能(脳力)を高める方法

よく「病は氣から」と言われますが、気持ちの持ち方が体に対して
影響を与える事は脳の生理学的にも解明されています。

自分の生活環境(家庭・会社・学校など)が、楽しくできる場で
あれば、楽しい、うれしい、安心感などのプラスの感情が生起
され、やる氣や元氣が高まります。

このとき、脳からはドーパミンというホルモンが分泌され、
体の生理状態は活性化状態となります。

生理状態が良くなれば、当然脳の働きも良くなり、記憶や
学習能力、理解力が向上し、自身の持つ能力を発揮する事が
できます。

逆に生活環境がストレスのかかる場であれば、心配・不安・
怒り・恐れなどのマイナス感情が起こり、気力は低下してしまいます。

そして、体はアドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンが
分泌され、防衛反応状態(筋肉の緊張、手足の発汗、
心拍数増加、胃腸の働きの低下、膀胱の弛緩)となり、
記憶・学習・理解力が低下し、本来の能力が発揮する事が
できません。能力=脳の働きなのです。

いつも怒られたり、心配・不安などのストレスを起こすような
環境にいることで、脳が充分に働くことができず、感情が
うまくコントロールできなかったり、精神的に未発達である、
記憶力や学習能力が低い、というケースが多々あります。

この事から、親や指導者、経営者の方が、子供や社員に
上記のような問題を感じており、それらを改善したいとお考えなら
そのための環境づくりをする必要があるという事が
お分かりになると思います。

また、自分自身も常にエネルギーの高い状態でありたいのなら、
プラスの環境場に身を置き、プラスの情報を脳にインプットして
プラスの回路を形成する事です。

今までのマイナスの回路を消すことはできませんが、
より多くのプラスの情報を取り入れる事で、プラスの回路を
多く形成すれば、思考や行動はプラスを選択するようになります。

能(脳)力を高め、プラスの回路を形成する方法として

・好きな事、楽しいこと、やりたいことをやる
・自らの意志で考え、行動する
・プラスの言葉を使う
・人や物の長所を見る習慣をつける
・周りの人の長所や良い所を褒める
・いつも笑顔を心がける
・物事に集中して取り組む
・未来の夢やビジョンに意識を向ける
・プラスのエネルギーを発信する人と付き合う
・やる氣や元氣の出る集団に身を置く
・家の中を生理整頓し、くつろげる空間にする
・腹式呼吸で体内に酸素を多く取り入れる
・体の疲労を芯から解消する

これらを日々実践する事で心と体の抵抗が軽減し
能力が向上したり、本来持つ実力を発揮する事ができるのです。




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