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テーマ:特撮について喋ろう♪(4361)
カテゴリ:等身大ヒーロー
ウルトラマンが全盛だった1967年に「月光仮面」の 宣弘社が製作した特撮番組「光速エスパー」 これは東映が松下電器をスポンサーとした特撮番組 「ナショナルキッド」が松下電化製品に貢献した事に対し 「光速エスパー」は東芝をスポンサーとし 東芝のマスコットキャラクターとして全国の東芝電気店の シャッターにイラストが描かれ店頭に販促用の ディスプレイ人形が設置されておりました。 物語はギロン星人にエスパー星を滅ぼされ、 地球に辿り着いた善意の宇宙人エスパー星人の夫妻が 誤って遊覧気球飛行船に接触して墜落させてしまった。 中学生の東ヒカル(三ツ木清隆)は一命を取り止めたが 両親はその際に死亡してしまいエスパー夫妻は罪滅ぼしの為 ヒカルにも秘密で入れ替わり家族として生活していた。 そしてギロン星人による地球侵略を察知したエスパー星人は 光波エネルギー研究所の朝川博士(宇佐美淳也)に 開発中の強化服を完成させる。 強化服装着者に選ばれたヒカルは「光速エスパー」として、 小鳥型サポートロボット「チカ」を介して 常に共にあるエスパー星人の母・東静香(月丘千秋)と共に ギロン星人による地球侵略作戦の怪事件を解決していく。 この主人公の東ヒカルの命名は東芝のイメージソングの 「光る東芝~♪」から採られており 同様のネーミングから芝光子というガールフレンドも登場する。 しかし戦線は激化し遂に朝川博士は孫の光一に 第2の強化服を与え第15話よりエスパー2号が誕生しました。 またヒーローを少年にした事で視聴者であった 一番年齢の近い子供たちに親しみと憧れを掻き立て 自分もヒーローになれるという夢を持たせました。 ここで注目するのは漫画連載版「光速エスパー」は 「宇宙戦艦ヤマト」の松本零士が担当しており 漫画版は松本の完全オリジナルストーリーとして連載されてました。 内容は何と主人公の名前が「宇宙戦艦ヤマト」同様 “古代進”であり、境遇は「銀河鉄道999」の星野鉄郎と同様で 松本作品の原点となりました。 また主人公を演じた三ツ木清隆は「光速エスパー」でデビューし 撮影は過酷で徹夜になる事もあり睡眠はスタジオの隅に 布団を敷いて寝ていたそうです。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 光速エスパー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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