇んで報告してきた。動画サイトで全体を聞いてとても感動的な曲で思わず涙が流れてきた。そのあとさらに検索を重ねたところ真理さんの演奏でCDが出ている、今度買い求めようかな。というわけでこの番組はクラシックがダメな女房にとってもとても楽しい番組だった。また何らかの形でお目にかかるのを楽しみに待っている。

○銀鱈さん:実は先週初めてお便りを差し上げこの曲をリクエストした。まさかの出題に驚き二度目のお便りで回答する。2016年2月28日の放送でゲストの山田和樹さんが選曲されたもの。チューリヒからミュンヘンへ移動する列車の中で聴き、この曲に出会った。同じ車両内には乗客もまばらで、話し相手もいなく曇り空の下に延々と続く雪をかぶった広大な田園風景。この曲が生まれたのはこんな世界だったのではないかと想像しつつ感涙しつつ車窓を見つめていた。山田和樹さん、この曲に出会えたこと心から感謝する。ふかわさん真理さんスタッフの皆さま音楽の力ラジオの力を教えていただいた番組、ありがとうございました。これからも音楽を通じて私たちに元気や感銘を届けていただければと思う。

ふかわさんがご両親と3人で真理さんのコンサートを聴きにいったとき、真理さんがドヴォルザークの協奏曲を弾いた後のアンコールでこの曲を弾いたことを、語っていました。以前の番組でもお話されてました。

○塩尻のてるさん:これもきらクラで初めて聴いて好きになった1曲。フィンジ、セブラック、モンポウ、ペルトなどもきらクラで知りCDを購入、今では私の生活で欠かせない一群となった。私たちリスナーに心に残る体験をさせていただきありがとうございました。毎週ラジオでお聴きしていたふかわさん真理さんの声が聴けないのはさみしくなる。しかし私も、会うは別れの始め、さよならだけが人生だ、を肝に銘じて、きらクラのない生活をきちんと始める。ふかわさん真理さんこだまっちスタッフの皆さんこれからのますますのご活躍を祈念して、そう最後はやっぱり、ご自愛ください、ダンケシェーン。
ふかわさん真理さん「ビテシェーン。」
ふかわさん「いつから言い出したでしょうか。世界の挨拶の歌も歌った。」

○ぴるるさん:以前放送されたときふかわさんと同じく涙腺ぐいぐいきた。そのときはチェロアンサンブルの演奏だったが、ピアノバージョンもあると言われていたので弾きたいと思い、楽譜を求めぼちぼち練習しやっと今年の発表会で弾く予定。ピアノバ―ションの演奏が聴きたいと思ってリクエストしようとしていたところ番組終了のお知らせがあり、番組企画も盛りだくさんなので諦めていた。ここにいたって最後にこの曲が注目されたのがとてもうれしい。アザラシヴィリをはじめ、ナザレ、メトネル、シャミナード、ミヨー、グラズノフなど教科書にない作曲家の素敵な曲に出会え、大変勉強になった。もう一つ気になることはステッカーの在庫整理・在庫処分はあるか?余っているなら大盤振る舞いしてほしい。

○ヴォルフガングあまがえるモーツァルトさん:私はこの曲を2017年6月の放送でリスナーさんのリクエストに応えてオンエアされたことで知った。おとうさまを看取ったばかりの心情を綴ったリスナーの方の愛情あふれるお便りが読まれたあとにこの曲がオンエアされた。この曲を聴き終えたあと、まわりの風景や近くで遊んでいる私の一人娘がそれまでと違って見えるほど、深く印象に残ったのを今でもよく覚えている。それは私にとって、リスナーの方のお便りと音楽の力によって、何かを大切に思うとはどういうことか、というこれから一生をかけて考えていかなければならないことについて学んだ瞬間だったように思う。お便りの内容や曲について何も論評せず、「ではお聴きいただきます。」と簡潔にお話されたふかわさんの、何も言わないことで示す大きなやさしさと心配りも忘れることはできない。初めて真理さんの生演奏を見に行った日に演奏された曲でもあったから、きらクラを通して私が出会ったり知ったことを1曲で象徴するような、「きらクラ私の1曲」というような曲をもし選ぶとすれば、私の1曲は間違いなくこの曲。ふかわさん真理さんをはじめとする番組の制作に携わったスタッフの皆さま、それからふかわさんと真理さんを真ん中にして集まったラジオの向こう側にいらっしゃるリスナーの皆さまから私は本当にいろいろなことを教えていただいた。それは私にとってこれからも大切にしたい宝物になっている。

ふかわさん「こうやってほめてくれますけどね、何も知らないだけですから。」
真理さん「そんなことない。そんなことない。大きなやさしさです。」

○1996さん:忘れもしない平成17年の6月、父を看取って10日目に発作的にリクエストして採用された。実はそのときの録音があるにもかかわらず、一度も聴き返すことができずにいる。山田和樹さんに教えていただいたこの曲は私の生涯の1曲になった。その頃はCDを探すのも大変だったが、きらクラのおかげで今は真理さんのチェロ演奏のCDを聴けるまでになった。私は亡き父に会いたいときにこの曲を聴き、必ず泣く。今や泣きたくなったときに聴くといってもいいほど。これからはきらクラロスをどうやって埋めればいいのか。この番組は本当にふかわさんと真理さんでなくてはならなかったと心から思う。夜半亭あぶらーむしさんや楓よりイ長調さん、あまがえるモーツァルトさんなど、お会いしたこともないのにお友達のような気持ちで過ごしてきたこの8年間、本当に本当にありがとうございました。きらクラリスナーの皆さまこれからもご健康でお幸せでありますようにお祈りしている。

ニアピンがありました。
○オペラのパパさん:あれっ、今日のきらクラDONは長くない?でもなんだっけ、とつぶやきながら考えていると、「白鳥でしょ」と4月から高校生になる長男がぶっきら棒に言い放った。1/4サイズにしがみつきながらチェロを始め、このきらクラのお姉さんもチェロを弾いているんだよ、いつか白鳥を弾けるようになるといいなぁと言っていた息子が、今ではフルサイズのチェロを担いで友達とのアンサンブルに出かける姿を見ると、きらクラと一緒に成長してきたなぁと感じて熱いものがこみあげて来る。そんな我が家では、半年ぼど前に生まれた4人目の弟を、3人の兄と姉が囲み、四重奏最後の砦であるヴィオラ奏者にすべく不穏な計画を練っている模様。またお会いできる日を楽しみにしている。(見事にニアピンステッカーをゲットしました。)

○たーたんさん:ホームページのきらクラDONの過去のデータを集計した。最終回のアザラシヴィリを除き、全342回で計346曲が出題され、作曲家は丁度100人登場。うち46人は一度のみで、登場10回以上は6人で、最多は25回のモーツァルト、以下ベートーヴェン21回、チャイコフスキー20回、ショパン14回、バッハとドビュッシー12回。この6人で3割を占める。

○きらクラDON当選者=長女はホルン次女はクラさん:きらクラで出会い最高の1曲となり、最後にリクエストするならこの曲だと思っていた。山田和樹さんがゲストで出演されたときに「この曲を世に広めたい」とリクエストされて初めて流れた。そのときももちろんいい曲だと思ったが、再びリクエストで流れた時にあとからあとから涙があふれてきた。やさしさが畳みかけてきて、チェロの音色が心に深く深く入っていく感じだった。私はこの曲をどうしても手元においていたいと思い、生まれて初めてクラシックCDを購入した。ふかわさんと真理さんはクラシックという大きな門を開けてくれ、そして中においでと手招きをしてくださったのだと、心から感謝している。これからのお二方のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。

そしてアザラシヴィリの無言歌が、サンクトペテルブルク・チェロ・アンサンブルの演奏で流れました。

○せろりんさん:暇な日曜日の午後、たまたまラジオをつけたらお笑い番組をやっていた。聴きながらごろごろしていたが、あれ、お笑い番組じゃない、クラシック番組じゃん、まぁいいかー、と聴き始めてから日曜午後の習慣になった。何度かメッセージを送り、きらクラDONのステッカーも2種類もらった、封筒とともに宝物。最後のラジオネーム読み上げのとき、消えそうになりながら呼ばれたこともあった。この番組でお気に入りのクラシックも何曲か見つけた。知らない曲がなんと多いことかと知らされた。この世の中にクラシック音楽なるものが何曲存在するのでしょうか。しばらくきらクラロスになりそう。来週から番組名が変わるだけだよー、というサプライズなんてないですよね。特番でもいいのできらクラしてほしいなぁ、待ってまーす。ではその日まで、お元気で。

○いつも生きていてくれてありがとうさん:以前BGM選手権のお題の願いを送り、今回の卒業制作でかなえていただいた。まさかこんな形で願いをかなえてくださるとは夢のよう。前回の放送で「アナグマは」、と朗読が始まった瞬間、娘と私は驚いて顔を見合わせた。びっくりして口をポカンと開けたまま喜んだ目でラジオを聴く9歳の娘の様子は、もしもネットにアップしたら結構な再生回数になったかもしれない。皆さまに改めてお礼を伝えたい。ふかわさん真理さん番組スタッフのみなさんはもちろんのこと、代役で見事に司会をつとめあげられた皆さん、また聴きごたえのあるプロフェッショナルなお話をしてくださったゲストの皆さまに深く感謝。最後に忘れずにお礼を伝えたい方々、それはリスナーの皆さま。各コーナーで紹介されるお便りで、自分もここ好きだなとか自分と同じニアピンだぁなんて言って一緒に参加している気分になった。また喜びのメッセージには微笑み、味わいのある話には感銘を受け、冗談のようにおかしい経験には外で聴いているのに我慢できずににやりとさせられたり、そしてときには涙があふれてしまうこともあった。音楽の知識を得るだけでなく日常にある素敵なドラマにも数多く気づかせていただいた。窓から見える桜が静かに花びらを散らせている。8年もの間咲き続けてくれたきらクラの、キラキラと花びらを舞い踊らせる姿も美しい。春風に乗って私たちのところにもちゃんと届いている。きらクラみんな大好きでした。

○もふもふうさぎのリボン君さん:実はずっと気になっていたことがある。第1回の放送の最後の方で、ふかわさんが「日曜日、今日はあいつが ベートーヴェン」と詠まれたのを覚えていらっしゃるでしょうか?この句がずっと頭に引っかかっていて、当時どういう意味を込めてこの歌を詠まれたのか、また最終回を迎えるにあたって今ならどいう歌を詠まれるのかお聞かせいただけるとうれしい。

ふかわさんは全く身に覚えがないと。そこで第1回(2012年4月8日)の放送のクラシック川柳の部分が流れました。
「日曜の 午後はあなたが ベートーヴェン」。真理さんの反応は「うーん」と今一つでした(^^)。

ふかわさん照れて「こんな厄介な男性と良く8年もお相手してくれましたね。しかも第1回でしょ。でも多分、私なりに頑張っていたのだと思う。初対面で、自分が頑張んなきゃ頑張んなきゃみたいな。」
真理さん「(この歌の)真意は、わからないところがまたいいですね。」

○愚直に投稿さん:日曜の午後をキラキラと8年も楽しませてくれたきらクラ、その歴史に登場された数々のきらびやかなゲストの方々、スタジオでふかわさんや真理さんの代わりにMCをつとめた方や、文字通りゲストとしてお見えいろいろなエピソードや思いを披露してくださったり生演奏をしてくださった方々、そうそう公爵という身分の高い方も来てくださった。公開収録では無茶ぶりするふかわさんの要望や、ハプニングがあってもさらっとこなしてしまう方々、不慣れな演技に挑戦された方々など、数えてみるとなんと78人もの方々が登場された。こういうゲストの方々にも心からお礼の気持ちをお伝えいただきたい。

☆ここで三浦友理枝さんからサプライズのコメント:大好きだったきらクラが今週で終わってしまうなんて本当にまだまだ信じられない。が、ふかわさんも真理ちゃんもスタッフの皆さんも、本当に、8年という長きにわたりお疲れさまでした。真理ちゃんはソリストとしてそもそも忙しく活動していたわけですけれど、さらにこの毎週のラジオに出演し、しかも近年どんどんアナウンサーのような滑舌に進化していてびっくり。そして二人お子さんを産んで育てて、さらにさらにオケのソロチェロという重役まで担うという。もう私から見るとこの生活は体一つではとても足りないんじゃないかと思うし、精神面でも大変なことってきっといっぱいあるんじゃないかなと思う。でも子供が生まれたあたりからやっぱり真理ちゃんのチェロの音色がすごく変わって、さらに艶やかにホールにすごく響き渡ってるのを聴いたときに、あぁお母さんになって度胸や覚悟が一層強くなって音楽にも現れてるんだなって思った。そんな人としての芯の強さ、ぶれなさを私はずっと尊敬している。ふかわさんにも、特に2回目の代役MCのときには大変助けていただいた。私にはもう思い付かないような言葉のチョイスのセンスお持ちなので、良く知っている曲でも新しい一面が発見できることも多々あった。またリスナーの皆さんにも曲をいろいろとご紹介していただけたのも嬉しかった。本当に素晴らしい経験をさせてくれたきらクラには感謝の気持ちでいっぱい。終わってしまうのはさみしいですが、またいつかどこかのコンサートやラジオで皆さんとお会いできるのを楽しみにしている。

真理さん「うれしい~友理枝ちゃんから、いやぁ全然知らなかった。何より公私ともに仲良くしている友達なので。この番組に来てくれた時も、多分まだ初年度の、私がずっと緊張しているときに、友理枝ちゃんとたまきちゃん(川久保賜紀さん)が来てくれて、化けの皮がはがれたねみたいなことをふかわさんに言われた。あのあたりから自分というものの何かが壊れたと思う。」

○ここで公開収録での演奏から、中村八大・作曲、上柴はじめ・編曲、「上を向いて歩こう」、上原彩子(ピアノ)、池松宏(コントラバス)、篠崎和子(ハープ)、遠藤真理(チェロ)、ふかわりょう(リコーダー&ウィンドチャイム)が流れました。(2016年9月11日新潟県長岡市での公開収録)

○(ジョン・ラターの「ルック・アット・ワールド」がバックに流れながら)京都のアーガイルさん:(番組終了が)残念で腑に落ちない心と、忙しすぎるふかわさんに少しお休み・充電していただきたい気持ちが葛藤している。これまで沢山の素晴らしい曲に出会えてクラシックがものすごく身近になった。これもきらクラマジックのおかげ。また多くのゲストの方々の珍しいお話も聞かせていただいて本当にありがたかった。最後の最後のリクエスト、今世界が大変な状況にあるので、早く感染が収束して世界中の人が完治され、すべての人々が心から平安を得られるための祈りを込めてジョン・ラターの「ルック・アット・ザ・ワールド」をリクエスト。ふかわさん真理さんこれからもメディアを通して明るい風を日本に世界に。ずっとずっと応援している。どうぞご自愛しつつご無理なく頑張ってください。

○(引き続き同じ曲が流れながら)みさみささん:何気なく聴き始めたきらクラですが、福岡県春日市での公開収録に参加したりご自愛ステッカーをもらったり、いつの間にかきらクラ沼にはまっていた。私が一番印象に残っているのは、ジョン・ラターの「ルック・アット・ザ・ワールド」。リクエストされた方のお話で、遠距離通学なのでしょうか電車の中でちょっと疲れた感じの男の子に向けられるこの方の温かい眼差しが感じられ、エールを送るのにぴったりだと思った。今何かと騒がしい世の中だが、世界中の人々の未来がこの曲のように輝かしいものであることを願っている。ふかわさん真理さんの今度のご活躍をお祈りする。

○(モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスがバックに流れながら)天使の歌声が1オクターブ下がったハチベエさん:小学5年生のときに初投稿が放送された。そのときは合唱団で天使の歌声の先輩たちから指導を受けていたので、「天使の歌声修行中のハチベエ」というラジオネームにした。アイネ・クライネ・ナハトムジーク大太鼓付きを希望、でも太鼓なしでも可という変なリクエストを採用してもらったが、放送されたのはやっぱり普通の演奏だった。その5年ほど後に少年少女合唱団を卒団した頃、きらクラDONに一番の思い出の合唱曲アヴェ・ヴェルム・コルプスが出題されたので回答を投稿した。なかなか読まれなくてダメかなと思ったが最後に紹介されてクリアファイルをもらって大喜びしたのがきらクラ最高の思い出。今はクラスでも一番背が高くなり、声は1オクターブ以上低くなった。ご無沙汰合唱団が復活したら、天使の渋い低音で参加したい。最後に思い出のアヴェ・ヴェルム・コルプスをリクエストする。

○(リンケ作曲「ベルリンの風」バックに 流れながら)仙台のまりさん:北海道に暮らす母、千葉に暮らす姉との共通の大好きな番組で、ラジオを聞きながらお互いの事を思う大切な時間でもあった。特にベテランラジオリスナー及び初回からのきらクラ愛好家の母の落胆は気にかかるものがあり、母のために曲をリクエストする、「ベルリンの風」。ドイツ在住の折、母と行ったベルリンフィルのヴァルトビューネコンサート、クラシック大好きな母が私の出産のためにドイツに駆けつけてくれた記念にと、臨月のお腹を抱えて行った忘れられない思い出。今年80歳になる母へのプレゼントに、そして真理さんふかわさんに今後も素敵な風が吹きますようお祈り、リクエストする。心癒される素敵な時間をありがとうございました。

○(引き続き同じ曲が流れながら)ベルリンのちずるのムターさん:なくてはならない生活の一部がきらクラだった。1歳8ヵ月の娘はふかわさんの「トンブリの唄」が大好きでいつも踊り、「まりさんたのもう」も、「たものーー」と真似て大興奮。最後にこの番組で出会わせていただいた大好きな曲のひとつ、リンケ作曲ベルリンの風をリクエストする。遠くベルリンからふかわさん真理さんこだまっちさんスタッフの皆さんのますますのご活躍、そしてこの番組のリスナーの皆さんの御健康をお祈りするとともに、皆さまとの出会いに感謝する。きらクラはずっと心に生き続けます。きらクラ大好きです。

○山好きかっちゃんさん:パッサカリアの道という名前のついた道があるのをご存じでしょうか。おそらくどの地図にも掲載されてはいない、しかし確かにそれはある。2019年6月10日の朝、前日の本放送を聴き逃しているのでスマホに取り込んであるきらクラ美作公開録音を楽しみに聴きながら鞍掛山の道を登った。木々の新緑は朝日に輝き木漏れ日がその道に彩を添えている。ヴァイオリン松田里奈、チェロ遠藤真理によるヘンデル作曲ハルボルセン編曲のパッサカリアの生演奏が流れてきた。その第一音が響いた瞬間から私の心はパッサカリアの世界に引き込まれてしまった。私を囲んでいる木漏れ日が、パッサカリアとともに踊り始めた。演奏が終わったとき私はうっすらと涙をたたえ、美作公録会場の人たちと一緒に拍手をした。それ以来私はその道をパッサカリアの道と呼ぶようになった。夏に秋に冬に春に、パッサカリアの道は私に慰めや励ましを与えてくれる。鞍掛山の頂上から見る岩手山はなかなかの存在感がある。近くには有名な酪農農場があり、牛や羊たちがふかわさんたちを呼んでいるよう。盛岡でのきらクラ公開収録は残念ながらなかったが、楽しい番組を本当にありがとうございました。番組制作スタッフの皆さん、番組卒業記念旅行に鞍掛山登山はいかがですか、きらクラ由来のパッサカリアの道にご案内いたしましょう。あのときのパッサカリアをお聴かせいただければ幸いです。
→ 美作公開収録のライブ録音でパッサカリアが流れました。

○ピアノ落第生さん:もう一度聴きたいそらみみクラシック、バーンスタインのウエストサイド物語の「あんたがやった」、放送後自宅のレコードを聞いてみたが、きらクラでかかった音源以外には聴こえてこないので、あらためて聴きたい。
→「あーんたがやったー?」がかかりました。

○コントラバス好きさん:そらみみクラシックでボーイソプラノで「いまへん」と聴こえる曲がタイトル忘れましたがツボだった。あと忘れがたいのが、ギタリストの鈴木大介さんが真理さんと演奏したリベルタンゴ。良く聴く曲だがあんなに手に汗を握った演奏は初めてだった。チェロとギターが激しく戦っているようで、ソフトな印象のある真理さんの演奏家としての熱い一面を感じた回でもあった。鈴木さんは真理さんの産休のときにゲスト出演されたこともあったが、きまクラ時代よりリラックスした感じでふかわさんとの男性二人のトークも良かった。もっと来ていただきたかったな。
→ バッハのカンタータ第52番「偽りの世よ、われ汝に頼らず」からアリア、「いまへん」が流れました。前奏を待つ長さがなんとも楽しく、初回放送時にふかわさんが、「広い家の中をあちこちの部屋のドアをあけてみたりして、どこにもいなくて、“いまへんでした”と報告するみたい」と絶妙なコメントを発していましたっけ。確かその翌週の放送の際には「一体だれがいないのか気になる」というリスナーさんの投稿も読まれました。これワタクシもすごくはまってしまい、以前ブログ記事「いまへんのは誰か」を書きました。今になっても、いろいろ想像するとアシモフの銀河帝国の興亡を読むようなスリル感があります(^^)。

○ここで岡山県美作市の公開収録から、岡野貞一・作曲、林そよか・編曲の「桃太郎」が流れました。松田理奈(バイオリン&雉)、ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット(サクソフォン四重奏&猿)、米津真浩(ピアノ)、遠藤真理(チェロ&犬)、ふかわりょう&リスナー小林さん(特別出演)。音だけでも楽しさがすごく伝わってくるパフォーマンスでした。(2019年6月岡山県美作市・美作文化センターでの公開収録)

☆三舩優子さんからコメント:8年間のきらクラ、本当に偉業だと思う。クラシックファンの方にもそうでない方にも本当に幅広く、この番組を通じてクラシックの素晴らしさ楽しさを伝えていただいて、全国にファンが沢山いるのをコンサートを通じて実感している。ゲストに出させていただき、そして光栄なことに真理ちゃんが産休のときに代打をつとめさせていただき、とても楽しい思い出がいっぱいある。ふかわさんとはピアノの個人レッスンをはじめ、連弾もさせていただき、先生なんて呼ばれてしまっているが先生なんてとんでもない。本当にまじめで良く勉強されていて沢山の曲をご存じで、ピアノをどれだけおうちで練習されているのかなと毎回驚かされる。ここ近年はコンサートもやっている、今後もコンサートを通じてお付き合いいただけたらと思っている。真理ちゃんも、トリオをやったり全員で歌も含めて演奏したり、ママもしながら、オケもやりながら、この番組もしながら、コンサートもしながらと、ほんとにスーパーレディで、10年後20年後どんな素晴らしい大家になられるんじゃないかと思って、その頃私もまだいれば是非一緒に演奏したいと思い、楽しみにしている。きらクラは終わってしまうがこれからもさらに第二章、第三章と、いろいろと音楽人生、自分の人生も続いて行くと思う。ファンの方々はきっと永遠だと思うので、コンサート会場でとかいろいろなところを通じて交流されていって、このきらクラという番組が永遠に残っていくことを信じている。今後もいろいろな形でまたご一緒できたらいいなと思いますが、ひとまずは本当にお疲れさまでした。

○ここでフィンジ作曲「エクローグ」が流れました。きらクラを象徴する曲の1つですね。僕も本当に好きな曲で、BGM選手権に3回投稿して3回ボツになったのも大切な思い出です。

☆BGM選手権:卒業制作 スーザン・バーレイ作、小川仁央訳 絵本「わすれられない おくりもの」

第1ブロック 年老いたアナグマ:ブレイン作曲、「外洋へ向かって」 (さとたかさん)
このわすれられないおくりものに込められた想いを貫くエピローグ的なBGMを選んでみました。ホルンの牧歌的な旋律はやさしく温かく、友達を包み込むアナグマに重なります。いずれ私が死ぬとき、家族や友人がどんな風に私のことを思いだしてくれるか、どんなことで語りあってくれるのか、温かな思い出として語ってもらえるような一生を送りたいものです。最後に私にとってきらクラは、まさにわすれられないおくりものです。

第2ブロック 夢:セヴラック作曲、「休暇の日々から第1集」より「ロマンチックなワルツ」、リリー・ラスキーヌのハープによる演奏 (街角のヴィオラ弾きさん)
夢のシーンにとってもに似合う素敵な音楽を見つけました。原曲はピアノ曲ですが、リリー・ラスキーヌさんがハープで演奏したものがあり、これがもう夢の中で走るアナグマ君の軽やかな足取り、ふわっと宙に浮く感じに、びっくりするほどぴったりします。

第3ブロック トンネルの向こうに行ったアナグマ:ピアソラ作曲「tanti anni prima」、ギドン・クレーメル(Vn)、オレグ・マイセンベルク(P)による演奏 (越前86.2Kgさん)
曲を選びながら、つい番組との別れを思い、涙が止まりませんでした。この卒業作品、ずっと心に残ると思います。素晴らしい番組をありがとうございました。

第4ブロック もぐらの切り紙:ヨハン・シュトラウスI世作曲「アンネン・ポルカ」(ひこうき雲さん)
切り紙を楽しんでいるもぐらには、陽気でユーモラスなポルカの曲想がぴったりなのでこれに決めました。本当に長い間お疲れさまでした。素敵な番組に出会えて幸せでした。← ひこうき雲さんおめでとうございます!

第5ブロック かえるのスケート:ベルリオーズ作曲、交響曲「イタリアのハロルド」から第三楽章冒頭のオーボエソロ部分(ジャック天野さん)← ジャック天野さんおめでとうございます!

第6ブロック きつねのネクタイ:ポルディーニ作曲、「踊る人形」(雷蔵さん)
きつねがやさしいアナグマのアドバイスでくるくるきゅっとネクタイを上手に結べるようになるところ、踊る人形というこの曲の優雅さ軽快さが良く合うと思います。最後に皆さん本当にお疲れさま、ありがとうございました。時節がらどうぞご自愛くださいませ。

第7ブロック うさぎの奥さんの料理:スクリャービン作曲、ピアノ協奏曲から第2楽章、ピアノ独奏直前のクラリネットの部分から(マヌル猫さん)
うさぎの奥さんの心情はピアノの音で表現してみました。第1回放送から聴かせていただき、とうとう8年後に最終回を迎えてしまいました。きらクラほど毎週の番組を心待ちにするFM放送はありません。ふかわさん真理さんこだまっちそしてスタッフの皆さん、8年間素敵な放送・公開収録ありがとうございました。これからの皆さまのますますのご活躍を祈念いたします。どうぞご自愛ください。

第8ブロック 春の日に:ピーター・ウォーロック作曲、「カプリオール組曲」から 第5曲「ピエ・アン・レール」(ひまわリストさん)
体はなくなってもアナグマの心は続くように、放送は終わってもきらクラはみんなの心の中に続いて行く、そういう想いをこめて選びました。あっという間の8年間、本当に素晴らしい番組をありがとうございました。

ふかわさん「みんなで作ったわすれられないおくりもの、お聴きください。」




ふかわさん「いや~素晴らしかったですね。」
真理さん「素晴らしかったですね~。やさしさと、あたたかさと、あの~、はい、言葉にできないものがたくさん詰まっていて、思い出深い曲も沢山ありました。」
ふかわさん、「沢山の投稿、そして、やはりね、うーん、こう、あの~、本当に、皆で作った卒業制作ということを実感しました。そして、改めて触れなくてはいけないと思うんですけど、音楽監督こだまっち、本当にありがとうございました。」

○ふかわりょう・作詞作曲、上柴はじめ・編曲、「WALTZ IN AUGUST」、臼木あい(ソプラノ)、亀井良信(クラリネット)、遠藤真理(チェロ)、ふかわりょう(ピアノ)が流れました。(2014年10月放送、NHKふれあいホールでの公開収録。)沁みました。

○しらさん:3月はグッドバイの季節。齢のせいか涙腺が弱くなってしまい、リスナーの方々の8年間のご家族の成長を綴ったお便りに涙、好きな曲がかかっては涙、お二人の静かな美しい演奏に涙、いつもの笑い声に涙、ふかわさんの涙にまた涙、そんな3月でした。毎週日曜日はアマチュア吹奏楽団の練習に参加し、移動の合間などで聴くきらクラは本当に至福のひとときだった。先週のBGM選手権祭りでは、懐かしい珠玉の名作を聴いていると、そのときの景色や空気や、当時練習していた曲まで蘇ってきて、音楽の記憶の深さを感じた。きっとこの先、グラズノフのワルツを聴くたび、さっき練習してきた同じくグラズノフの秋と、秋ならぬこの満開の桜の景色を思い出すのだろうなぁ、あまり情報社会に参加しておらず狭い世界で生活しているが、きらクラで思いがけず同じ空気を吸ってきた人たちや、だよねーと共感できる沢山の見えない仲間に出会えた。ふかわさん真理さんスタッフの皆さま、そして寅さんの冒頭2秒に反応してしまう沢山の同志の皆さま、またお会いできるのを楽しみにしている。どうぞご自愛ください。

○ふかわさん「さて、我々、毎週かけたい曲をかけてきましたが、我々の思っているすべてのことを、この1曲にこめました。」エルガー作曲、「愛のあいさつ(ありがとう、きらクラ!バージョン)」 、遠藤真理(チェロ)、ふかわりょう(ピアノ)が流れました。

ふかわさん、「本当に楽しい8年間でした。」
真理さん「思い返すと本当にあっという間だったのに、そこの8年間というのは中身が本当に濃くて、貴重な時間でしたね。」
ふかわさん「お便りの中にもありましたが、沢山の愛が集まる場所でした。」
真理さん「本当に温かな、いろいろな人の想いをいつも拝読して、共感して、ふかわさんの言葉に笑ったり、はい、楽しい時間でしたね。」
ふかわさん「音楽への愛、クラシックの愛、家族愛、兄弟愛、自然に対する目線、いろんな想いがこちらに届いて、それが電波に乗って皆さんのところに伝わるという、本当に素敵な番組、みんなで作るハーモニーを、そのそれぞれの音を我々が参加できた、みんなで作る音に参加できたということ、本当に貴重な経験だと思っております。」
真理さん「なによりふかわさんのリーダーシップがほんとに頼もしくて、あたたかくて、やさしさに満ちていて、」
ふかわさん「師匠もすごいですから、本当に。ちげーねーわいぜんですよ。ということで、あらためて本当に、8年間ありがとうございました。」

☆最後のラジネコール:いずみちんさん、また会う日までさん、さとまんさん、ひぽさん、きらクラ感謝さん、もーつぁるこさん、メーメー森の子やぎさん、オシャンティーママさん、きゃべつっこ千切りびっちさん、雪の子ラベンダーさん、ノックオンさん、なおさん、チョコのパパさん、フルヴェンさん、ちよままさん、耳ふさコアラさん、コンスタンツェさん、猫好きなショパンさん、犬とおんきゅうさん、りょうきちさん、さだやんさん、アネモネさん、まりへい師匠の応援団長さん、飯より音楽が好き人間さん、アルビレオさん、あべひろみちさん、きらクラに元気をもらっていた二児の母さん、番組終了を惜しむ愛知ののりじいさん、おかひじきさん、おかっぱボブスレーさん、フーマンさんと同い齢さん、ル・バルさん、ねえねえのママさん、まきウサギさん、雪の尾根のかもしかさん、アクアマリンさん、ブルーフォックスさん、チャチャイコフスキーさん、たくさんありがとうさん、トランペット吹きの週休三日制さん、夜の女王様さん、やっぱりピアノはいいよねさん、いつも心に音楽をさん、1ペンスさん、きときとかあちゃんさん、アナグマになれないおいぼれさん、エスプレッソさん、ジャクリーヌ3世さん(ワタクシです(^^))、なんだかんだバンダさん、エメラルドさん、弘前のマーラーさん、謎めーてるさん、こずりんさん、幼馴染夫婦さん、にゃんこのあくびさん・・・・

-----------------------------------------------------------------------
○感銘深いきらクラオンエア卒業式の記録は以上のとおりです。
これで終わった方が良いかもしれませんが、卒業式に参加した自分の気持ちを、蛇足ながらちょこっと書いて、この記事の筆を置きたいと思います。

ふかわさん真理さんこだまっちさん、8年の長きにわたり素敵な番組をありがとうございました。リスナーの参加がこれほど盛り上がるクラシックの番組というのは唯一無二です。自分を含めて、初めてラジオ番組に投稿するようになったリスナーは数えきれないことでしょう。

ふかわさんの感性は繊細で、子供のようにピュアですね。そのふかわさんのお相手をさらりと勤めあげ、ふかわさんのご成長を育んできた真理さんの、大らかで豊かな母性愛は、偉大です。数々の名企画を実現・運営されたこだまっちさんのご尽力にも心から敬服いたします。

最後のBGM選手権のお題で、私たちに届けてくださったメッセージを忘れません。アナグマの体が無くなっても心は続くように、きらクラの放送は終わっても、きらクラは私たちの心にいつまでもずっと息づいていることでしょう。

きらクラを、作った人、聴いた人、みなに幸あれ!






Last updated  2020.04.30 16:02:35
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2020.04.21
カテゴリ:きらクラ!
3月22日は、きらクラ滑り込み企画第3弾、BGM選手権祭りでした。思い出に残る名BGMが沢山流れました。
なおこの記事作成にあたっては、ブロ友BWV1000番さんの貴重な記録「BGM選手権の全記録」を参考にさせていただき、第何回の選手権だったとか、投稿者名など、放送されなかった情報等を適宜追加しました。あつく御礼申し上げます。

○最初に読まれたのは、前回のBGM選手権「檸檬」に関する、あいここさんのお便りでした。高校で檸檬を教えていた時のことを思いだした。35歳の春、結婚を機に退職、県外への引っ越し、妊娠・出産など、異郷の地での暮らしになかなかなじめず、1日の大半を自宅で過ごす毎日、ふかわさんのユーモアや豊かな感性にあふれた言葉に感心する日々だった。

○へちますりか(?)さん、カプースチン作曲「8つの演奏会用エチュード 」から第6曲「パストラール」。数年前BGM選手権で一瞬流れた曲に心打たれた。軽やかな音符が舞っていて、ピアノを鳴らず楽しさにあふれていて、自分でも弾きたくなった。それから早くも数年、譜読みが難航しているが、今年の12月の発表会には完成予定。(この曲は2015年10月11日放送の第79回BGM選手権、山之口貘の「存在」で採用されました。このときのベストはサティでした。今回は音楽のみでかかりました。)

☆きらクラDONの正解は、ネッケ作曲「クシコス・ポスト」でした。今年生誕170周年だそうです。
○いちにーはちのくろさん、短調なのにこんなにわくわくする曲は珍しい。
○らぴにすきーさん、徒競走が苦手だった。小学生時代のせつない思い出がよみがえる。

ふかわさん「はだしで校庭を駆け抜けていた。あの頃に人生の大半の歓声を浴びてしまった。それからはそんなに浴びていない。」

○くまさんごうさん、朝にラジオを聴いてなんとか鼻歌にして、夕方妻に鼻歌を聴かせたら「それ天国と地獄だよ」と即答、喜んでYoutubeで調べたらなんと違う曲、それどころか元の鼻歌も思いだせなくなり、「なんで中途半端な不正解教えるんだよ」と妻に理不尽な文句を言ったら、「運動会っぽいから運動会の曲で検索してみればいいでしょ」と怒られ、ひと悶着ありながらようやく鼻歌にたどり着いた。

○りっちゃんさん(9歳)、いつも学校に行く前に朝ご飯を食べながら聴いている。曲にあわせて体が動くので母に速く食べてしまいなさいと良く怒られる。ヴァイオリンとピアノを習っている。きらクラのお兄さんとお姉さんの笑い声を聞くと元気になる。ふかわさん「お姉さんとおじさん」、真理さん「私もおばさんです」。
ふかわさん「子供のころってなかなか食べられないときがある。」真理さん「今となっては思い出せないが、子どもを見ていると自分もこうだったのかなと思う。」

○みちのくのアリアーガさん、走るのが大の苦手で、たいていビリだったが、小学校6年生のとき5人で走って奇跡的に二位だった。60歳となった今もそのときのことは忘れられない。

○ティンふかわじまさん、残り僅かな放送、線香花火の落ちる寸前のきれいなほとばしりのようで綺麗ではかなく思っている。ふかわさんと同世代で、ふかわさんが時々発言するオジサマ発言、たとえば桜でなく銀杏の良さがわかってきた、などにいつも共感しながら過ごしてきた。ブラームスの交響曲第1番とならび定期的発作的に聴きたくなる曲。競馬を見るのも好きで、競走馬にクシコスポストという名の馬がいて、ひいき目に応援していた。この馬の誕生日は3月22日!まさかここと出題をかけているのだろうか、こだまっち仕込み過ぎ。

○ソプラノチャッピーさん、その昔長男が初めてのピアノの発表会で拙い指使い、覚束ないリズムで必死に最後まで弾き終えたことをイントロの一音でぶわっと思いだした。これからもこうやって音楽と言うのは思い出とセットで流れ続けて行くのでしょう。

☆ここでヴァイオリンとハープによる宮城道雄の「春の海」(クレーメルと吉野直子のCDの演奏でしょうか?)のBGMに導かれてふかわさんが「BGM選手権祭り」を宣言。この「春の海」は、確か新春のBGM選手権スペシャルのときに何度か使われたかと思います。(余談ですがBGM選手権のジングルは、開始当初は弦のピチカートみたいな素朴でほのぼのとした音楽でした。これがその後、いかにも決戦開始を告げるような、気分を高揚させる現行のジングルに代わったわけです。最後に昔のBGMジングルがもう一度聴きたいと思ってリクエストのお便りを出しましたが、不採用でした。)ここからリスナーさんの「もう一度聴きたいBGM」が次々に紹介されました。

○1日遅れさんのリクエスト:第1回BGM選手権、ふかわりょう「風とマシュマロの国」から灯台の一節、ベストのラフマニノフ作曲、パガニーニの主題による狂詩曲から第18変奏(ふじわらしょうたろうさん)。真理さん「懐かしく~、今もう思い出に浸っていた。」ふかわさん「やばい今日涙腺持つかな」。僕は、この頃はいつも聴くリスナーではありませんでしたが、たまたま幸運にもこの第1回は聴きました。本当に懐かしいです。(なおふかわりょうさんのお題は、風とマシュマロの国から灯台、オーロラ、羊、静寂、の4つと、LET’S DANCE、どんぶりの唄の計6回ありました。)

○たまきちさんのリクエスト:第3回BGM選手権、ふかわりょう「風とマシュマロの国」から羊の一節、ベストのアンダーソンの「プリンク・プランク・プルンク」(消しゴムはんこさん)

○あさひさん、きらクラが始まる3日前に生まれた息子も今年の4月から小学2年生。リクエストは第40回BGM選手権、高村光太郎の「冬の詩」、ベストのベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番から第二楽章(からさわとよみちさん)。このBGMには、はっちさんからもリクエストがあったそうです。ふかわさんがおかわりした数少ない作品の1つということです。(BGM選手権で高村光太郎のお題は、道程、冬の詩、深夜の雪、雨にうたるるカテドラルの全4回が出題されました。)

○まつもとあさえさん、リクエスト:第113回BGM選手権「算数の問題」、ベストのカバレフスキーの組曲「道化師」から「ギャロップ」(ピアノンさん)。出がらし太郎さん、親子リスナーさんからもリクエストがあったということです。個人的にはこのお題に触発されて、算数の無限の世界に引き込まれそうになって危うく脱出した思い出深いお題です。(第113回BGM選手権「算数の問題」本記事おまけ記事おまけのおまけ記事おまけのおまけのおまけ記事

○しきじいさんのリクエスト:第39回BGM選手権(第2回BGM選手権スペシャル)の最初のお題、吉川英治「宮本武蔵」のベスト、ホルストの組曲「惑星」から「火星(戦争の神)」、(アクラ&ブリスカさん)。真理さん「ふかわさんちょっと笑いながら朗読してませんでした?」

○ここで第1回BGM選手権で採用された曲の1つとして、フィンジ作曲「5つのバガテル」から第2曲「ロマンス」(しまだこさん)が、マイケル・コリンズのクラリネットで音楽だけで全曲かかりました。これがきらクラにフィンジが初登場したときで、僕は深く印象に残っています。このあとしばらくたってからエクローグがかかり、さらにロマンスもかかり、きらクラに重要な作曲家の一人となったフィンジでした。ふかわさん、「この番組で、フィンジとの出会いって、かなり大きなものとして、残っております。」

☆ここから番組セレクションで五つのBGMが流れました。
1)グルメなBGM選手権が、秋刀魚、数の子、漬物など沢山あった。その中で第25回BGM選手権、北王地魯山人の「納豆の茶漬け」、ベストのハチャトリアンの組曲「仮面舞踏会」から「ワルツ」(むいみやすださん)。これはいつだったかNHKの他のコンサートで、きらクラの番組紹介としてBGM選手権が紹介されたときにも流された曲で、一種BGM選手権の代名詞的存在ですね。

2)真理さんの朗読したお題の中から、第62回BGM選手権(第3回BGM選手権スペシャル)の最初のお題、三遊亭円朝の落語「吝嗇家(しわんぼう)」のベスト、シチェドリン作曲の「ユーモレスク」(とらっぺさん)。まりへい師匠の堂々たる存在感ですね。まりへい師匠の初登場は2014年4月第46回BGM選手権、三遊亭円朝「日本の小僧」だったそうです。

3)ゲストの朗読したBGM選手権の中から、第6回BGM選手権、NHKニュース「どじょうの親子丼」のベスト、プライヤー作曲「口笛吹きと犬」(錦織さんの声色の多さに脱帽のおにいさんさん)。2012年7月15日のゲスト、テノール歌手の錦織健さんの朗読でした。この独特な言い回しとかイントネーションは錦織さんの提案だったそうです。

4)ゲストの朗読をもうひとつ、第150回BGM選手権、黙阿弥の「三人吉三巴白浪」のベスト、マスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲(ブリキよりト短調カエデよりイ長調さん)。2018年12月9日、ゲストの歌舞伎役者の尾上右近さんの口上でした。ワタクシこのBGM選手権に投稿したのですが、BGMはボツになり、投稿のサワリの短い部分(ゲストの尾上右近さんのインタビューをテレビで見たという内容)だけが番組冒頭で読まれたという、うれしさちょっぴり悲しさたっぷりの思い出の回となりました(^^)。

ゲストの朗読と言えば僕がとても印象に残っているのが、第21回BGM選手権「ミニーとウィニー」です。記憶に間違いがなければ、ヴァイオリニストの川久保賜紀さんによる、とてもやさしい素敵な朗読でした。三つのBGMシェンベルクの「グレの歌」(気まぐれ親父さん)、ベストをとったリストの「聖ドロテアをたたえて」(消しゴムはんこさん)、メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番から第二楽章(セルシエさん)と、みな本当に美しく素晴らしかったです。

5)第67回BGM選手権、夢野久作の「懐中時計」の回は、ベストには選ばれなかったものの、ボロディンの歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊り」(さかいしげはるさん)が、朗読とBGMがぴったりなので、ふかわさんが続きが気になるとコメントしたところ、翌週にリスナーさん(宇宙エレベーターが待てないさん)がその続きの話を考えて送ってくれて、オリジナルの続きの部分にさらに続けて「ダッタン人の踊り」がBGM として流されました。さかいしげはるさんのお便りも紹介されました。

○ここでペルトの「鏡の中の鏡」が、真理さんのチェロとふかわさんのピアノで静かに流れました。(NHKスタジオで収録)。いつだったか番組で流れましたね。

☆カルミナ・ブラーナ選手権。5枠採用。
○あややさん:「ふかわりょうさんの断髪式を始めます。」(音楽スタート)
○ファンデリアさん:(面接会場にて)「では次の方、入りなさい。」(音楽スタート)
○苦戦のBGMさん:「お客さん、終点ですよ。」(音楽スタート)(真理さんは最初駅員の気持ちかと思ったそうです、僕もそう思いましたが、駅員さんに起こされたお客さんの心の衝撃ですね。またやってしまった、こんなところまで来てしまった、もう帰ることもできない。)苦戦のBGMさんはいーともさんです。おめでとうございます!
○ジャック天野さん:「♪ハッピーバースディツーユー、ハッピーバースディツーユー、ハッピーバースディディア真理ちゃん、ハッピーバースディツーユー。おめでとう(拍手)。じゃあ、電気つけるよ~」(音楽スタート)ジャック天野さんおめでとうございます!
○3年目のおさむさん:(先に音楽スタートして)「お風呂が沸きました。」

以前のカルミナ・ブラーナ選手権(2016年8月14日の第200回きらクラ!で行われたもの)は、全然選手権でもなんでもなくて、ステッカーのスの字も出ずスルーだったときがありました。採用された方々はさぞや力が抜けたことと思います。しかし今回は、5名全員が見事ステッカーをゲットでした(^^)。

☆まりさん、たのもう!
拙者琢磨と申すさんの出題でした。真理さんは最初自信なげで、「ずんずんで始まるのは私の中での曲は二つある。多分これは」と慎重に考えながらも、ドヴォルザークのチェロ協奏曲の第三楽章、と見事正解されました!

ところで拙者琢磨と申すさんは、Kirapediaの「まりさん、たのもう」を執筆された方(^^)で、きらクラのホームぺージに今も掲載されています。そこから引用しておきますと、
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★まりさん、たのもう!

きらクラ人気コーナーの一つ。
有名曲の一部分をカナ書きにして、まりさんに何の曲かを当ててもらおうというリスナーからのクイズ。
まりさんが答えられない時、たまにふかわさんが正解してまりさんに更なるダメージを与えることもある。
問題の出題者は的確な表現力が試されるので、まりさんが答えられない場合、勝ったとばかり喜ぶのは早計である。
むしろまりさんが少し悩んで正解に辿り着くぐらいの問題が好ましいのであって、まりさんに、わかった喜びと優越感をプレゼントできる機会ととらえたい。

大阪府 東大阪市「拙者琢磨と申す」さん 作
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いや~まさにこの狙い通り、真理さんが少し悩んで正解したという、絶妙の出題でした。出す方も、答える方も、両方あっぱれでござる。

☆再び思い出のBGMが続きます。
○やまくらおじさんのリクエスト:第131回BGM選手権(第6回BGM選手権スペシャル)の最初のお題、百人一首セレクションのベストのひとつ(コダーイとともにベスト二つでした)、古関裕而の「スポーツショー行進曲」(さかいしげはるさん)。ごまちゃんの旦那さん、無精ひげじょりおさん、他からもリクエストがあったそうです。

○午後のおっちゃんさんのリクエスト:第169回BGM選手権、小川未明「つめたいメロン」、ベストのストラヴィンスキーの舞踊音楽「春の祭典」から第2部の「序奏」(レントよりアダージョさん)。ふかわさん「本来こういうものをあてるべきではないかもしれないが、あまりにも幸福と恐怖が表裏一体で、我々のわがままといか、こういう企画ということでご理解いただきたい。作品本来はこういう要素は一切ない、あまりにもフィットしてしまった。」

○わっこさんのリクエスト:第66回BGM選手権、山村暮鳥「風の方向がかはった」ベストの、ディーリアスの「フロリダ組曲」から第2曲「河畔にて」(レニーシュカさん)。ふかわさんが2回目のおかわりをした回だそうです。このお題には僕のBGMも採用され、うれしい回でした。

○ちゃこぺんさん、「初回から聴いているヘヴィーリスナー。個人的なお願いで申し訳ないが2013年9月1日放送の第31回BGM選手権「夏の終わり」をリクエストしたい。このとき自分の投稿したブルッフの弦楽八重奏曲が読まれ、ふかわさんから『いいの持って来たね、これは絶妙だなぁ』と滅茶苦茶ほめられたにも拘らず、ベストをいただけなかった悔しい思いをした回。今まで一度もステッカーもゲットできておらず、この気持ちを成仏させてください。」このBGMに対して赤ワインずきんちゃんさんから、「このときのベストに選ばれた確かチャイコフスキーのピアノ曲も素晴らしかったのが、もう一つブルッフの弦楽八重奏曲に個人的にはとても感銘を受けた、夏の日の午後、緑の草原で、まだ空は青いけれど西の方は夕暮れのオレンジ色に染まり始めている、というような美しい風景が目の前に広がる素晴らしいBGMだった、もう一度聴きたい」とのお便りも読まれて、このBGMがかかりました。ふかわさん「なので我々本当に断腸の思いでベストを決めている。正直もうベストを決めなくてもいいんじゃないかと思うこともしばしばありました。」

○ここで、グラズノフ作曲「ワルツ ニ長調 作品42第3」が音楽だけでかかりました。先ほどかかった第169回BGM選手権、小川未明「つめたいメロン」で、ベストは逃したけれど、愛らしいピアノがとても素敵だったBGMでした。

○真理さんの選んだBGM:2016年5月8日、第92回BGM選手権「寿限無」、ベストの武満徹「どですかでん」(霜月歩さん)。真理さん「なんかこう二人でのやり取りもすごく覚えているし、この発音もすごく大変だった。」ふかわさん「二人のやり取りが、もう全部この音楽によって愛があふれるという、伝わってきた。」。この回は、ブロ友の霜月歩さんとともに僕のBGMも採用され、思い出に残る回です。

○ふかわさんの選んだBGM:第90回BGM選手権「北国の春」ベストの、シューベルトの即興曲変ト長調作品90第3(ロンコンさん)。ふかわさん「いやもうため息が漏れる。歌謡曲の歌詞にBGMをあてる試みの最初の作品。かすかに千昌夫さんの声も遠くに聞こえるが、これはこれで一つの世界観ができている。本当にリスナーさんの力で我々も楽しませてもらっている。」

○リスナーさんからのリクエストがもっとも多かったBGM:2015年春のシベリウス祭りのときの、第70回BGM選手権、野村胡堂作、「銭形平次 捕物控」から「九百九十両」、ベストのシベリウス交響曲第1番から第三楽章(額田王さん)。まりさんの「ちげえねえ」が登場した瞬間でした。ふかわさん「意外とソフトなちげえねえ。1回しか言ってない。随分燃費がいいフレーズ。あの1回で何年も楽しませてもらった。ステッカーになったし。」真理さん「これもほんとにあんな感じで流れていたら、ちげえねえもそんなピックアップされないんですけど、ふかわさんがね、もうどはまりにはまって。」とおるさん、しもむらしょうへいさん、MQさん、今日はさらに富士山がきれいですさん他、多数のリクエストがあったそうです。

○富山のポンピドゥーさんのリクエスト:第16回BGM選手権(第1回BGM選手権スペシャル)の2番目のお題「泣いた赤鬼」。4つのブロックが通して流されました。僕はこの回聴き逃したので、一度聴いてみたかったです。
ブラームス作曲、交響曲第3番から第二楽章(ゆきんこさん)
グノー作曲、「あやつり人形の葬送行進曲」(がうさん)
ホルスト作曲、組曲「惑星」から「天王星」(ゆめこさん)ゆめこさんラジネ読まれましたね!
ベートーヴェン作曲、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」から第二楽章(さくらいまさとさん)

クララさん、しみずかめこさん、はる君大好きさん、髪型はベートーヴェンさん、ショパン大好き母さんさん、など多数のリクエストがあったそうです。

○ここでパッヘルベルのカノンが流れました。これはBGMとしては登場していない模様です。

○次回はいよいよ最終回、BGM選手権最後のお題、スーザン・バーレイさん「わすれられないおくりもの」が発表されました。ふかわさん「以前、いつも生きていてくれてありがとねさんが紹介してくれた絵本、内容を拝読してとても素敵な作品ということで、出版社のご理解をいただき、最後のBGM選手権のお題にしたいと思います。ただし、この絵本の全てのブロックにBGMを付ける、それが、我々の卒業・・・・・・・・・・これが、我々の卒業制作にしたいと思います。」

ふかわさん「最後の最後まで、全力で、きらクラでありたい。お題もありますが、みなさんのメッセージをお寄せください。もう特にテーマはお伝えしませんが、皆さんの聴きたいものとか、そらみみとか、リクエスト祭りというような感じで、にぎやかにまいりたいと思います。」

ラジネコール:楽しい日曜の午後をありがとうさん、釧路のゆきこさん、みのるっちさん、もんちゃんさん、名曲聴き耳ずきんさん、ドヴォルザー子さん、ラッキーのママさん、いわずもガナッシュさん、永遠の・・・






Last updated  2020.04.21 23:59:12
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2020.04.16
カテゴリ:きらクラ!
3月15日のきらクラは、滑り込み企画第2弾、日本人作曲家祭りでした。

☆最初に読まれたお便りは、前回の行進曲祭りに寄せて、北海道の小学校の先生(岬めぐりさん)からでした。真理さんの好きな曲で流れたシベリウスの組曲「カレリア」の第3曲は自分も大好き。自分のカレリアのイメージは、大雪原に春の日差しが降り注ぎ、雪どけ水が集まってだんだん川になっていく。中盤金管が入ってくるところでは、木々が芽吹きだし、これもだんだん勢いがついてくる。大自然が目を覚ましみんな生きていることを実感する、そんな感じ。北海道は全国に先駆けて臨時休校にはいったのでもうずっと子供たちに会えず、学校ってなんだろう、自分は何をしているのだろうと思う毎日が続くが、カレリアに励まされたような、背中を押されたような、次の出会いに向かってまた歩き出そうよと言われたような気がして思わず涙があふれた。

○日本人作曲家祭りの皮切りで読まれたお便りは、サンディギタリストことこやましんいちさん、自分にとっての一番の日本人作曲家は芥川也寸志さん。NHKの「音楽の広場」で黒柳徹子さんと司会をしていた。1986年、20代だった自分は仙台のギターサークルに所属していた。サークルの友人は第9を歌う県民の会合唱団にも所属し、当時芥川さんが音楽総監督だった仙台フィル(当時は宮城フィル)の第9の演奏会への参加を誘われた。参加は叶わなかったが観客席から芥川さんの指揮姿を見た。毎年第9を聴くたびに、あの優しい笑顔を思いだす。「絃楽のための三楽章“トリプティーク”」から第3楽章がかかりました。

☆きらクラDON。正解は、星野哲郎作詞、山本直純作曲、「男はつらいよ」主題歌でした。ニアピンの大親分として折に触れて登場してきた曲ですね。
○おりもとすなおさん、多くの日本人にとっては心のクラシック。60歳の還暦記念に最初で最後の投書をする。思い返せば6~7年前、ふと耳にしたバラエティ番組の時とは一味違う落ち着いた話しぶりのふかわさんと、温かく優しい語り口の真理さんとの息の合った掛け合いに引き込まれ、それからほぼ毎週聴いてきた。あまりにも居心地・聴き心地のいい番組だったので、いつまでも終わらないものと勝手に思い込んでいた。どんなものも永遠に続くものはないのだと残念に思うが、これまで一緒に時間を過ごしていただき幸せだった。
○ちーちゃんさん、4月から小学4年になる娘が学校の金管バンドクラブに入る。音楽を続けるコツは?と尋ねられた真理さん、「毎日ちょっとずつ楽器に触れるということですかね。いやにならないように。」
○くろさん、齢50にしてたまたま流れていたきらクラのBGM選手権に耳を奪われクラシックの面白さに初めて気づかされて5年。自分にとって画期的な番組。学校時代にこんな音楽の授業があったら良かった。
○きのした忠臣蔵さん、昨年まで高校教師だった。在職中は通勤の車の中で再放送を聴き運転しながらDONの正解を叫んだりしていた。今回初めてDONに回答する。
○下町のティンパニストさん、わたくし生まれは山国、育ちは東京葛飾柴又の隣町。不思議な縁を持ちましてこの地に根を下ろして早数十年。地元のアマオケで打楽器を担当している。子供たちがおなかにいるときも太鼓をたたき続け、練習・本番で通っているホールの裏の産婦人科で出産した。練習では子供をおぶってティンパニを叩いたこともあった。今では子供たちも大きくなり一緒に練習に連れて行くことはなくなったが、生まれも育ちも東京葛飾に誇りを持っている。私もこの地に育ててもらっている。きらクラが終わってしまうのは寂しいが寅さんのように何度でもひょっこり帰ってくれると信じている。 これを聞いたふかわさんが「子供をおぶってティンパニ」の語呂にはまってしまいました。真理さんも、楽器弾くおかあさんはみんなやっている。自分もおんぶして弾いてみたが、子どもが楽器のネックが気になるようで触ってしまい、揺れて全然弾けなかった。(ネックがネック。)
○博多の寅さん、クラシック音楽と寅さんの関係性がないように思われるかもしれないが、第41作「男はつらいよ寅二郎心の旅路」において、寅さんはオーストリアウィーンを訪ねていた、と。

ふかわさん、「みなさんあの一瞬で(寅さんが)浮かぶわけですよね~。やはりあの曲がいかに皆の心にあり、偉大な存在かということです。」

☆さて、ニアピンの代名詞のような寅さんに、ニアピンがありました、しかも三つ!!ふかわさん、さんざんこれまでニアピンとして登場してきた男はつらいよのニアピンはどういうものなのか。ニアピンとして登場したそれぞれの曲自体は多分似てない。なのに良く登場するという、非常に気になるニアピン賞。

○1本目、小石川のほとりでさん。あえてニアピン狙い。池辺慎一郎作曲、独眼竜正宗。大河ドラマは名だたる邦人作曲家の力作が多い。隣で妻が、寅さんで送ればいいのにひねくれ者ね、と捨てゼリフを残してリビングを去った。→最初の音を伸ばす感じが似ていて、ふかわさんも「伸ばすところですーっと心をもっていかれるんでしょうか。伸ばす勇気というか、曲を作る人のセンスとかが反映されるんでしょうね。」 小石川のほとりでさんは、僕のあやふやな記憶ですが、以前200回記念放送のときにフィンジのエクローグをリクエストする素敵なお便りが読まれた方のような気がします。違っていたら申し訳ありません。このリクエストのことは​「きらクラ!祝い:200回!」​の記事に書きました。

○2本目、傾きメモリアルさん。ニアピンの王道に対してはニアピンでお答えするところに仁義を感じる。ニアピン祭りになるかもしれないが投稿する。古関裕而作曲、NHK「昼のいこい」のテーマ曲。昭和の後半に生を受け、平成・令和と生きてきた世代にとって、両曲とも良く煮えたおでんの大根のように心に沁みわたる味わい深いメロディ。→この曲も、始まりの長く伸ばすところがさらに絶妙でした。ふかわさんは、あ~~、なんか、もってかれました~!と感嘆の声をあげ、アンコール要求。真理さんも「ここですよね~!」と、お二人がかなり盛り上がりました。

○3本目、エルママさん。佐藤勝作曲、映画「幸せの黄色いハンカチ」から、「はためく黄色いハンカチ」。昨日、感動のラストシーンをテレビで見ていたら、はためくハンカチをみつめる高倉健のまっすぐな瞳のバックにこれが流れた。調べたら佐藤優作曲とある。山田洋次監督はこのDの音がお好き?→この3本目のニアピンは始まりの音の高さがお題と同じDで、かつその音の伸ばしがふわーーっとものすごく長くて、ふわかさんと真理さんは、もう感嘆と笑いの入り交ざった声をあげて絶賛状態。ふかわさん興奮しながら、「あの、あれ、トムとジェリーが崖を通過したときに、落下するまでの時間。滞空時間を感ずる。」と言って、ふたたびアンコール。ふかわさん「どちらも名曲。やっぱり監督の意向ってあるのかね。いや~。これだけで気持ちが持っていかれるわけですから。」真理さん「あると思います。もったいぶって、落とそうかみたいなね、一音のもつ力は大きい。」

○ここで、今日も快調さんのお便りが読まれました。まさかの出題に仰天した。仰天の寅、ではなくふーてんの寅さんが出てくるアレですね。実は2014年10月、オッフェンバックの天国と地獄の序曲のニアピンにこの曲を投稿して、ニアピン狙いはクラシック以外の曲でもいいのだという先鞭をつけたのは、昨年8月に亡くなった私の妻でした。そのときツィッターなどでは大激震が走った模様。我々は6年間でしたけれど、この番組のおかげでとても充実した日々を送れたことを心から感謝したいと思う。

・・・ブロ友の今日も快調さんご夫妻は、それぞれが独立してきらクラに熱心に投稿され、硬・軟両方向にわたりまばゆいばかりにご活躍されていました。なかでも寅さんをニアピンにデビューさせたことは、快調家族さんの偉大な功績のひとつで、以前ブログ記事​「いっぱいの感謝をこめて」​にも書かせていただきました。ニアピンには比較的冷たいふかわさんもこのときは絶賛し、「ステッカーをさしあげます」と仰っていました!

番組が間もなく幕を閉じようというこのときに、今やニアピン大親分となった寅さんがDONのお題として登場し、それに沢山の熱い回答と3本の傑作ニアピンが寄せられたわけです。きっと快調家族さんも上からにこにこと見ていらしたことと思います。

○きらクラDON今回の当選者は、たらこの騎士団さん。毎朝お弁当作りながら聴き続けてもう何年。冬の寒い朝も夏のうだるような暑い日も、まだ家族が起きてこない台所で一人過ごす時間はラジオだけが友だった。お弁当は小学校から始まり、その息子ももう大学生。大学受験では一度目は桜は咲かず、二度目の今年は荒れて、精神的にまいったことも。結局第一志望ではないが、息子は春から新しい学校生活をスタートさせる。巣立つ息子のスーツケースにあの噂のご自愛ステッカーを貼って送り出したいと密かに思っている。人生いつも正解ばかりじゃない。息子はこれから沢山もっといろいろな経験をするでしょう。遠く離れた大学生活ではお弁当に思いを込めてあげることはできないが、代わりに思いをスーツケースにこめて送り出したい。

☆ここから次々に日本人作曲家のお便りが読まれていきました。
○ヴァイオリン弾きのリポーターさん:伊福部昭。自分の住んでいる北海道十勝の音更町(おとふけちょう)は、伊福部昭先生が育った町。ここに2017年秋、音更町伊福部昭記念ジュニアオーケストラが設立された。初心者の小中学生が頑張り、ついに昨年1月、SF交響ファンタジー第一番を抜粋で演奏することができた。一生懸命演奏する子供たちに胸が熱くなった。いつか所属するアマオケで演奏したい。

○ラブアゲインさん:菅野光亮。ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」。映画「砂の器」で親子二人が放浪するシーンでの使われた方が印象的だった。家の庭いじりをしながらきらクラを聴いて日曜午後の時間を過ごすのがここ1年日課だった。ふかわさん、「このドラマは何ヴァージョンかあるかもしれない。映像と音楽とでずーっと長時間魅せるところがある。(この音楽は)かなりウェイト大きいですよ、この作品にとって。」

○ゴジラさん:林光。その昔職場の先輩に誘われ、林先生の曲を演奏する音楽サークルに入った。モーツァルトの魔笛の和訳やオペラ、交響曲を作っている。子供向けの可愛らしい曲も多く、演奏していてとても楽しかった。一度共演もさせていただきとても感激した。偶然にも昨年このときのメンバーと同じ職場となり、25年ぶりにミニコンサートを開催することができた。次はまた25年後ね、と別れた。本当に実現するとは思えないが、音楽がいつも私たちをつないでくれると信じている。オペラ「森は生きている」から、「森は生きている。」をリクエストする。(林光さんは1937年生2012年没、主な作品にヴィォラ協奏曲「悲歌」、オペラ「吾輩は猫である」があるそうです。)

○チャイコ持ちさん:黛敏郎さんの文楽。初めて聴いたのは、宮田大君のリサイタルだった。チェロ一本でこれほどの世界観を生み出せるのかと興奮した。日本初のチェロ曲として鳥の歌のようになればいいな。いつか真理さんのチェロで聴きたい。真理さん、1960年代の作曲だが、80年代90年代の海外のコンクールでも良く演奏されて今や世界的な曲。子供の頃は日曜日の朝、独特なマイクの持ち方が印象的だった。(「題名のない音楽会」ですね。僕はほとんど見ませんでした。)

○あちゃミュージックさん:伊藤康秀、「あんこまパン」。声楽を勉強している高校生で、ソルフェージュを習っている先生が、変拍子の曲でも怖がらずに楽しんでやってほしいという思いを込めて1年間の授業の最後の教材として選んでくれた。その先生の先生伊藤康秀さん。コミカルな歌詞と短調なのに何故か明るく感じるリズミカルな曲をとても気に入っている。(以前2018年3月11日にリスナーさんからのリクエストで第Ⅰ楽章がかかったそうです。)

○すだひでたかさん:外山雄三作曲「管弦楽のためのラプソディ」。20年ほど前、所属していたアマオケで演奏した。クライマックスである八木節へとなだれこむ口火を切る拍子木のソロがある。打楽器奏者が何人もいたにもかかわらず、なぜかトロンボーン吹きの自分が拍子木を叩くことになった。演奏会前日のステージリハーサルで、練習の時と同じ様に椅子に座ったまま叩いたところ、すぐ前に座っていたファゴット奏者から「音が耳に突き刺さる」とのクレームがあり、指揮者のアイデァで立って演奏することになった。そして本番、フルートの奏でる信濃追分が終わると僕はおもむろに立ち上がり、雛壇の最上段の中央で仁王立ちしてこのソロを演奏した。今でもこの曲を聴くと雛壇最上段から見渡したステージや客席の様子が目に浮かぶ。

○午後のおっちゃんさん:同曲。国連でも演奏されたこの曲は外せない。賑やかな部分よりも、中間部の静かな追分節のところが好き。そこに独特の情緒を感じ、勝手に外山節だと思っている。たとえば吉田拓郎さんの曲にやはり独特な雰囲気を感じるのと似ている。若い頃反核平和コンサートで合唱団員として外山さんの指揮で歌ったことがあり、その精密なタクトも忘れられない。岩城宏之指揮、N響の演奏で全曲がかかりました。真理さん、「日本人の血が騒ぐ。」

外山雄三作曲「管弦楽のためのラプソディ」は、僕は以前BGM選手権に投稿しました。そのときに、ここの拍子木のあと八木節が始まる直前に、「ハッ!」という掛け声が入いる演奏と入らない演奏があることを発見しました。そのあたりのことはこちらの記事​「きらクラBGM選手権:泉京太郎と外山雄三と伊福部昭」​に書きました。

○バスキーさん:冨田勲。映画音楽を作曲者自身がクラシックの演奏会用の曲にアレンジすることがある。まだシンセサイザーを操る前の冨田勲がテレビアニメ用に作曲した曲をアレンジした、子どものための交響詩「ジャングル大帝」が一押し。ふかわさん、「番組では月の光をかけた。あそこに冨田さんの世界観がぎゅっとつまっていた。1970年代頃からシンセサイザー。私の兄の部屋にも謎の機械があって、なんでこれは白い鍵盤をおしても音が鳴らないんだろう、と気になっていた。ゲームをやっているとき、知らず知らずのうちにそこに腰を下ろしていた。カバーがかぶせてあってわからなくて。馬鹿野郎!みたいに兄から怒られた。

○ものくさ太郎さん:尾高久忠作曲、フルート協奏曲の第二楽章。陰鬱な冬を思わせる曲想で始まり、春の足音が聞こえて来る。やさしく温かい春の光に満たされたと思ったそのとき、突然春の嵐。あぁ気分が落ち込むなとへこんでいると、再び春の足音が。と季節の移り変わりを感じさせる。東洋的で少し神秘的なところがいかにも邦人作曲家らしい一曲のように感じる。温かい春の到来が待ち遠しいこの季節に是非ラジオで聴いてみたい。(尾高さんの母方祖父が渋澤栄一さんだそうです。)

○団塊おやじさん:同曲。最初で最後のリクエスト。もう何十年も昔のことで番組名も出演者名もすっかり忘れてしまったが、きらクラの何代も先輩の番組で放送されたのが耳に残っている。いままで西洋の曲ばかり聴いていたのが恥ずかしくなったというコメントがあったと記憶している。第二楽章のゆったりとした調べが郷愁を誘う。 真理さん、同じ尾高さんのチェロ協奏曲があり、弾いたときにフルート協奏曲と似たパッセージ、と思いながら聴いた。

○らららんヴィオラさん:日本人作曲家と言えば、湯浅譲二さんを外せない。武満徹と同世代で親交があり、ほとんど独学というのも武満徹と同じ。長くアメリカで活躍されていて、オーケストラの繊細かつ豊穣な響きとエネルギーのうねりが素晴らしい。どの曲も魅力的で選ぶのに迷うが、初演を聴いたメシアンから高く評価された「芭蕉の情景」から第3曲をお願いしたい。松尾芭蕉の「名月や 門(かど)に指し来る 潮頭(しおがしら)」という俳句をタイトルとした作品。

湯浅譲二さんの音楽は大好きです。放送の後でWikipediaを見てみたら、福島県に育ち、芸術愛好家だった父の影響で幼時より音楽に親しみ、上京し、慶應大学医学部に入学。当時は外科医志望であり作曲は趣味とするつもりだったが東京で日本の現代音楽の状況を知るうちに「このぐらいなら自分でもできる」と思うようになり、医学部教養課程を中退して作曲の道に進む。ですって!「このぐらいなら」というのが凄いですね。

○薩摩はやとちり:湯山昭作曲。薩摩正作詞、歌曲「電話」。以前からきらクラで紹介したいと思っていたがリクエストを先延ばしにしてしまっていた。ニュースなどで後ろ向きな言葉に触れてこころがすさむ今日この頃だが、自分はそんなとき面白い曲を聴くことで険しい空気から解き放たれる。この曲が皆さまに笑える瞬間を与えてくれることをお祈りする。娘の湯山玲子さんが以前ゲストで登場しました。(湯山昭さんは1932年神奈川県平塚市に生まれた。高浜虚子を父に持つ作曲家・音楽教育家の池内友次郎に師事。「雨降りクマの子」に代表される多数の子供の歌があり広く愛唱されているそうです。) ○リッチねこさん:平尾貴四男。自分で実際に演奏した曲で一番良かったと思うのが、平尾貴四男の管楽五重奏曲。わずか46年の生涯。この曲は昭和25年の作曲で、日本的なメロディとフランスで学んだ楽器法が生かされたとても魅力的な作品。この方の弟子に冨田勲がいる。 日本人の和が感じられるものから、西洋音楽と並んでも違和感ないのもある。幅広い。

○友人オーランディさん:吉松隆。以前リクエストして美しく散ってしまった邦人作品がある。吉松隆の交響曲第2番「地球(テラ)にて」から第3楽章「雅歌(ガカ)・・・南からの」。打楽器大活躍のアフリカンの曲。それまで現代の邦人作品というと不気味な不協和音にすっきりしない終わり方をするものばかりだと思いこんでいたが、これを聴いた瞬間目から鱗、とコンタクトレンズが落ちた。第3楽章が全部流れました。ふかわさん、「2013年11月に番組にいらしてくれた。BGM選手権に、いつもにもまして緊張感が漂って、何を選ぶかなぁみたいな。よしまつりだみたいに、私もはしゃいでいた。」

☆BGM選手権 梶井基次郎の「檸檬」の一節。これは2014年2月に出題されましたが、BGM選手権史上唯一べストBGMが出なかったのでした。番組が終わる前にもう一度、ただし日本人作曲家の縛りで、という出題でした 4枠採用。

○ピアノの上の眠り猫さん、橋本國彦作曲、「三枚絵」から「夜曲」。ピアノのひんやりした音楽がレモンを握った感覚に通ずるようで素敵でした。ふかわさん「足並みがそろっている。」真理さん「テンポ感がね。」
○となしちさん、吉松隆作曲、ファゴット協奏曲「一角獣回路」から第2楽章「ヴィンタ―バイアス」。宙に漂うファゴットの浮遊感が素晴らしいです。ふかわさん大いに感じ入り、「深夜ふとラジオをつけてこれが流れて来たらやばいね、これ。やばいという言葉しか浮かばなくて申し訳ないですけれど。やばいよこれは。吉松先生にも聴いていただきたい」。
○ぽっちゃりまんぼさん、武満徹作曲、「水の曲」。無機質で実験的な音楽の中に入れたらと。水の滴る音を電気的に表現した音楽でした。ふかわさん「いやいやいや、これもう眠れなくなる、逆に。異次元の世界に誘われる。もってかれました。大変なことが起きております」。
○糠に釘いれたら味まろやかさん、保科洋作曲、「風紋」。吹奏楽の、風の広がりを感じるスケールの大きな音楽でした。ふかわさん、「これはこれで、別の世界観が。世の中の目まぐるしく変わる移り変わりと対照的な心情というか。社会とのコントラストみたいな。動きが世の中のような。面白い。」

もう全員ベストでいいのではとお二人で言いながらも、断腸の思いで決めたベストは、真理さんの推す(武満作品?)とふかわさんとで意見が分かれたようでしたが、吉松隆のファゴット協奏曲でした。 日本人作曲家に絞ったことが功を奏したんじゃないか。 真理さん「あとやっぱりふかわさんの朗読が、今とまた全然違います。」ふかわさん「暗いヤツだねぇ、あの人。陰鬱なやろうですね。良くあんな奴と毎週毎週ラジオ番組できましたね、そこが凄いですよ。」と真理さんを讃えていました(^^)。

☆突然にヨハン・シュトラウス二世の「春の声」が流れて、次回番組の発表がありました。きらクラ滑り込み企画第3弾、BGM選手権祭り。全176回のBGM選手権の中からもう一度聴きたいと思う作品を大募集。それから久々のカルミナ・ブラーナ選手権も行うと発表がありました。そして以前の作品として、「新郎新婦入場」が流されました。2017年の作品でした。これ強烈に覚えています、衝撃の傑作でした(^^)。

○ここで清瀬保二作曲、「日本祭礼舞曲」から第1楽章が流されました。この曲には何の説明もありませんでした。真理さんとふかわさんの選んだ曲の直前でしたし、「祭り」の音楽でしたから、もしかしたらこだまっちさんのかけたい邦人作曲家作品だったのかもしれません(根拠は全くありません)。

○真理さんの選んだ曲、藤倉大作曲、「Dolphins(version for 2 cellos)」 もともとはヴィオラ2本のための曲だったのを、真理さんがリサイタルにあたって2本のチェロのために書いて欲しいと藤倉さんにお願いして、藤倉さんに書いてもらったそうです。多分8-9年くらい前にリサイタルで弾いたものを、そのままLive Recordingとして、藤倉さんがCDの中に入れてくださった、ということです。ふかわさん、檸檬にも合う、と。

○ふかわさんの選んだ曲、武満徹・作詞作曲、「小さな空」。ふかわさん、申し上げることは何もないが、ただひとつ言うとすれば、この曲を聴くと、日本人として生まれてきて良かったなぁとさえ感じる。

○弥生太郎さん、ジャパコン祭り、私はこの日が来るのをずっと待ち焦がれていた。67歳になるが、実は50年以上にわたってジャパコンファン。好きな作曲家も作品も数え上げたらきりがないくらい。その中から1曲一番好きなのを選べと言うのはショパン大好き人間に好きなショパンの曲を1曲だけ選べと言うようなものでかなりつらいものがある。自分も好きで人に薦めてすぐに共感してもらえ、しかもおそらくこの番組に一度も出ていない曲はなんだろうかと考え続けた。その結果是非番組で流してもらいたい曲、團伊玖磨さんの、交響組曲「シルクロード」、第1楽章「綺想」。シンフォニスト團伊玖磨の面目躍如たる音楽でした。

○カバゴリラさん:平吉毅州(ひらよし たけくに)。良く○○ロスなどと言う言葉を聴くたびに、まさか好きな番組が終わる位で大袈裟だと半分馬鹿にしていた私だが、きらクラ終了と知ったあの日から心にぽっかりと穴が開いたよう。ああこれがロスというものなのねと実感している。平吉毅州を紹介する。「踏まれた猫の逆襲」や「赤い月と小人の踊り」など、可愛らしいピアノ小品が沢山あり、どれをとっても素敵な作品ばかり。なんといっても一番有名なのは、合唱「気球に乗ってどこまでも」。小学生のときに学校の音楽会で学年合唱のピアノ伴奏に選ばれ、初めてこの曲を弾いたとき、なんと素敵な曲と感動したのを覚えている。前奏のシンコペーションや通奏低音のお洒落な和音やリズムの連続に、こんなかっこいい曲あるんだなと弾きながら嬉しさが止まりませんでした。残念ながら平吉先生は亡くなってしまったが、この曲はずっとずっと大好きな曲。

○ブリキよりト短調、楓よりイ長調さんより、滝廉太郎作曲「花」のリクエストがありました。この歌は、組歌「四季」の中の1曲なのだそうです。千住明の編曲による神谷百子さんによるマリンバソロの演奏がかかりました。先週に引き続き、絶妙なクールダウンの音楽が、心に優しく深く染み入りました。

○ふかわさん、「檸檬がすっきりした。すっきりレモン、飲み物なのかグミ状なのか、新発売。逆に、前回どんなラインナップだったんだろうか、個人的にとても気になる。多分、私の蟲の居所という説もある。」 真理さん、「あの朗読を聞くと、もしかしてふかわさん落ち込んでいた時なのかな。」 ふかわさん「基本ああいう精神状態ですけど。やっぱり日本の言葉、日本人が朗読し、日本人の作曲したものがフィットした、結集した。」

もしもいずれどこかで特設きらクラレストランが開かれたら、「きらクラ丼」、「中トロ丼」、「すっきりレモン ジャパコンしぼり」は必須メニューですね。

☆最後のラジネコール、14名中8名が番組終了関連ラジネでした。それをピックアップしておきます。ノー、だめ、終わっちゃだめさん、きらクラに出会えて幸せでしたさん、きらクラ終わりおっとーつらいよさん、きらクラ三昧希望しますさん、きらクラ感謝さん、きらクラインのつぼさん、きらクラ復活祈念協会会長さん、きらクラが心の癒しでしたさん。






Last updated  2020.04.16 00:52:39
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2020.04.01
カテゴリ:きらクラ!
きらクラがとうとう終わってしまいました。4月からは何やら新番組「X(かける)クラシック」が始まるようですね。そのホームぺージを覗いてみると、今月のテーマが「鉄道×クラシック」と決まっていて、メッセージも募集していますが。。。

私、昔から何につけても切り替えが遅い方です。新しい番組への気持ちの切り替えは簡単にできそうもなく、しばらくの間マイ・テーマは「きらクラ欠けるクラシック」です。きらクラの周回遅れの記事をボチボチ書いていきます。
3月8日のきらクラです。滑り込み企画第一弾、「マーチ・イン・マーチ」。春の行進曲祭りでした。

前回の藤田真央さんの回のお手紙がふたつ読まれました。
真央さんのへらへら感、漫才みたいで楽しかった。あと4回、全力で聴く。
ふかわさんと真理さんに甘える弟のような表情を想像して頬が緩んだ。

本日の「マーチ・イン・マーチ」、最初の行進曲は、調子の良い鍛冶屋の息子さんのお便りで、「ジャニアリィ・フェブラリィ・マーチ」か「マーチ・エイプリル・メイ」のどちらかをというリクエストで、後者の曲(矢部政男作曲、1993年吹奏楽コンクールの課題曲)がかかりました。さわやかで気持ちの良い吹奏楽の行進曲でした。世の中には面白いタイトルの曲がいろいろあるものですね。3月から4月へ、きらクラが終わるのが、「マーチ・エイプリル・フール」だったらいいのに。

きらクラDONの正解は、ベートーヴェン作曲、劇音楽「アテネの廃墟」より「トルコ行進曲」でした。いろいろなお便りが読まれました。

○シューベルトやモーツァルトのトルコ行進曲と比べて、ベートーヴェンの行進曲は一番トルコの軍楽隊の雰囲気を醸し出している、子どものころ良く曲に合わせて足をどんどんと踏み鳴らしていたものだ。
○小さい頃からこの番組を聴いている、今ピアノで練習しているのですぐに分かったという小学校3年生。
○幼少の頃姉がピアノの練習で繰り返し繰り返し弾いていたので自然に刷り込まれて好きになった。
○NHK-FMの特別番組で、嘗てのオスマントルコ帝国によるウィーン包囲が、のちのトルコ趣味の流行につながったと聞いた。その番組では実際のトルコの軍楽隊の音楽を少し聴いた。確かに軍楽の本来の目的である戦意喪失を促すような不思議に不気味な音楽だった。当時のウィーンの人々に衝撃を与えたのだろうか。トルコ軍楽隊風の独特のリズムとメロディーが、モーツァルトやベートーヴェンのトルコ行進曲の途中に突如登場して聴く者にインパクトを残す。水戸の公開収録会場は自宅から徒歩10分ほどの近さだったのに落選し、二度と届かない距離になってしまった。
○小学生の頃、朗読レコード付き童話全集の話の最後にこの曲がおさめられていた。ポータブルレコードプレーヤーで曲をかけながら畳の部屋の中をぐるぐると妹と行進した。
○中学生だった頃トルコ行進曲と言えばモーツァルトと思っていたが、クラス一の秀才に尋ねたら咄嗟にベートーヴェンと答えが返ってきたことに感心した。

ニアピンがありました。クワイ川マーチ。ふかわさん「質感近い」とステッカーを贈呈。かねてからニアピンに対しては結構冷たく、傑作ニアピンにステッカーをあげないことが多いふかわさんでした。いつだったか、ふかわさんがお休みで真理さんがどなたかのゲストを招き、真理さんが仕切っていた回で、ゲストの方に、「ニアピンにもステッカーをあげるんです」と説明していて、ニアピンにステッカー嬉しそうに差し上げていました。真理さんは本当はもっとニアピンにステッカーをあげたいといつも思っているんだなぁ、と真理さんの優しさに感じいったものでした。僕も日頃番組を聴きながら、スーパーニアピンに対して結構冷淡なふかわさんに「もっとステッカーをあげて!」とか、「真理さんもっと強く言って!と心の中で叫ぶことが多かったです(^^)。そんなふかわさんも、場組の最後が近づき大盤振る舞いで、2週連続でニアピンにステッカーを差し上げています。

クリアファイルをゲットしたのは、これまでのきらクラDONでの全行進曲の出題を網羅して書いた投稿でした。

ここから、リスナーのチョイスによる行進曲が次々に紹介されました。
○シューベルトの軍隊行進曲(サンディギタリストこと小山しんいちさん)、自分にとってクラシック音楽の最初の曲。半世紀ほど前、幼稚園で頻繁にかかっていたこの曲がいつしか頭の中にしみこまれ、ここからいろいろ広がって、気が付けばクラシック音楽の虜になってしまった。
○同曲(還暦過ぎおばさん)、数十年前通っていた幼稚園ではいつもこの曲で園庭を行進していた。「大空晴れて心楽し、春は近くで呼んでいる」という歌いだしの歌詞が付いていて今でも歌える。当時の園の生活や景色などが懐かしい。私のクラシック好きはここから始まりと思われる。

ここでふかわさんが、私の世代ではシューベルトの軍隊行進曲が、あるテレビゲームのBGMに使われていたと。
ゲームのBGMになった行進曲と言えば個人的には、「レミングス」に使われていたモーツァルトのトルコ行進曲が強烈な印象です。ネズミが大行進してそのままにしておくと最後は皆落ちて死んでしまうのを、いろいろな手段で少数のネズミを犠牲として!、できるだけ多くのネズミを救う、というすごいシチュエーションのゲームです。ひところ職場でかなり流行っていて、自分もかなりはまりました。何匹のネズミを犠牲にしてしまったことでしょうか。​レミングスに使われていた様々なモーツァルトのトルコ行進曲​を集めた動画がありました(^^)。僕が特に印象に残っているのは17分45秒あたりからのです。

○フチーク作曲「剣士の入場」(いつまで初心者さん)、7年前の年末年始、大学と高校にそれぞれ入学した姪二人をウィーンとプラハへの旅行に招待し、プラハでチェコフィルのニューイヤーコンサートを聴いた。普段クラシックを聴かない二人に、演奏される曲を旅行前にあらかじめ聴かせてみたところ、「UFOキャッチャーの曲や」と。チェコの作曲家をメインとしたニューイヤーコンサートの最後がこの曲だった。この3月に大学を卒業した姪へのお祝いとしてかけてほしい。

○ベルリオーズの幻想交響曲から第4楽章「断頭台への行進」(いずみちんさん)、50年前、小6のとき初めて聴いた幻想交響曲に本当に大きな衝撃を受けた。ふかわさん「これは描写型かもしれない」。
○同曲(たんたかさん)、行進できる行進曲だと思う。ふかわさん「あっ、行進しようと思えばできるんですね。」

○ベルリオーズのハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)(やまぐちかれんさん)、所属しているアマオケでまさに今月演奏される予定だった、しかし感染症対策で中止。この曲の始めの方のピチカートに苦戦している。この部分はプロでも難しいから良く練習するようにとマエストロから言われていた。弾けば弾くほどこの曲にはまっていく。
○同曲(愛も恋もチェリッシモさん)、大学オケでチェロを始め、初めてのステージで弾いた曲。テンポが速めでさらにアルコとピチカートと弓の持ち替えが忙しく悪戦苦闘した。ある練習の日、隣で弾いていた先輩から「あっ」と言う小さな叫び声が聞こえ、見ると先輩の弓が私の方に飛んでくる。先輩が持ち替えに失敗し手をすべらせてしまった。目の前で宙を舞う弓。一瞬にしてまわりの時間が止まり、スローモーションで落ちていく弓。なんとかしなくちゃ!私は咄嗟に左手を差し出した。すると何ということでしょう、手の上に先輩の弓が乗っかったのです。(真理さん「素晴らしい!」)今でもこの曲を聴くと、デビューのドキドキよりもその時のハラハラの方が先によみがえる。

○ドビュッシーの、「民謡の主題によるスコットランド行進曲」(宿り木さん)、実はこの曲を聴いたことはないが、大好きなベルガマスク組曲と同時期に作られたピアノ連弾曲なので、ラジオから流れるのを楽しみに敢えて聞かずに投稿する。閉塞感をふっとばせる曲だといいな、と。全曲がかかりました。

○エルガーの威風堂々第1番(ヴァイオリン弾きのころわんさん)、自分の勤務する小学校の卒業式では例年卒業生の入場時に5年生がリコーダーでこの曲を演奏する。しかし今年の卒業式は卒業生と教職員のみとなり、自分の関わっている支援教室の児童も苦手ながら一生懸命練習したものの当日列席できなくなった。式の簡略化で入場はCDの予定だったが、教職員でなるべく温かい式にしようと、音楽の先生がクラリネットを吹き、自分のピアノ伴奏でこの曲を演奏する予定、精一杯演奏したい、と。
○同曲(心はオレンジピールさん)、今日娘の高校の卒業式だった。簡略された式で音楽の演出が少なかったせいか、心の中にはずっとこの曲が流れていた。それだけでもこみあげてくるものがあった。

○藤田玄播作曲、「若人の心」(トラッペさん)、1977年吹奏楽コンクールの課題曲だが、自分が中学生のとき体育祭の入場行進に必ずこれが使われていた。マーチでは珍しいマイナー進行で、当時は何でこんな古くさい曲でやるのかと思いながら行進していた。校長先生がにこにこしながら手拍子を送っていたので、あぁ校長が好きな曲なんだということで皆の意見が落ち着いた。あれから30数年すぎてあらためて聞くと、いい曲だ。一生懸命頑張っている若者たちの姿が見えてくるようでじーんとする。今の自分はその時の校長先生の世代に突入。中学生がこの曲で元気に行進していたら、そりゃにこにこしながら手拍子しちゃう。中学生のとき文句を言ってしまった天国の藤田玄播先生ごめんなさい。そして素敵なマーチを作ってくださってありがとうございました。

○古関裕而作曲、東京オリンピックマーチ(リアリストあらいさん)。圧倒的に好きな行進曲。イントロ部分からぱーっと脳裏に青空と白い雲が広がる。晴れやかさ、勇壮さ、気持ちが盛り上がる。いい意味での緊張感を伴う盛り上がり。音源をスマホに入れて持ち歩いているので、気分のエンジンをかけたい時に聴いている。(ふかわさん「これは素晴らしい日本の宝です。今年もこれをどこかで聴きたいですけどね~。」)

ここでひょっこり行進曲がふたつかかりました。
○ショスタコーヴィッチ交響曲第5番第1楽章の途中9分頃から(エスプレッソさん)、交響曲などひょっこり出てくるひょっこりマーチにも惹かれる。最初は聴いている方が恥ずかしくなるほど変だと思ったが、聴き慣れると心地良く感じられるようになり、ひょっこりマーチを待っていたりする。
○マーラーの交響曲第3番第1楽章の途中(ジャクリーヌ3世)、えっ、きらクラ終わっちゃうの?ちょっと待っち、待っちくれーということでマーチ特集なんですね。そしたら「ひょっこりマーチ」を投稿します。私の大好きなひょっこりマーチといえば、マーラー作曲交響曲第3番の第1楽章の途中です。マーラーは当初この楽章に「夏が行進して来る」という表題をつけていたそうです。後にマーラーはこの表題を削除しましたが、まさに夏がやってくる浮き浮きした感じがして、いろいろな動物たちが次々に行進してくるような、わくわく感にあふれています。特に練習番号20あたりからの2~3分ほどは、遠くかすかに始まった行進が、だんだんと近づきながらにぎやかに盛り上がっていき、なんとも楽しく素敵です。バーンスタインとニューヨークフィルの古い方の録音(1961年)だと、楽章が始まって丁度10分あたりからです。私たちの心の中で、きらクラ!はいつまでも行進し続けまーち。
ふかわさんが、動物たちが踊っているとか行進している曲って時々ある、と結構反応してくれました。真理さんも、この曲割と最近やったのですごく覚えている、このマーチを弾いてるのが弦楽器の半分だけで、聴いてるとホント遠くからやってくるみたいな錯覚がある、マーラーは自然の感じが独特な表現方法でいろいろ聴こえてくる、と。

このジャクリーヌ3世さんは不詳私です(^^)。マーラーの3番は最も好きな曲です。以前ギタリストの村治佳織さんがゲストに出られたときの第22回BGM選手権「偉人の名言 人生哲学編」で、グスタフ・マリアンヌさんのマーラー3番終楽章がベストをとりました。このときふかわさんの無言の圧力に負けずに、村治さんがこの曲をベストにしたことは以前の記事にも書きました(^^)。僕の知る範囲では、これ以外にマーラー3番がきらクラに登場したことはないと思います。いずれマーラー3番を自分の投稿でも出したいと思っていたところ、行進曲祭りで、最後の機会と思って出しました。じゃく3から進化・発展したこのラジネは、今日も快調の家族さんと他愛無いコメントをやり取りする中で家族さんのアイデアを基に完成したもので、これまで時々投稿していましたが採用されたことがなかったので、今回採用されてうれしいです。

○クーラ作曲、結婚行進曲(お昼寝大好きさん)、先週の放送で番組の歴史が家族の歴史と重なるというお便りがあった、我が家も同じで番組開始時には大学生だった娘が小学校の教員となり、今年の5月には母校のチャペルで結婚式を挙げることになった。また5年前夫が60歳を目前に職場の移転という大きな決断をしたときにはふかわさんと真理さんに夫に向けて「チェストー!」という励ましの言葉を言ってくださいと無茶なお願いをした。懐かしい思い出ばかりで、あらためてきらクラは自分の生活になくてはならないものだったと思う。ふかわさん真理さんこだまっちさん、今度は私から感謝をこめてこの言葉を送ります「チェストー!」。きっと素晴らしい人生が待っている。さて、舘野泉さんのゲスト出演以来この曲が大好きになった。華やかではないけれど穏やかな幸せに包まれているよう。娘の結婚の準備を手伝いながらこの曲の脳内再生を繰り返すことだと思う。
○同曲(三月のおさむさん)、ゲスト回でのお話が印象的だった舘野泉さんのピアノで初めてこの曲を耳にしたときの感動は未だに忘れられない。この曲をはじめ、きらクラを聴いていなければ出会えなかったであろう音楽は数知れず、どれも自分にとっても大切な宝物となった。

○チャイコフスキーのスラブ行進曲(まぬる猫さん)、1977年に男子高校に入学してヴァイオリンを始め、その年の秋の文化祭にこの曲を演奏することになったが、楽譜も読めずに始めた初心者にはついていけず、コンサート直前に指揮をつとめる顧問の先生から「誰かシンバルやりたい奴いるか?」の一言に救いを見出し躊躇なく立候補した。ところが一件落着とはいかず、さらなる試練が。文化祭直前に行われたレコード録音用の演奏時、fffでシンバルを7小節連続して鳴らす箇所で何回鳴らしたのかわからなくなった。もう1回鳴らすのか、それともこれが最後なのか、頭の中はパニック状態。シンバルが鳴り終わるといきなり音が薄くなる小節、そんな箇所でシンバルを思いっきり鳴らしてしまってはそれこそ演奏がぶち壊しになると咄嗟に判断しシンバルを鳴らすのをやめた。ところがもう1小節あったんですね、シンバルの鳴るべき小節が。今でもそのときのレコードにはfffの中でシンバルの音が一つ足りない演奏が記録されている。青春の苦い思い出がある名曲。
真理さん「ありますあります、一瞬不安になったらもう終わり」、ふかわさん「ブラジルのアゴゴベルもそう。どこでブレークだっけと迷うから、すごくppで鳴らしだす」、真理さん「不安が音に乗っちゃうんですよね~」と、かなりの盛り上がりを見せました(^^)。そして全曲がかかりました。始まって約6分ごろ、主題が勇壮に歌われるところで、確かにシンバルの7回打ち箇所がありました(^^)。

○ここで真理さんたのもうが二人。最初は鴨川のほとりさんの出題、真理さん全然わからず降参で、スーザの「星条旗よ永遠なれ」でした。続いて、へたの横好きトロンボニストさん。ふかわさんがかなり長いお題を熱演すると、真理さん自信無げでしたが、見事に正解!チャイコフスキーの交響曲第6番第3楽章でした。

○勝手に名付け親:お題はベートーヴェンのドレスラーの行進曲による九つの変奏曲でした。6人採用。
引っ越してしまうあの子へ(レモネードさん)
クラリネットなくしちゃった(あんこ玉とその家族さん)←「クラリネットがこわれちゃった」にかけて
人事部への道行き(猫のレオンさん)
一人でひっそりラジオ体操(芦屋ののもやん)
卒業までの道のり、ありがとう学舎(味付けのりかさん)
〆切前夜(永遠の5月さん)テーマと全変奏のそれぞれにもタイトルがついてストーリーがありました!

ベストは「一人でひっそりラジオ体操」でした。

このお題には僕も「クラリネットをこわしちゃった」にちなんだタイトルを出したのですが、ひねりが足りず、ボツでした。
ところでこの8年間にふかわさんは、フーマン(ピアニスト)、リコーダー吹き、サンバアンバサダー、パーカッショニスト、波製造器と、様々な楽器を演奏されていますね。そんなふかわさんですが、僕の怪しい記憶によると、番組初期の放送で、ふかわさんはクラリネットが大好きで、「クラリネットになりたい」と仰ったように覚えています。まだフーマン化するよりずっと以前の話です。僕の記憶違いでなかったら、その後クラリネットの話題がほとんど出ないのが不思議ですが、今でもまだふかわさんの中にクラリネット愛は続いているのでしょうか、ちょっとお尋ねしてみたいです。
ついでに「クラリネットをこわしちゃった」の替え歌「きらクラが終わっちゃった」も作ってみました。かなりくだらないです(^^;)。記事の最後に、おまけとして書きました。

○ここで突然伊福部昭の勇壮な行進曲、映画「怪獣大戦争」から「怪獣大戦争マーチ」オリジナルサウンドトラックが流れました。きらくらのすけさん(吉良クラ之丞、で良いでしょうか?)のリクエストでした。次回はきらクラ滑り込み企画第二弾、日本人作曲家祭り開催、とアナウンスがありました。

○続いてBGM選手権のお題が発表されました。梶井基次郎の「檸檬」でした。これは以前2014年2月の第41回BGM選手権に出題されたとき、ふかわさんが「ベスト該当者なし」としたお題です。ふかわさんは、悩んだがどうしても納得ができず、独断と偏見とわがままで、権力の濫用をしてしまった、と。しかし時を経た今、日本人作曲家縛りで改めて再出題となりました。

○ワーグナーの「神々の黄昏」から、ジークフリートの葬送行進曲(へヴィーコンダラさんまたはアフターフェステイバルさん)、高校時代に吹奏楽でこの曲のティンパニを演奏した。ある日突然現れたあるOBの指導で、約30人の編成でなんとか演奏会までこぎつけた。多分、ない楽器のパートを他の楽器に割り振ったりとか苦労されたのだろうと今更ながら思う。このとき指揮をした友人は10年前に亡くなり、隣にいた同じ打楽器パートの友人は同じころ病に倒れコミュニケーションがとれない状態になり、突然の訃報を思いだすと非常に寂しい気持になるが、青春時代の楽しかったことも同時に思いだす。そのOBが練習のときに「非常に悲しかったときのことを思いだして演奏するように」と言われたことを思いだす。そのときは割りと幸せな生活を送っていたのでそれほどの感情移入はできなかったのですが、と。そして全曲が流れました。

なお、このきらクラの本放送があった3月8日とその前日は、びわ湖ホールで沼尻竜典さんと京響ほかによる「神々の黄昏」が、びわ湖での4年がかりの「指輪」の締めくくりとして全曲上演されるはずでしたが、感染症問題で公演は中止となってしまいました。それで両日とも無観客で上演し、ネットで無料ライブ中継したということです。びわ湖の無念とシンクロするような、ジークフリートの葬送行進曲のオンエアでした。しかもこの放送では、良く演奏される本体部分だけでなく、その前の牧歌的な美しい部分も4分ほどたっぷりと流してくれたので、しばしワーグナーのサウンドに浸れました。

○真理さんの選んだ行進曲:シベリウス作曲、「カレリア組曲 」から 第3曲「行進曲風に」
真理さんは、「(この曲について)赤毛のアンが自転車を濃いで草原を走っているようだというふかわさんの言葉を聴いて、本当にその通りだと思って、聴くたびにさわやかな風を感ずるようになった。」調べたら、第100回のふかくらのときにかけていた、ということです。ふかわさんのこのコメントは僕も良く覚えています。

○ふかわさんの選んだ行進曲:エルガー威風堂々第4番
ふかわさんが常々、威風堂々の中で一番好きだとおっしゃっている第4番です。ふかわさん仰るには、中学校で吹奏楽の部活だったので、卒業式が生演奏だった。予行演習なんかで演奏の練習があるので、生演奏を聴きながら卒業式の練習をしていると、聴きながらもう泣いちゃっている。本番よりも予行演習の方がなんか想像をいろいろとかきたてられてこみあげるものがあった。この曲と聴くといまだに、体育館に敷かれたカーキ色のシートをこする上履きの感触が未だによみがえると。(真理さんは「緑」と仰っていましたが、ふかわさんは「カーキ」にこだわっていました。何故?。)

威風堂々第4番はきらクラでも何回か放送され、​​​​​200回記念の放送でのBGM選手権「上を向いて歩こう」​ではヒダス・キャタディさんのBGMとして採用され、ふかわさんにかなりのインパクトを与えていました。僕も威風堂々5人兄弟の中でこの第4番が一番好きで、昔職場の運動会で音楽を担当したとき、この曲を行進曲に使い、表彰式にはコープランドの市民のためのファンフーレを使ったことが良き思い出です。

○ヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲、3人の方のお便りが読まれました。
いろあすさん:ここ数年、元旦はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見てラデツキー行進曲でテレビの前で一緒に手拍子をしないと年が明けた気がしない。さあ今年も頑張るぞと言う気持ちにさせてくれるパワーがある。定番の安定感、クラシック音楽ならではの懐の深さのなせる技。
らふまにのぶこさん:できれば小澤征爾指揮のウィーンフィルのニューイヤーコンサートでお願いしたい。今から14年前、息子が高校のオケでコンサートマスターになることに決まり悩んでいた。私の持論だが音楽は技術だけではない何かがとても大切で、それは演奏者の心だと思っている。その心を学びにそうだウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴こう、家族で冬のウィーンに旅立った。チケットが取れて楽友協会で聴いた。コンマスが笑みをたたえながら楽しそうに本当に全身全霊で一つ一つの音を奏でている姿を真剣な眼差しで見つめる息子の横顔が、この曲を聴くたびによみがえり胸が熱くなる。
音楽さん:うちの息子、赤ちゃんの時どこも悪くないのにだっこしてもあやしても泣き止まなくて、あきらめてベッドに寝かせてヨハン・シュトラウスのLPを聴かせた。しばらくしたらこの曲でピタリと泣き止んだ。今でもこの曲が好きみたい。
ふかわさん「皆様拍手の準備はよろしいでしょうか」。
そして春の行進曲祭りの最後として、ラデツキー行進曲が流れて、お開きとなりました。

○おまけ:「きらクラが終わっちゃった」 ←「クラリネットをこわしちゃった」の替え歌 ♪

僕の大好きなきら~クラ
毎週聴いてたきら~クラ
とっても大事にしてたのに
終わって聴けないことになる
どうしよう、どうしよう
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパパパ
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパ

きらくらDONが聴け~ない
そらみみクラシックが聴け~ない
とっても大事にしてたのに
パパが知ったら怒るかな
どうしよう、どうしよう
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパパパ
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパ

BGM選手権と勝手に名付け親がない
メンバー紹介とひょっこりクラシックと始まりはクラシックがない
とっても大事にしてたのに
番組表にも見つからない
どうしよう、どうしよう
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパパパ
オーパッキラクラ、パッキラクラ、パオパオパ、オッパーーーー!






Last updated  2020.04.03 00:07:50
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2020.03.21
カテゴリ:きらクラ!
3月1日のきらクラです。きらクラ終了のアナウンスが出されたのが2月16日の放送でした。その後の最初の放送でした。

最初のお便りは、おしゃくら時代からずっと聴いているが、きらクラは4月から中3になる娘の成長時期と重なったので思い出が深い。娘がきらクラDONで花のワルツの正解で読んでもらったのが小2のときだった、そのあとラジオ番組に投稿することが身近になった娘は、今では夜勉強しながら民放ラジオにも投稿し、ときどき逆電をもらったりしている、娘の成長のきっかけになったきらクラに感謝、と。

残された1ヵ月、最後にこれまでの名場面のリクエストコーナーを、と提案するお手紙に、ふかわさん、「なんならきらクラ三昧をやりたいですね」と。是非やってください!

その後ステッカーの話になり、ステッカーの使い道をみなさまから聴きたいというお話。真理さんの解説によると、まりへいと、ちげえねえと、ご自愛と、あと何か、4種類ほどのステッカーがあるというでした。4種類持っている人いるのかな?ふかわさんは、「中途半端となったくらペディアもどうなるんでしょうか」と言っていましたが、きらペディアですよ~。

続いて読まれたお便り。38年間の教師生活をこの春定年退職する、その最後の8年間をつらいときも苦しい時もきらクラとともに過ごしてきた年月を思い、一緒に終わってしまうことを考えると胸がいっぱいになり泣き出しそう。佐藤眞の組曲「蔵王」の最終曲「早春」をリクエストしたい。合唱に明け暮れていた大学時代、1日中練習していた「蔵王」の練習の合間にはひとりの大親友と春まだ浅い冷たい風の吹くキャンパスで毎日毎日語り合った日々を思いだす、将来の夢、家族のこと、恋の話。二十歳の私たちにはまだ見ぬ未来が待ち遠しくてたまらなかったことを思いだす。東北にある蔵王という山をきっといつの日か一緒に見に行こうと約束した、その後願ったとおり教師となり、長年の教職生活もいよいよ終わりを迎える。娘時代に夢を語り合った友は還暦を待たずして数年前に先立った。蔵王を一緒に見ようねという約束を決して忘れていないのに、約束を守れない、そんなことがあるのが人生というものなのかもしれない、もし「早春」を聴かせていただければ、大好きだった仕事も、大好きだったきらクラもいよいよ卒業のときと心に区切りをつけて、亡き大親友と一緒に、心の底から、北国の春の喜びに思いを馳せながら、味わいたいと思う、と。尾崎左永子作詞、佐藤眞作曲、混声合唱のための組曲「蔵王」から「早春」がかかりました。

きらクラDONは、バーンスタイン作曲、「ウェスト・サイド・ストーリー」からの「シンフォニック・ダンス」でした。いろいろなお手紙が紹介されました。
○楽器吹き同志で出会って結婚した夫婦で、きらクラをああだこうだといいながら一緒に聴いていた
○はじめは古典派を主に聴いていたが、この曲をきっかけに聴くジャンルが拡がった、思い出の曲
○バーンスタイン没後30年に絡めた出題か、還暦前年に初めてオーケストラに参加したときに演奏した思い出深い曲で、その1-2年前から始めていたホルンを吹奏楽だけではなくオケでも吹いてみたいと思い参加したが、初心者には荷が重かった。いきなりチューニングでつまづいた、抜き差し管を目いっぱい抜いてもチューニングの音に近づかなかった。あとで帰宅してから、吹奏楽のチューニングの♭Bと違ってオケのチューニングはAだと気が付いた。(さぞや抜き差しならないチューニングだったことでしょう。)無事演奏が終わったときには年甲斐もなくにっこりした。
○50年前中学生のとき、おじがあててくれたチケットで、大阪万博の万博クラシックの演奏会でバーンスタイン&ニューヨークフィルで幻想交響曲を聴いた。それ以来彼のファンとなり、74年高2の大阪フェスティバルホール演奏会のときサイン会の最後尾に並んで彼の著書「音楽のよろこび」にサインしてもらった。
○きらクラDONが好きで、一番の思い出は宮崎の公開収録であててもらったこと、でもやり残したこともふたつあり、公開収録のなまきらクラDONで絶妙なボケニアピンを答えることと、曲名と演奏者の両方を答える超ウルトラきらクラDONに正解することだと。(このお方、その念願の超ウルトラで正解されていました。)
○34年前に、所属していた大学吹奏楽団の演奏会のメイン曲として吹奏楽アレンジ版で演奏したとき、ボンゴとホイッスルを担当した。打楽器の出番や種類が多く、楽しかった。

ニアピンがありました。ドヴォルザークの管楽器のためのセレナードの第四楽章で、見事にステッカーをゲットしました!

ここでゲストの藤田真央さんが登場されました。

ふかわさんのお話によると、5年くらい前の夕方の情報番組にご登場してもらった、中学3年生のときで、これから世界に羽ばたくピアニストということで出てもらった。あのときは真央君と呼んでいたが、今は(そう呼ぶには)喉ぼとけでブレーキがかかる。ナントのラフォルジュルネのとき、楽屋に藤田さんに会いに行ったときに、5年前のことを覚えていてくれて、しかも「この番組に出たい、反田さんを出すなら自分も出せ」、とナントの勅令が出たということでした。

藤田さんは、以前からずっと月曜の再放送を聴いていた、そのきっかけは、中学生のとき、きらクラがスタートしたのと同時期だったが、膝の靭帯を断裂して車で学校に通うことになり、それでカーラジオできらクラと出会ったということです。

ナントで弾いたベートーヴェンの三重協奏曲の話となり、チェロのソロを弾く重鎮クニャーゼフが一向に楽屋から出てこず、ようやく出てきて、「よーし行こうぜ」と椅子に座って、「真央、Aをくれ」といってずっとチューニングをやっていた。そしていよいよ曲が始まってチェロの最初のドの一音でやられてしまった。クニャーゼフはすごい、と。真理さんも、クニャーゼフは音楽が降りてきている感じ、何かとつながっている、と。ふかわさんから真顔で「真理さんにも降りて来るんじゃないんですか?」と尋ねられた真理さんは、「私は、どうかな?」と(^^)。
(クニャーゼフはバッハの無伴奏チェロ組曲のCDを聴いて僕も強いインパクトを受けたチェリストです。2018年にはサントリーの小ホールで、バッハの無伴奏全曲を一夜で演奏するリサイタルも聴きました。)

ここで1曲、藤田真央さんのピアノでショパンの即興曲 第1番。

反田さんとの接点を尋ねられ、昔は音楽教室が一緒だったが、曜日が違っていてそのときは接点はなかった。1年くらい前に反田さんと会って、「あのときから下に凄い子がいると聞いていた」と言われた。私も、「上に凄い人がいると聞いていた」と。ふかわさん「凄い建物ですね!」と(爆)。

ナントのラフォルジュルネは、集中する時間が1時間と短いので、わたしにとってはすごくありがたい、と。海外と日本との違いは、日本の方が知っている人がいるのですごく緊張する。海外の人達はまっさらなので弾きやすい。

リスナーさんからのお便りで、山田和樹さんと笑ってしまうほどそっくりと。好きな1曲の紹介でモーツァルトのヴァイオリンソナタ第21番第2楽章をあげて、途中ピアノだけになるところが、天から光が降り注いでいるような感覚になると仰っていたことが印象的だった、と。(藤田さんを担当しているマネージャーさんが、山田和樹さんも担当しているということでした。)

藤田さんのあまりにほがらかでお茶目な話しぶりに、ふかわさん「へらへらしすぎで心配になるくらい」。

ピアノをやるきっかけ:2歳上の兄が弾いていたので、ピアノを弾くのが当たり前と思っていた。幼稚園のときに、みんな弾けないのと驚き、弾くと脚光をあびて、心地良さを味わって、それからですね。
練習大変というのはない。飽きたら新しい曲やるみたいな。やりたい曲いっぱいだして、買って。

この曲つらいということはないかと尋ねられ、ハンマークラヴィアはつらかった。高校3年生のとき、ヤマハホールのリサイタルに入れたが、4楽章は何重ものフーガだらけで、1日その第4楽章ばっかりやっても弾けず、もういいやと練習しなかったが、面白いことに本番では完璧に弾けた、と。

続いて「蜜蜂と遠雷」の風間塵がファイナルで弾いた、バルトークのピアノ協奏曲第3番 から 第3楽章、藤田真央さんのピアノ、円光寺雅彦指揮、東フィルの演奏が流れました。このときのエピソードとして、指揮の円光寺先生から、すごい死ぬほど怒られたと。コンチェルトの録音はこれが初めてで、どういう風に進んでいくのかわからなくて手間取っていたら、こうやるんだ!みたいに。

指揮者によってタイミングが違う、大巨匠から若い方までいろいろな指揮者とやったが、やはり大巨匠にいくにつれて、少し遅いタイミングで入ればいいんだなと。真理さんも、年配になるほど、音の重さを大事にするような印象があると。

ナントの後、チャイコフスキーコンクールの受賞者としてゲルギエフとミュンヘンでの公演が終わって、ゲルギエフとのディナーが毎回ずーっとあったが、これが本当に苦痛、とてつもなく長い。コンサートの時間よりも長い。会食の最後の方になって自分がそろそろ帰りますと言ったら、「真央ちょっと待て、あと30分待て」と。それで何故待ったのかわからないけれど30分ほど待ったら、突然ゲルギエフが立ち上がって、「きょうは素晴らしかった。素晴らしいアイデアを思い付いた。」と、私たちにとってはいつも悪いアイデアである。「この公演を2日後にサンクトペテルベルクでやろう」と急に言いだした。聞いている方はポカーン。酔っているのでもなく、本気で、あの眼光で。後ろの方ではそれを聞いたマネージャーたちも、どうすんのチケットとか、と騒ぎだした。しまいにはチェロのソリストのズラトミールがロシアのビザを持ってないと言ったら、マエストロが携帯を出して謎の人と3分位話して携帯を切って、「ズラトミール、ビザとれたぞ」と。それで公演が決まって、決行した。聴衆も7割がた入り、ライブストリーミングもあってすごく盛り上がった。

山形のリサイタルを聴かれたリスナーさんからのお便り、左足の怪我(豆)は治りましたか?と。何故か豆ができた。15日間ヨーロッパとロシアに行っていて、うち10日間がコンサートだったが、豆ができてしまった。日本に帰ってきて翌日山形で演奏会だった。膝の靭帯断裂をしたのと同じ左足に豆ができて、歩き恰好がひどかった。豆は足の先だったので、ペダルは足の腹で踏んだ。ここで反田さんの足マジック塗りの話になり、藤田さん「あの人はまたああいうことするからあれだけども、あんなにぶっとんではないです私は」と(^^)。

リスナーさんからの質問、どんな曲でも出だしが大切と思うが、真央さんはどの曲でも座るやさっと弾き始め曲の中に入り込む。どんなイメージでそうされているのか?真央さんの答えとして、歩いて、お辞儀をしてピアノに座る、座る直前にハンカチをすっとピアノのところに置いてすぐ弾く、そのときにはこうやって弾くんだという出だしのテンポ感があり音楽感があり、それですぐ弾き始めるだけ。自然とそうなっている感じ。と

椅子の位置なんか気にする人もいますね、とのふかわさんの話に反応して、それはある、すぐ弾くので、演奏の途中で椅子の位置が、あ、なんかちょっとずれていると気が付くことがある。それで激しいところで瞬発力でバンと椅子をずらす。でもそれが行き過ぎて、またずれているときがあって、こりゃ~だめだと思って、左手がメロディーで右が休みのときに、ちょっとお尻を挙げてきゅっと調整というのもある。そういうことしちゃだめなんですけどね、本来、と。

ここで真理さんが、今まで出会った素晴らしい3人の音楽家がいる、小澤征爾さんと山田和樹さんと真央君。みな体がずっーと動いている。多分ぴっと立ち止まれないタイプ。ずっと多分音楽が頭に流れている。ずっと手を振ってるとか、足がステップとっちゃうとか。それを聞いたふかわさんが、「私が教師で真央君が普通の生徒だったらしょっちゅう叱っているかもしれない。落ち着きがないと通信簿に毎回書いていると。真理さん、音楽がいつも流れているから急に弾ける、と。

ここでリスナーさんからのリクエストで、藤田真央さんのピアノで、蜜蜂と遠雷から、藤倉大作曲の「春と修羅(風間塵バージョン)」が流れました。きらきらと素敵でした。

ここで「まりさん、たのもう!」コーナー。石の上にもサンサーンスさんからの、かなり長いお題でしたが、真理さん余裕で、途中でもう大丈夫とふかわさんを遮って、見事に正答。シベリウスのヴァイオリン協奏曲第三楽章。真央君もすぐわかったということです。

続いて大阪のアマデウスさんからの、そらみみクラシック。オッフェンバックの歌劇「ホフマン物語」第4幕第1場第7景、ジュリエッタの歌で始まりゴンドラの舟歌の合唱が続くあたりで、「たのもう」が2度聞こえると。

勝手に名付け親のお題が流れましたが、そのピアノを弾いていたプレトニョフの話題になりました。プレトニョフが好きと。2回本人に会った。1回目は彼が指揮をした演奏会の終わったときに会いにいったらすごくご満悦で、チャイコフスキーのピアノ協奏曲の楽譜にサインしてくれた。今でもその楽譜を使っている。その二日後に彼のピアノのリサイタルを聴いて素晴らしく、やはり終わった後に行ったら、今度はすごくむっつりしていて、目線が合わない、基本私の斜め上を見ていて、早く帰れみたいなそういうオーラを出していた。ピアノのときは機嫌悪いんだ、と思った。でも本当にこの人は世界で一番ピアノがうまいと私は思う、と。

ふかわさんが「真央さんのエピソードはおもしろい。いい不協和音というか、笑える不協和音が届いてくる。」真理さん「ちょいちょい毒を挟んでくる」

BGM選手権。藤田さんが好きなコーナーということです。で、以前宮沢賢治の「雨にも負けず」のとき、ふかわさんの朗読が、「雨にも負けず」と2回言ったのが子供ながらツボにはまったということでした。
さて今回のお題は亀井勝一郎作、八ヶ岳登山記でした。3枠採用。
○イベールの祝典序曲の途中(ぽんたろうさん)。もしきらクラが10年続いたらリクエストしたいと思っていた曲と。雄大で美しい風景が見渡せるような素晴らしい曲でした。
○ホルストの「惑星」から「火星」(レントよりアダージョさん)。ふかわさん「噴火している」と。きらクラが終わってしまうという突然の知らせに憤りを感じている私たちリスナー大勢の気持ちを素直に代弁してくれるような選曲でした。
○シベリウスのロマンス変ニ長調作品24-9、舘野泉さんの演奏指定で(今日も富士山がきれいですさん)。藤田さん、「変ニ長調という曲調がいい、良くマッチしている」。真理さん「なんだか素朴な、自分の身近な山に登っているよう」。ふかわさん「景色と言うより人物の心情が伝わってくる」と。美しいピアノの音に、舘野泉さんがゲストに出られたときの放送を思いだしました。

藤田真央さん「ピアノはやはりオケやオペラにはかなわない」と、そして選んだベストはイベールでした。

続いて、藤田さんがかけたい曲。バーバーの「弦楽のためのアダージョ」、バーンスタインの演奏でかかりました。去年、大学2年生の指揮法の授業を受けていた時にこの曲を振って、95点という好成績をおさめた曲。指揮台に立って景色はどうかと問われて、あごとか震えてしまった。指揮はピアノを弾くのとはまったく違うことをやっている。全ての重積を負わなければいけないので、あまりやりたくないな、と。

今後の展望をきかれた藤田さん、今年はずっと上半期は日本にいて、10月からはベルリンに留学しようと決意している。入学試験に落ちたらいけないけれど。と。

リスナーさんからの質問、忙しいなかいつどうやって練習しているのか、に対しては、忙しいとはいっても練習する時間をさいて自分で作っている。本当に時間がないときは、コンサート終わって家に帰ってまた練習して、ということもある。

本番の直前にピアノを弾く方か弾かない方かとのふかわさんの質問に、本番の日はぎりぎりまでずーっとピアノを弾いている。ピアノはその場所にしかない、その場所特有のピアノなので、この音はこういう音が出るんだと、すべての音を確かめたいという願望がある、と。

苦手のものは、トマト人参ピーマン。克服キャンペーン(克服週間)を自分で作ったことがあるが、1日目トマトを食べたがもうだめだった。トマトの中のうにゅうにゅ感は解せない、と。それを聞いた真理さん「娘も好き嫌いいっぱいある。年齢とともに無くなるかと思ったけれど、なくならないんだ」と。

最後にメッセージとして、真央さん、私の青春そのまま、この番組とともに過ごしてきたので、この番組がなくなってしまうのは惜しいけれど、何かしらの形で、きらクラのコンサートがあったら出たいなぁ。次は絶対出たい、と。これ期待してお待ちします!

最後はクールダウンするかのようにゴールドベルク変奏曲からアリア、グールド(あとの方の録音)がしっとりと流れました。

ラジネコールが、ふかわさん曰く「もう最終回の雰囲気」と。15名のラジネコールのうち最初の10人がそうでした。きらクラありがとうさん、きらクラファンのるさん。人生初投稿がきらクラでしたさん、きらクラありがとう本当にありがとうさん、きらクラ大好き人間さん、きらクラforeverさん、きらクラロス子さん、きらクラforeverでけろさん、きらクラファンさん、ほだなうそだべにゃこと大山ママさん。

きらクラが終わるというショックに気持ちも暗くなりがちなところ、藤田真央さんの屈託なく底抜けに明るいお話と人柄に、元気をもらって少し前向きな気持ちになれたのは僕だけではないと思います。世界にはばたきつつ、先々ひょっこりときらクラ特別番組(三昧など)にご登場していただければと思います!






Last updated  2020.03.21 22:53:22
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2020.03.08
カテゴリ:きらクラ!
何かと忙しく2020年になってブログ記事を一つも書けないで(書かないで)1月が終わり、2月になったら今度は新型肺炎騒ぎで気持ちが落ち着かずますます記事を書きにくくなり、そうしたらきらクラ終了のお知らせが。しばらくは気持ちがどーんと落ち込みましたが、その後のきらクラの明るい放送を聴き、気持ちも前向きに変わり始めたこの頃です。終了まであとわずか。以前のような番組の記録としての記事を、少しでも書いておこうと思います。まずは沖縄公開収録です。

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2月2日の放送は、沖縄県南城市シュガーホールでの公開収録の放送でした。ゲストは反田恭平さんと砂川涼子さんでした。
オープニングは反田恭平さんのピアノ生演奏による機敏な小犬のワルツ、終了後に真理さんの子犬も加わりにぎやかに始まりました。ほどなくいーともさんのお便りが読まれ、ふかわさんのい-ともさん直コールもありました。長年のいーともさんの番組へのいろいろなご提言、ご貢献に対するこだまっちさんの感謝の気持ちだったことと思います。

恒例のナマきらクラDON、まずはモーツァルトの「フィガロの結婚」序曲、これは第6回DON出題曲。次にサン=サーンスの動物の謝肉祭から「水族館」、これは第2回DON出題曲で、いつかBGM選手権でも流れた曲でした。続いてバッハのイタリア協奏曲、これは第61回DON出題曲。4問目はバルトークの管弦楽のための協奏曲から「中断された間奏曲」、これは2016年8月、200回達成記念!の放送で中トロ祭りで三貫(三問)出題されたうちの三問目として出題されました。この頃は僕もきらクラ記事をこまめに書いていて、​出題の回(8月14日放送)​がこちら、​解答発表の回(8月28日放送)​がこちらです。そして最後の5問目は、中トロでした。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」から第一楽章の途中、難問でした。これは第80回DONの出題曲でした。ということで全部がこれまでの出題曲だったのは、これが最後の公開収録になることを胸に秘めたコダマッチさんの想いがあったのではないでしょうか。

ここで反田恭平さんがご登場。這い這いしながらサッカーボールを追いかけていたというサッカー好きな子供時代で、試合中に押されて両腕が骨折しても自分では点を取ることに夢中で気が付かなかったそうです。その数年後にはドアに小指をはさんで骨折して手術、しかしギブスのおかげで小指が長くなって、かつ小指と薬指の腱が切れて指が開くようになったという強運エピソードが語られました。音楽の道に進んだきっかけは小6と中1の2回、プロオケを生で指揮する機会があり、一振りしてオケの音が出たその快感が忘れられず、指揮者になろうと思ったとのことでした。続いて反田さんのピアノで、ショパンのマズルカ作品7-1、ワルツ作品34-3(通称猫のワルツ)。反田さんは猫派で、猫のワルツをもっと広めたいと思って最近弾き始めているということでした。

そしてピアノを持っていないという驚愕の事実も紹介されました。実家にはあるが、今住んでいる家には今までなくて、やっとそろそろ防音室が完成するそうです。このところピアノを置かなかった理由として、24時間弾ける環境になったらいつでも弾けるから後で練習しようと甘えてしまうのではと思って、まずは時間をお金で買ってみようということにして、主に学校やスタジオで約3年間練習したということで、そろそろ防音室を買ってもいいと思ったと。あと靴下を忘れてしまったときの大胆不敵なエピソードも(^^)。そういうトークの直後にはシューマン作曲、リスト編曲、「献呈」を演奏されました。質問コーナーでは今日は練習したくないなぁという日はあるかと問われた反田さん、そもそもピアノが大好きなのであんまり思ったことがないということでした。反田さんから、自分が小学生のときに、母と喧嘩して、母が読んでいた音楽雑誌の表紙を破いたら、ふかわさんの顔が出てきて、それで喧嘩がおさまった、そのときのふかわさんの顔写真をすごく覚えているというお話が出ました。続いて反田さんと真理さんの共演でラフマニノフのチェロソナタから第三楽章、これは真理さんのたっての希望での選曲ということでした、素晴らしい演奏に聴きほれました。

BGM選手権。お題は菅原敏作、恋は水色。3枠採用。ぱーかすちょんさんの、ジョリベのフルートと弦楽合奏のための協奏曲は、けだるさ、苦さ、甘さ、いろいろなものが混ざり合った雰囲気が見事でした。ジャック天野さんの、シェーンベルグのグレの歌の冒頭、前奏曲は、陽の光を浴びて美しくきらきらと広がる風景が眼前に広がりました。無口なセールスマンさんの、シューマンの三つのロマンス作品28の第2曲、やさしさと追憶に心がきゅーっとなりました。常連の方々による、どれも溜め息の出る素晴らしい限りのBGMでした!ベストは、シューマンでした。

後半はソプラノの砂川涼子さんがご登場。ピアノの江澤隆行さんと、プッチーニの「ボエーム」から「私の名はミミ」を歌ったあと、お話を少し。沖縄県宮古島出身で、このホールでも時々歌われたそうです。 続いて日本語の歌を2曲、沼尻竜典作曲の歌劇「竹取物語」から「告別のアリア」、Miyabi(=竹内まりあ)作詞、松村崇継作曲「いのちの歌」。どちらの曲も素直な歌詞とメロディで、それを見事に生かした砂川さんの歌が、心に沁みました。沼尻さんの竹取物語は2014年1月の横浜での世界初演(演奏会形式)を見て、とても素敵な音楽でした。このオペラは今年夏にびわ湖と東京で再演されるので、是非また見たいと思います。

僕が砂川さんを最初に聴いたのは、​2014年のびわ湖でのコルンゴルトの死の都の初日​のマリエッタ(マリー)で、圧倒的な存在感で強く印象づけられました。あとびわ湖でのマーラー8番の独唱者としても、実に素晴らしい歌唱で聴きほれました。本当に素晴らしいソプラノだと思います。

砂川さんは、もともと音楽の先生を目指して音大に入ったが、歌がもっと上手になりたいと思って続けているうちにこの道に来たということでした。リスナーさんからのお手紙で、砂川さんと言えば何といってもボエームのミミが当たり役だが、ミミにしろヴィオレッタにしろ最後は病気で亡くなってしまうので、ボリュームある体形では説得力がなくなってしまう、一方でオペラである以上美しい声が必要で、そのためには大きな”楽器”が欠かせないと思う、どうやって美貌と美声と役作りを両立させているのか、という質問がありました。砂川さんは、体形は個人差があり、その人に一番あった健康的にいられる体が一番いいと思う、自分がベストでいられる体作りをすることが、声にも反映されると思う、と。続いて会場からの質問で、砂川さんにとっての沖縄はどのような存在で、沖縄の良さをどのように思うか、と。砂川さんは、宮古島で過ごした時間よりも東京の生活の方が長くなってしまったが、生まれ育った環境が自然の豊かなところで、きれいな海と、青い空と、おいしい食べ物と、温かい人たちと、そういう中で育ったことが大人になってから、すごく幸せな場所で育ったんだなと感じて、そういったすべてが演奏に反映されているんのではないかと思う、沖縄があるから自分の今がある、と。ふかわさんから沖縄料理で好きなのは?と問われて「宮古そば」と。その特徴はと聞かれて「麺がちょっと違う」、「スープもちょっと違う」と。

砂川さんの歌でジーチンスキ「ウィーン我が夢の町」。砂川さんのお話によると、ふるさとを思う歌。私の故郷ってこんない素敵なところ、と。自分の故郷の沖縄を重ねて歌いたい、と。前半はドイツ語、後半は日本語で歌われました。 続いて沖縄県民謡「てぃんさぐぬ花」。砂川さんによると、ホウセンカの花は、爪先を綺麗に染めても、親の教えは心に置いておきなさいという、親の教えの大切さを歌う歌だ、と。加藤昌則さんの編曲で、真理さんが、チェロをピチカートで弾いて三線風の音を出していました。チェロを横に構えて雰囲気も三線風に弾いていたそうです。曲の最後には砂川さんがキンコンカンコンと鐘(アンティークシンバルというそうです)で加わって、楽しい編曲でした。

最後は反田恭平さんが再登場、ピアノも声楽も同じに体が資本で、ずっとボクシングを趣味でやっている、ロシアでグローブがなかったので素手でやっていた、中国では良くピアノのために骨を砕いて強くするみたいな話も聞いていたので僕もやってみようと思って云々、と骨のある話(^^;)をされていました。

最後は森山良子作詞、BEGIN作曲、加藤昌則編曲「涙そうそう」。特別出演のふかわさんは、鍵盤ハーモニカ、打楽器(アンティークシンバル)、波のご担当。郷愁を誘う鍵盤ハーモニカ、真理さんの絶妙な合いの手、砂川さんの心温まる声、反田さんのきらりとしたピアノ。素晴らしかった!終わってふかわさんがひとこと、「波にはなりきれなかった」。そのフォロー?で反田さん「本番が一番良かったです」。確かに、並みの波ではなかったような(^^)。

真理さんが最後にふかわさんに「素晴らしい演奏と、きれきれのトーク」とおっしゃっていました。今録音でこれを聞くとなんかじーんとしちゃいます。






Last updated  2020.03.08 01:02:48
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2019.11.20
カテゴリ:きらクラ!
もう大分以前、音楽之友社のON BOOKSシリーズの1冊、磯田健一郎著「近代・現代フランス音楽入門」という、肩の凝らない素敵な本を愛読していました。フランス近現代、サティ以後の作曲家ひとりひとりについて、人生と音楽がコンパクトに紹介されていて、お薦めCDガイドもついているという、超親切な本でした。軽妙洒脱な名解説で楽しくもホロリとさせられる文章と情報が満載でした。

その中のピエルネの項目で、お薦めCDとして2枚紹介されていたうちの1枚が、神秘劇「ベツレヘムの子供たち」という曲でした。それまでピエルネの音楽は全く知らなかったので、なんとなく興味を感じて買い求めたところ、ときにわらべ歌風、ときに清らかな児童合唱の響きの美しさに、すっかり魅せられてしまいました。それ以来ピエルネの作品で一番好きな音楽になりました。

とは言っても私、恥ずかしながら歌詞内容には基本的に無頓着なリスナーです。この曲についても、歌詞内容はもちろん、あらすじも、これまで全く知らずに聴いていました。それで満足していました。

そうしたところ、今回(2019年11月)きらクラでピエルネの強化月間になりました!折角の機会なのでこの曲をリクエストしようと思いました。しかしそのためには曲の内容を知らないとまずい、と思って慌てて歌詞内容を調べたところ、イエス・キリスト生誕の夜の心温まる物語であることを、今回初めて知りました。

舞台はベツレヘムの平原。聖なる夜に、星から「イエスが生まれた、寒がっている」と聞いた羊飼いの子供たちが、木の実やらリンゴやら牛乳やら、思い思いの贈り物を持って厩を訪れ、贈り物を渡して帰って行くという、なんとも愛らしい物語です。オーケストラ伴奏の上に、ナレーターが語り、児童合唱が歌い、歌手たちが星、天の声、聖母マリア、羊飼い、ロバや牡牛(^^)、子供たちなどの役で歌い、絵本のような物語が進んでいきます。なかでも子供たちが厩について、聖母マリアに招かれて中に入り、ロバや牡牛と一緒に、すやすやと眠っているみどり児を囲んでひざまずいて見つめ、やがて目をあけたイエスに贈り物を渡す場面の静かな音楽の純朴な美しさは、素晴らしいです。この部分をリクエストしたら、幸いにも番組で流していただけました。



ピエルネ作曲 神秘劇「ベツレヘムの子供たち」
Lasserre de Rozel指揮、ラジオフランスフィル、ラジオフランス児童合唱団ほか
1987年12月10日、パリ、プレザンスのノートルダム教会(調べたら先日消失したノートルダム大聖堂とは違う教会です)

このCDは教会でのライブ録音で、最後に拍手が入っています。子供も楽しめるメルヘン的な世界かと思うと、途中突然に天の声で、イエスの十字架上の最後の言葉「神よ、なぜ自分をお見捨てになるのですか」という言葉が歌われたりして、良くわからないけれど大人が聴いても味わい深い内容のようです。

おそらくヨーロッパではこの手の音楽劇をクリスマスの季節に教会で演奏し、子供もおとなも一緒に集まって、皆で音楽と劇を楽しみながら、信仰心と共同体の絆を深めていくのだろうか、と想像します。そんな上演にもしも立ち会えたら素敵だなぁと思いますが、信心のない者にも聴かせていただけるかどうかはわかりません^_^。



CD解説書の中にあるラジオフランス児童合唱団の写真です。



磯田健一郎著「近代・現代フランス音楽入門」(ON BOOKS 93)  音楽之友社 1991年
今は絶版のようです。






Last updated  2019.11.20 11:32:58
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2019.07.08
カテゴリ:きらクラ!

きらクラ!6月30日出題のBGM選手権は、伊東静雄の「わがひとに与ふる哀歌」でした。難しい詩で、細かなことは良くわかりませんが、「わがひと」に真摯な愛を投企して前向きに一緒に進もうとする作者の営み、しかしそれにもかかわらず「太陽の輝き」を得られないが故の「哀歌」なのかな、と思いました。

そこで静かな中に厳しさをたたえ、しずしずと進んでいく音楽として、ジェラルド・フィンジの「前奏曲」ヘ短調 作品25をあててみました。今回、この曲がBGMに採用されました! 実に久しぶり、多分2~3年ぶりのBGM採用で、とてもうれしいです。

この曲は動画サイトには沢山あります。これはヒコックス盤です。森の小径、動物たち、落日。。
https://www.youtube.com/watch?v=bvHgwVQjt_k


それから、今回(7月7日放送)のきらクラも、素敵なお手紙、素敵な曲がいろいろと流れました。
中でも、還暦で退職を迎える特別支援学校の先生からの、「何歳でも構わない、今日のこの時を精いっぱい一緒に喜んでくれる子供たちから、忘れられない最後の年のすばらしい還暦祝いの思い出をもらいました」というお便りと、その方からのリクエストの合唱曲「こころの中にきらめいて」が、とても心に残りました。

最後の、真理さんの今日かけたい曲、シャブリエのオペラ・ブフ 「エトワール(星)」から アリア「星のロマンス」も、初めて聞く素晴らしい曲でした。七夕にちなんで星の歌ということでした。世の中、素敵な曲が、数えきれないほど本当に沢山、まさに星々のようにありますね。







Last updated  2019.07.08 18:50:52
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2019.02.12
カテゴリ:きらクラ!
このところしばらく忙しさに終われ、きらクラの投稿をしないばかりか、番組も一部しか聴けていませんでした。やっと少し落ち着きましたので、今週(2月10日放送分)は全部の放送を聴けました。猫の組曲、楽しくて面白い!

今回の放送で、映画「バリー・リンドン」の音楽のリクエストがありました。キューブリック監督ですから、相当なこだわりをもっての音楽セレクトだったに違いありません。

映画「バリー・リンドン」には、ヘンデルの組曲第11番ニ短調の荘重なサラバンドが、全編のいたるところで、いろいろな演奏で執拗なまでに繰り返し流れます。この音楽が、映画全体を貫くパッサカリアのように響いて、見る者の心にじわじわと沁みてきます。。。

一方、きらクラでかかったシューベルトのピアノトリオ第2番の第二楽章は、ヘンデルとは対照的に、わずか二か所だけにしか流れません。第一部の最後と、第二部の最後近くです。これからこの映画を見ようと思っている方のためにどういう場面かは言いませんが、ここぞ、という重要な場面だけで使われ、これもまた強いインパクトをもって心に響いてきます。。。

この映画は、昔BSで放送された際に録画して見ました。今回きらクラを聴いて興味を覚えエンド・クレジットを確認してみたところ、音楽に関する箇所では、最初の画面でバッハ、フリードリヒ大王、ヘンデル、モーツァルト、シューベルト、パイジエッロ、ヴィヴァルディと、7人の作曲家の名前だけが出てきます。その次の画面では、「チーフタンズの演奏するアイルランド民謡」という説明と、シューベルトのピアノトリオの曲名と演奏者が表示されます。さらにその次の画面では、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲の曲名と演奏者(チェロはフルニエ)が表示されます。

でも驚いたことに、これだけで音楽関係の説明は終わってしまいます。映画の全体を背骨のように貫いて繰り返し流れ、映画の基調の雰囲気を作るのに大きな役割を果たしているヘンデルのサラバンドについて、曲名と演奏者の表示が全くないのです。念のためにオープニング部分も確認しましたが、やはりありません。キューブリック監督が何故にこれを省いたのか、謎です。あまりにこのサラバンドが、(キューブリックの意図通りに上手くいって、)映画そのものと一体化してしまったので、敢えて曲名を独立して表示したくなくなったのでしょうか・・・。






Last updated  2019.02.12 22:39:14
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2019.01.14
カテゴリ:きらクラ!
皆さま遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年も忙しい生活になりそうですが、ときどきコンサートに行って、きらクラを聴いて、ブログをゆるゆる書いていければと思います。

今年最初のきらクラの「はじクラ」で、お便り読まれました(^o^)。お正月、何の気なしに聴いたフィルハーモニクスのCD「ウィーン・ベルリン・ミュージック・クラブVol.1」がすごく気に入って、繰り返し聴いていました。フィルハーモニクスは、きらクラで以前紹介されて初めて知ったグル―プで、名手7人(Vn,Vn,Va,Vc,Cb,Cl,P)がいろいろなジャンルの曲を軽妙洒脱なアレンジで演奏する室内合奏団です。

このCDの1曲目が、「ボヘミアン・ラプソディ」です。昨年秋から大ヒットを続けているクィーンのフレディ・マーキュリーの伝記映画のタイトルにもなっている、クィーンの名曲ですね。自分はクィーンをあまり聴いていませんが、学生時代に、クィーンの熱いファンの友人から「ボヘミアン・ラプソディはすごいぞすごいぞ」と言われ続けこの曲を聴かされ続けたので、この曲には親しみがありました。

フィルハーモニクス版のボヘミアン・ラプソディは、ヴァイオリンのセバスティアン・ギュルトラーさんの編曲で、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番の分散和音で始まり、いつの間にかボヘミアン・ラプソディになり、最後にまたバッハの分散和音で終わります。いわば、「始まりはクラシック」ではなくて、「始まりと終わりがクラシック」になりますが、全編にわたってクラシックティストとクィーンが見事にブレンドされています。全部素敵ですけど、個人的には特に終わりのところ、音楽が静まったあとに短い分散和音が静かに流れて終わるところが何とも美しく、心に余韻が残ります。

そこでこの演奏をきらクラにリクエストしました。普通のリクエストのつもりでしたが、思いがけず「はじクラ」でかけていただき、しかも全曲かけていただいて、うれしく、ありがたかったです。

クィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」
https://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ

フィルハーモニクスの「ウィーン・ベルリン・ミュージック・クラブVol.1」






Last updated  2019.01.14 10:00:05
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