|
|
|
2011.05.31
カテゴリ：巨大ヒーロー
 円谷プロ創立10周年記念番組として「ウルトラマンタロウ」 「ファイヤーマン」と並んで製作されたのが テレビ朝日放送の「ジャンボーグＡ」である。 全宇宙の支配を目論むグロース星人が巨大怪獣を扱って 地球侵略を開始、この侵略から地球を守るため 地球パトロール隊・ＰＡＴが徹底抗戦していたが そんな中、ＰＡＴの隊長・立花信也（天田俊明）が 怪獣に殺られ殉職してしまった。 隊長の弟であり民間航空のパイロット兼整備係の青年 立花ナオキ（立花直樹）は兄の仇を討つ為に 無謀にもセスナで怪獣に特攻し撃墜されたが 墜落する寸前にエメラルド星人に救われる 宇宙全体の平和を願う地球の兄弟星・エメラルド星は 地球と同じくグロース星人に侵略計画を企てられており エメラルド星人は自星を守るのが精一杯で 兄弟星の地球を守るとこが出来ないため 勇敢な立花ナオキに巨大ロボット・ジャンボーグＡを贈る。 ナオキは愛機・ジャンセスナを操縦し腕時計が光る時 「ジャンファイト」の掛け声でセスナがジャンボーグＡに変形 操縦席に立ったナオキの身体の動きを脳波伝達用ヘッドギア ヘッドホン、制御ワイヤーによってコントロールする。 しかし立花ナオキは血の気盛んな若い青年ともあって せっかちな猪突猛進タイプであり、時々ではあるが エメラルド星人より疑問視され変形能力をはく奪され その性格からＰＡＴ２代目隊長の岸（大橋一元）をも 殉職させてしまった。 この事により地球人類とグロース星人との戦線が激化し ナオキはジャンセスナが駐機されている飛行場への 移動手段として義姉の茂子（桜田千枝子）から 借金をして買った軽自動車・ホンダＺで一刻も早い 怪獣との決戦に挑んだ。 エメラルド星人はこの軽自動車に第２の地球防衛ロボットとして ジャンボーグ９をナオキに贈ったのだ。 「ジャンファイト・ツーダッシュ」の掛け声により ジャンボーグ９に変形するのである。  操縦方法も車の機能を生かしてハンドルと両足のペダルで 手動操作を行うものであり、地上をマッハに近いスピードで 走ることが可能な機動力を持っており 腕力と装甲はジャンボーグＡを上回るパワーをもってている。 但し空を飛ぶ事が出来ないという致命的な弱点がある、。 そしてＰＡＴもこの戦線激化に「ミラーマン」で 活躍したＳＧＭの村上浩（和崎俊哉）を隊長に迎え 更にミラーマンを援護した大型戦闘機 ジャンボフェニックスも登場させている。 立花ナオキはＡと９を状況に応じて使い分け 地球パトロール隊ＰＡＴと共にグロース星人と戦うのだ。 本作は小学館の学年誌に連載されていた「ジャンボーＸ」が 原案となっており主役はウルトラセブンの弟という設定で 番組構成的にはウルトラマンとの差別化を図るため 当時ブームだった「マジンガーＺ」を意識した ロボットヒーローになりました。 また製作局が当時「仮面ライダー」を製作していた 毎日放送であった為か敵側レギュラーとなる 戦闘隊長の登場とその交代劇、音楽担当に菊池俊輔を起用と 更にオープニングテーマの最後にナレーションが挿入されたなど 「仮面ライダー」の影響を受けたと思われる点が見られ 「ミラーマン」に登場した防衛隊のＳＧＭや戦闘機 ジャンボフェニックスの登場により ミラーマンとの作品世界が繋がっている描写があった。    にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【楽天VIDEO会員は見放題】ジャンボーグA 第1話 エメラルド星からの贈り物 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[巨大ヒーロー] カテゴリの最新記事
|
|
