2009/03/06(金)00:11
藤沢周平の世界
先日、歴史作家、藤沢周平原作のDVDを続けて見ました。
いわずと知れた 「たそがれ清兵衛」と
地味な「山桜」
「信念がある武将を待ち続ける、不幸な結婚生活に敗れた耐え忍ぶ妻」
「回り道して見つけた幸せ」
という共通点があります。
この時代劇を見ると、ほんと奥様方、よー辛抱なさる。
「言いたい事も言わず、じっと忍耐」
これじゃ胃潰瘍になりそうだわ。
でも、現代でも、あんまり変んないかも。
夫が一家の収入源だと、
「アタシは専業主婦で養われているから、この人の機嫌を損ねたら、居場所ないわ」
みたいに思って、自己主張できない奥方、多くないですか。
でもって、
「何をしても喜んでもらえないダンナ、あたしの努力不足かしら」
なんて皿に努力を重ねるも、
ニコリともしない亭主。
かくいう、私も大和撫子めざして、夫に
「お茶入れましょうか」なんて言ったら、夫は、
「いや、自分でするよ」
と、パソコン画面に釘付け。
どうやら、妻の笑顔より、パソコン画面の方が麗しいようですね。