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テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:推理サスペンス映画
「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」 森村誠一の推理小説「人間の証明」は 「犬神家の一族」に続く角川映画第2弾で 棟居刑事シリーズの主人公、 棟居弘一良の初登場作品である。 人気絶頂だった松田優作を 事実上の主演に迎え、 ジョージ・ケネディとの共演も実現している。 その他の出演陣は岡田茉莉子、鶴田浩二、 三船敏郎、岩城滉一、竹下景子と 今では考えられない豪華な顔触れです。 物語は東京のホテルで黒人青年ジョニーが 西条八十詩集を抱いたまま殺されていた。 目撃証言からジョニーが死にぎわに口走った “ストウハ"という言葉を手がかりとして、 警察は捜査を開始した。 そしてジョニーの身元捜査の為、 ニューヨーク市誓の刑事ケン・シュフタンは 日本の事件に協力する。 そして事件は高度成長する戦後日本の、 母子の悲劇が浮かび上がったのでした。 この映画の主題歌、ジョー山中が歌う「人間の証明のテーマ」は 『Mama, Do you remenber・・・』と西條八十の詩を 英訳した物で大ヒットしたのも記憶にあります。 【20%OFF!】人間の証明 デジタル・リマスター版(DVD) 【発売日お届け!2009年10月23日発売】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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角川さんは渡哲也に主役を依頼したのですが、石原裕次郎が一言「あなた!石原プロをつぶすきですか?」と断られたとか、高倉健さんがこの主役をやりたがっていたそうですが、年齢の問題で駄目に、優作は渡哲也に対して ”もうしわけない”気持ちがあり、「大都会2」のときそのことをわびたようです、(もっとも渡哲也は気にしてはいませんでしたが)今は亡きジョー山中(元ボクサー)の唄が大ヒット、ラストシーン、優作は監督に「母さんってなんなんですか?」と言う台詞をいわせてほしい!と頼んだようですがカットされたみたいです、また、岩城晃一の声違いません?これってアフレコですかね?
優作は確か、海外ロケでスタッフの態度が悪いので殴ってしまったとか、うーんいいですなー優作らしくって。 (2011.11.14 23:31:39)
sudoさん
>岩城晃一の声違いません?これってアフレコですかね? その通りで、すべて吹き替えです。 理由は拳銃所持の疑いと大麻所持の疑いで逮捕され 出演カットが既にできなかったため 吹き返したそうです。 (2011.11.15 20:18:48)
今では、落ち着いた優しいおっちゃんの岩城晃一、昔は暴走族?クールスのボス、館ひろしにバイクを教えたのも彼でした、確か、大麻所持で捕まり、優作たちの働きかけで芸能界に復帰したんでした、はーなるほど、そんなわけだったんですか?
納得しました。 (2011.12.26 22:17:27) |
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