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カテゴリ:旅散歩
連休は東京にいた。
旧友と飲んだり飲食店を探索したり街をブラブラしたり。 やはり刺激のある町である。 活力の元をたくさんいただき、さあ明日から仕事だす。 東京駅から9時近い最終ちょい前の新幹線に乗り込んだ。 車内は仕事帰りのサラリーマンがほとんどだ。 それほど混み合ってもなくゆったりと座れた。 3日間の疲れが出たのか家へ帰る安堵感からか 新幹線の心地よい揺れも手伝ってウトウトとうたた寝。 まあ、最終駅は仙台なので寝過ごしても大丈夫だ。 うたた寝をしては起き、起きては寝るを繰り返す。 結構しあわせな時間だったりする。 夢見心地でアナウンスを聞く。 「ふくしま~、ふくしま~」 次は仙台だ、早いな。 と思いつつ二度寝ならぬ五度寝で夢見心地。。。 新幹線が止まった。 慌てて起き、荷物を持ち車外に出た。 やっぱ仙台はさみ~な~。寒さが肌を突き刺す。 階段を下りながらふと違和感を覚える。 なんかいつもと違う感じだな~、こんな改札口あったかな~? 白石蔵王、ふ~んそういえばそんな駅あったな~ えっ、ここ白石蔵王!? 手前の駅で降りっちゃったやん!各駅停車の新幹線に乗っちゃってたの忘れてたやん! 時計を見ると11時ちょい過ぎ、次の新幹線はあるのだろうか・・・ 駅員さんに「いや~、間違えて降りちゃいましたよ~ハハハ」 と自分のドジさ加減をアピールしてさりげなく次の新幹線はあるのか聞こうとすると、 「つぎ最終11時31分あるから」ととてもそっけない返答。 寒風突き刺す一月の冷え空にさらに追い討ちをかけるクールな一言・・・ しかし新幹線の最終を待つプラットホームはガラーンとしていて不気味なほど静かだ。 プラットホームの先から先まで人が一人もいなく この世に人がいなくなってしまったのではないかと思うくらい無機質な空間。 気温はおそらく氷点下、さぶい、体も心も凍るような寒さ。 新幹線が見えたときは救助船を見つけた遭難者のような歓喜の声を上げた。 おーーーーっ!こっちだよ~、温かいスープをくれ~! まあ、なんとか無事仙台に着きました。 みなさん、きちんと下車する時は確認して降りましょう、チャンチャン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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