メタボの気まぐれ

2012/05/06(日)17:58

恋人岬

純愛映画(15)

1977年に公開された「恋人岬」は 原作:梶原一騎 画:牧美也子による 同名漫画を松竹と三協映画が映画化したものである。 グアム島。悲恋の伝説を秘める恋人岬。 一城火沙子(松坂慶子)はその岬から 海に身を投げようとした時、 俳優の泉明日彦(岡本富士太)に止められる。 火沙子は大手電気メーカーの宣伝担当常務 赤月照之(細川俊之)を愛したが プロデューサーである自分が育てた 女優・舞原ルナ(テレサ野田)に彼を奪われたのが 自殺の原因だった。 東京では赤月とルナが結婚し、 赤月の会社がスポンサーとしてついた 新番組の主役にルナがつく。 しかしルナの横暴に激怒した火沙子は ルナを殴ってしまい、赤月は火沙子に 妻を主役から降ろして構わないと言う。 新番組は大ヒットをし、賛辞をあびる火沙子。 しかし火沙子の妹・美希子(原田美枝子)が 車で人を轢いてしまい、火沙子はマンションや 家具などを売り、金で償うのであった。 そして彼女は銀座の超高級クラブのホステスとなり 客の滝川(田崎潤)が執拗にホステスの火沙子に迫り 彼女は身を任せるのであった。 数日後、赤月とルナの離婚記事が週刊誌に載った。 さわがしくなった自分の周りから逃れる為、 火沙子は東北を巡行している泉明日彦の元に行く。 そして団員として巡業に参加。 ある日ふと見た週刊誌にルナの失踪と 赤月の宣伝担当常務辞任の記事を見つけ 急拠、東京へ。 東京では火沙子の魅力に狂った滝川が 彼女を追い駆け回し、逃げる彼女と美希子を間違え 美希子に硫酸を掛けてしまった。 失明の恐れがある妹に火沙子は 自分の角膜の移植を申し出る。 火沙子は美希子の手術のため京都へ移り この美しい京都の街を見るのも最後かと思うと とめどなく涙が流れた。 そんな時、赤月と再会した・・・ この映画を制作した三協映画は文芸路線、 格闘技路線、梶原原作漫画のアニメ化の 三つの路線があったが、経営的には 格闘技もので上げた収益を文芸もので 使い果たす事の繰り返しであった。 なお、三協映画は1977年に自身の原案をもとに 鈴木清順監督に10年ぶりの作品「悲愁物語」を撮らせている。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 新鮮なこだわりたまごをたっぷり使用した、ふっくらケーキでカスタードを包みこみました。【伊東の新鮮卵使用】恋人岬の月【大】15個入 買えるのは当店だけ!

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