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2011.09.09
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カテゴリ:黒澤映画
續姿三四郎.jpg


黒澤明:監督デビュー作「姿三四郎」の好評により
1945年、東宝は続編として制作したのが
黒澤映画第3作目「續姿三四郎」である。

明治20年。長い旅から帰ってきた姿三四郎(藤田進)は
アメリカ人水夫に暴力を振るわれていた若い車夫
左文字大三郎(石田鉱)を助けた。

ある日、アメリカ領事館通訳の布引好造(菅井一郎)が
三四郎にアメリカの拳闘家との試合を持ちかける。

見世物に出る事は禁じられていると断った三四郎だが
気になって試合を見に行く事にした。
そこには中年の柔術家が三四郎の代わりに出ていた。

試合を止める三四郎に中年柔術家は三四郎の柔道が
自分たちを追い込んだと言い試合に臨んだという。
試合は一方的な展開となり中年柔術家はボロボロに
そしてそれを囃すアメリカ人観客達に
三四郎は苦悶の表情を浮かべた。

三四郎は修道館で矢野正五郎(大河内傳次郎)と再開し
自身の柔道と考え方に後悔を口にしていた。
村井の墓参りに出かけた三四郎はそこで村井の娘
小夜(轟夕起子)と再開する。

その頃、三四郎に敗れ病床に臥していた
檜垣源之助の弟・鉄心(月形龍之介)と
檜垣源三郎(河野秋武)が上京してきた。

修道館に乗り込んだ二人は空手使いであり、
矢野正五郎に三四郎との立ち会いを申し込んだ。

しかし断られた二人は侮蔑の言葉を浴びせて立ち去り
どうにも収まりが付かない三四郎は、わざと禁を破り
破門されようと思い道場で酒を喰らう。

そこに矢野が現れ三四郎に気付かない振りをして
徳利に技をかけて柔道の極意を教えた。
矢野の思いやりに感謝する三四郎だった。

そして三四郎を慕って大三郎が修道館に入会する。

だがその頃から修道館の門弟が襲われる事件が続発、
鉄心と源三郎の仕業だった。

そして二人の魔の手は大三郎までに及んだ・・・

この映画の監督を務めた黒澤明は妥協を許さない
厳しい演出はことに有名であり
そのため撮影期間も長く莫大な予算超過となっていた。

そのエピソードとして俳優の藤木悠は「蜘蛛巣城」の撮影中
藤木が「監督もゴジラ映画を撮ったらどうですか」と
聞いたところ黒澤も「面白いね」と乗り気であったという。

その話をそばで聞いていた東宝製作部の人間が藤木を呼び
「黒澤が本気になってゴジラ映画を撮ったら会社が潰れる」
と注意されたという。


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■ 続・姿三四郎黒澤明





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Last updated  2012.05.27 22:27:04
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