メンタルトレーニングとは

近年、スポーツ界では「メンタルトレーニング」という言葉が
多く聞かれるようになりましたが、その目的である集中力養成や
モチベーションの向上、感情やストレスのコントロール、
プレッシャーや緊張の緩和、明確な目標の設定などを見れば
お解かりのように、メンタルトレーニングとはスポーツだけでなく、
ビジネス・教育・健康づくりなど人生の様々なシーンで応用する事の
できる「人間的成長」への支援ツールでもあります。

私のメンタル指導は、人間の精神活動(知・情・意)のサイクルを
循環させることで、人間としての器を広げ、ひとりひとりが周りの環境に
依存する事のない自主独立の精神を持ったエネルギッシュな人財の育成を
支援することを目的としています。ここが単なるリラクゼーションや
緊張緩和を目的としたメンタルトレーニングとの大きな違いです。

それでは、メンタルトレーニングの方法や指導内容についての
説明をいたします。

スポーツのシーンなどで、時に自分の実力以上のものすごい力を
発揮する事があります。俗に「火事場の馬鹿力」などと言われますが、
自分の実力、又は実力以上の力を発揮するためのポイントは、
心身の抵抗値(ストレス、悩み、怪我、病気など)を軽減させる事です。

多くのトップアスリートを育成してきた日本のメンタルトレーニングの
トップ指導者であり、我が師でもある長谷川一彌
(シンパシィ・ユニオン会長)先生は、提唱されている
「心のエネルギー創生論」の中で下の「心のエネルギー創生の公式(
生命活動の公式)」にて人間が能力を発揮させるためのポイントを
次のように解説されています。

実力(生命活動力=生活力)=(顕在能力/心の抵抗×体の抵抗)

・実力・・今現在発揮している力のこと。今現在の生命活動力
・顕在能力・・自分の持っている実力
・心の抵抗・・悩み、ストレス、マイナス感情を持った時、生理学的には
        筋肉が硬くなったり、感覚神経の働きが鈍ります
・体の抵抗・・疲労、怪我、病気など

分母が1以上の時(ストレス、悩み、怪我、病気など)実力は発揮できない
※心の抵抗が2の時、実力は50%。体の抵抗もあれば
100/(2×2)で25%の実力しか発揮できない
分母が1の時(集中状態)、実力は100%発揮される
分母が1未満の時(瞑想状態)、実力以上の力を発揮(火事場の馬鹿力)
分母が0の時(無念無想状態)、生命エネルギーは無限大

心身の抵抗値を1または1以下にして実力を発揮させるには、健康的な
体作りプラス心の抵抗を軽減するための考え方や感情のコントロール法を
身につけていく必要があります。

S-HEARTSでは、心身のバランス状態を調べた上で改善方法を提案し、
様々なメンタルトレーニング指導法によって心身の抵抗値を軽減して
本来の実力を発揮するための支援をいたします。
そしてさらに自分を高めていくための人生設計のプロデュースを
お手伝いし、個人や組織の成功・成長支援を目的としています。

※メンタルトレーニング指導

●目標設定
●集中力トレーニング
●イメージトレーニング
●プレッシャー・緊張の克服
●サイキングアップ
●思考法

※その他の指導内容

●環境場の調整
●心身のコンディショニング
●豊かなコミュニケーションづくり

※心身のバランスチェック

●心のバランス
・やる気、元気、願望のチェック
●感情のバランス
・笑顔、情動、声のトーン
●思考のバランス
・会話、マインド、悩み
●体のバランス
・疲労、生理状態
●生活のバランス
・睡眠時間、生活リズム、環境
●動きのバランス
・行動、上下、左右のチェック
●栄養バランス
・食欲、食材、カロリーチェック
●エネルギーバランス
・スパイラル、脳波、筋電位

※個人、組織のプロデュース

●目標の期間設定・・いつまでに、(年間、月間、週間)
●環境条件・・住環境、施設、設備、生活環境(人間関係等)
●個人の質・・資質、能力、性格
●エネルギー・・予算、人材、気持ち、情熱
●マネジメント・・管理者、指導者の精神レベル
●本質・・物事の本質、集中の対象
●目的、意識レベル・・個人、組織の意識
●計画、到達目標・・具体化、細分化



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