12851061 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Archives

Favorite Blog

『El Galleon~エル… New! てらまさん

宣材イラストはがき… New! ITOYAさん

🌷新作「三姉妹 (32)… New! 神風スズキさん

裕次郎の名演技に注… モイラ2007さん

Hyakkimaru's Blog ひゃっき丸さん
2010.01.07
XML
砂の器.jpg


1960年より読売新聞に掲載された松本清張の
長編小説「砂の器」を松竹が映画化。

駅の操車場で起きた殺人事件を東北訛りと
「カメダ」という言葉を手がかりに
今西刑事(丹波哲郎)は事件を追った。

そこに容疑として浮かんだのが本浦秀夫という
一人の男であった。

本浦秀夫は父・千代吉(加藤嘉)がハンセン氏病に罹患し、
村を追われ父と巡礼姿で放浪の旅を続けていた。

本浦父子は島根県の亀嵩に到達し駐在の
三木謙一(緒形拳)に保護された。

三木は千代吉を療養所に入れるのだが、
秀夫は三木の元を逃げ出し姿を消した。

やがて秀夫は大阪へたどり着き
恵比寿町の和賀自転車店の小僧で戦災死した
店主夫婦の戸籍を戦後の混乱期に創り直し、
和賀英良(加藤剛)を名乗り成人した。

暗い過去を背負う為に殺人を犯してしまう
天才音楽家・和賀英良の宿命と迷官入りと思われた殺人事件を
捜査する今西刑事の執念を描いた物語である。

この映画のクライマックスは捜査会議のシーンと
和賀の指揮によるコンサート会場での演奏シーンと
和賀の脳裏をよぎる過去の回想シーンに全曲が使われ、
その心理描写と対比が物語を高揚させるのに
成功しており、映画界最高の名シーンとして
現在でも語られているのです。

和賀が演奏する「宿命」は菅野光亮によって作曲された
名曲で音楽監督の芥川也寸志の協力を得て
完成された傑作なのです。

また共演者も和賀の恋人・高木理恵子に島田陽子
今西刑事の部下・吉村刑事に森田健作
他には映画館の支配人に渥美清や
笠智衆、菅井きん、夏純子、春川ますみといった
豪華な顔触れで映画はヒットしました。

この映画のヒットにより公開後はテレビドラマは
3度制作されており、

1977年では今西刑事役に仲代達矢
和賀英良役に田村正和
1991年では今西刑事役に田中邦衛
和賀英良役に佐藤浩市
2004年では今西刑事役に渡辺謙
和賀英良役にSUMAPの中居正広が
それぞれを演じていました。


にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
にほんブログ村



【20%OFF!】砂の器 デジタルリマスター 2005 【松本清張生誕100周年記念キャンペーン】(DVD)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.01.07 20:22:09
コメント(0) | コメントを書く
[推理サスペンス映画] カテゴリの最新記事


Profile

上段タロー

上段タロー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.