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2011.03.03
テーマ：映画レビュー(889)
カテゴリ：アクション映画
 1965年、イギリス映画「００７シリーズ」を彷彿させる 和製００７として東宝が制作したのが 宝田明：主演の「１００発１００中」であり 脚本に岡本喜八、監督に福田純を迎えました。 ある日、イギリス生れの日系二世が香港で殺害された。 事件現場に残されていたパスポートには国際秘密警察 アンドリュー・星野と記されていた。 その謎の男、アンドリュー・星野（宝田明）は 東京へ向かい羽田に着いた。 そんな時、空港の税関でストリッパーの化粧カバンが爆発、 機会を狙っていたかのように一人の中国人が騒ぎの中 逃げ出し、青年星野は追跡したが見失なった。 そんな星野に車で近づいた美しい女・ユミ（浜美枝）は 東南アジアを舞台にプラスチック爆弾を売り歩くという おしゃれな殺し屋だ。 そんなユミが星野に案内した所は殺し屋の巣“赤月組"の 地下室であり、そこには例の中国人がおり その目的は赤月組が張り合っている青沼興業の壊滅の為、 大量の拳銃をストリッパーに香港から密輸させていたのだ。 やがて国際秘密警察の刑事・手塚（有島一郎）が派遣され 赤月組を張り込んだが地下室に囚われてしまった。 一方、腹黒い中国人の黄（多々良純）は赤月組に 100挺のガンを売りつけるとそのまま青沼興業へ向い 赤月組の秘密と交換に青沼組に200挺のガンを売った。 そこで黄は青沼興業から星野はスイスの密売王 ド・バルメイエから派遣された殺し屋で 香港で密売王から独立したフランス人のルボワと黄を狙って 日本にやって来たのだと聞かされた。 黄は星野が赤月組に捕まっているのを知り安心していたが その時は星野と手塚は共に赤月組から逃げており 手塚、星野、ユミの三人は黄とルボワを捜し始めた！ この映画に出演した浜美枝は女スパイや殺し屋など チャーミングに演じる個性派女優であり 1967年公開の「007は二度死ぬ」ボンドガール役を熱演し 国際的名声を得る事になった。 ちなみにこの配役は東宝特撮「キングコング対ゴジラ」を観て 浜美枝を知った007スタッフが若林映子と併せて 指名したそうです。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村  【25%OFF】［DVD］ 100発100中／100発100中 黄金の眼（DVDツインパック） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.03.03 22:32:41
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