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テーマ:懐かしのTV番組(6217)
カテゴリ:映画
梶原一騎によるスポ根ブーム真っ只中に 少女フレンド編集部はライバル誌の週刊マーガレットによる 「アタックNo.1」の対抗馬として企画したのが 「サインはV」であり1969年にはTBSで テレビドラマ化されており、本作はドラマを 再編集し映画化したものである。 立木製作所の新設バレーボール部である 立木大和は監督の牧圭介(中山仁)のもと 勝利めざして一丸となっていた。 キャプテンの松原かおり(岸ユキ)椿麻里(中山麻理) そして牧圭介にスカウトされたエースの 朝丘ユミ(岡田可愛)らメンバーは 自分自身の勝利をめざして その青春をバレーボールに燃やした。 そしてユミと麻里の激しいライバル意識によって、 立木大和は関東選手権の栄冠に輝くも 麻理のユミとの勝負づけを理由に立木大和の宿敵チーム レインボーに移籍してしまった。 やがて麻理の抜けた穴を埋めるベく 混血の少女であるジュン・サンダース(范文雀)が 入部する事になった。 しかしジュンの加入で立木大和のチームワークが 乱れかかったが、ユミは閉ざされたジュンの心を 次第に開き友情が芽ばえた。 そして全日本選手権が迫り、牧はユミとジュンに 新戦法“X攻撃”を体得させた。 予選を通過した立木大和だったが 病魔がジュンを襲った。不治の病、骨肉腫だった・・・ 悲嘆にくれるユミは牧に叱咤されて レインボーとの決勝戦に臨んだ。 この映画で出てくるVサインとは別名・ピースサインであり 勝利のアピールを行うもので平和を祈るサインとしても 用いられていることが多い。 主演の朝丘ユミを演じた岡田可愛は中学2年の時に 吉永小百合:主演「キューポラのある街」でデビューし テレビドラマ「青春とはなんだ」でお転婆で明るい女生徒 松井勝子を演じ一躍お茶の間の人気者になる。 椿麻里を演じた中山麻理はイギリス人の祖父を持ち 実兄は俳優のマイケル中山で中山エミリは姪に当たり 大人びたクールな美貌とグラマラスな肢体を兼ね備えた 元祖・セクシーアイドル女優として活躍。 またジュン・サンダースを演じた范文雀は 国籍は台湾であったが日本育ちであり 表面的には突っ張った部分を持つジュンの役柄は 多くの視聴者の共感を呼び志半ばで骨肉腫で倒れる ストーリー展開に対しては全国のファンから 助命嘆願が数多く届くほどだった。 1998年には悪性リンパ腫との診断を受け 半年間に及ぶ入院治療行っていたが2002年10月中旬から 体調が悪化し入院中だった都内の病院で亡くなりました。 この病魔との闘いはジュン・サンダースを彷彿させ ジュンと范文雀を重ね合せたファンは多かったのです。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【25%OFF】[DVD] サインはV Vol.9 (最終巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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てらまさん
>その上、范文雀さんが亡くなられたのも知らなかったという・・・ あれ?知らなかったんですか? 確かにそっと亡くなりましたから気が付かなかったかも (2011.06.24 06:03:22)
確か、この「サインはV」日曜日の夜7:30にTBSで放送されていました、7:00に「柔道一直線」を見てついでに見ていたのですが、私の目的は范文雀さんが大好きで、それが目当てで見ていたようなもの、したがってストーリーは記憶無し!エキゾッチクな風貌がたまりませんでしたからなー、その後、この人、東映のマイナーな青春物「打ち込め青春」に主演、范文雀、石橋正次、中山仁、3人を主軸とした、ハード(暗い青春物)で剣道に打ち込む青春を描いていた設定なのですが、同時期、「俺は男だ!」森田健作主演、のような明るく、爽やかな場面など微塵も無く(笑い)父の敵討ち、怨念、嫉妬など暗い要素のオンパレード、レイプシーン(無論軽い場面ですが)、女子生徒の妊娠などのエピソードもあり、わずか1クール(全13話)で終了してしまいました、しかし!このころの范文雀!いやー、綺麗だったなー
数年前に亡くなってしまったかと思うと、うーん、虚しい! (2011.10.04 01:07:24)
sudoさん
確かに范文雀は綺麗でしたよね! 私は可愛らしい岡田可愛の方がタイプでしたが^^ 「打ち込め青春」はタイトルこそ知ってるものの 内容は全く知りませんでした。 そのうちスカパーで放送される事を期待しています! (2011.10.04 21:16:53) |
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