プロレスリングノア 東京ドーム「Departure 2004」
2004年7月10日、ノアが東京ドームに進出した。ノアは王道・ジャイアント馬場の影響を多大に受けた団体である為、ビッグマッチの乱発や大会場での興行は控えめであった。ドーム大会はあくまで「行う時期になったら」というスタンスを保っていたが各方面からの後押しもあって前年暮れにドーム大会発表し、ドーム大会を頻繁に開く事なく十分な準備期間を置いていた。そして開催当日は58,000人の超満員で埋め尽くされ全10試合、5大タイトルマッチが行われた。その中で大きな話題となったのがノア設立後、それまで一切交流が無かった全日本勢が初めてノアのリングに上がり1990年代に全日本・新日本で共に「天才」と称され三沢と武藤の初対決であった。メーンでは、ノアの新たな黄金カードとなっている小橋建太と秋山準のシングルマッチが行われた。秋山準の入場前には歴代の入場テーマをバックに小橋とのデビュー戦、有明コロシアム大会でのシングルマッチのVTRを流しまた、小橋の入場前にはVTRの中で日本テレビ・平川健太郎アナが「崇高なる絶対王者・小橋建太入場」とコールを入れている。カード発表は前年から行われており既にその時点でメーンで行われる事が決まっていたが小橋がGHCベルトを所持しており防衛失敗となれば無冠試合となる所であったが3月に行われた防衛戦では新星・力皇と4月の防衛戦では高山との死闘を制し期待通りGHC戦として行われた。断崖技などの危険技を共に敢行し小橋は場外で血を吐くなどの死闘となったが大変な声援が飛んだ。この試合はプロレス大賞で年間ベストバウトを獲得している。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村リクエストマッチ ノア頂上対決 特集 王者:小橋建太VS挑戦者:秋山準 GHCヘビー級選手権試合 2004年7月10日 東京ドーム