|
テーマ:映画レビュー(889)
カテゴリ:映画
夫の浮気に対抗して次々と五人の男を取り替え 男を破滅させる魔性の女を描いたのが 歌手・五月みどり主演による1975年公開の 東映映画「かまきり夫人の告白」である。 物語は世間でおしどり夫婦と言われている 総合タレントである五月みどり(五月みどり:同名)と 同じくテレビ出演している大学教授で評論家の 夫・津島泰一(山城新伍)は実際、夫婦関係が 冷めきっている状態であった。 そんなある日、みどりは一人の男から 泰一と女子大生・星川小百合(森崎由紀)の 露わな写真を見せつけられた。 脳裏に泰一と小百合の絡みつく体が浮かぶが みどりはやがて何か悟ったように笑う。 庭の吊り椅子に大胆なショーツ姿で揺られているみどりは 庭木の手入れをしている隣家の主人 湯川研一郎(大下哲夫)にウインクし誘う。 二人は激しく抱き合い、生気を失った研一郎は 妻に内緒で家と士地の権利書を売り払い その金でみどりとのマンションを購入。 だが、みどりの返事は「サヨナラ」だけ。 みどりはトップ・レーサーの沢井(白石襄)と 深い関係になっていたのだが 沢井はレース中にも、みどりの事が頭から離れず 事故死してしまった。 湖畔の別荘。みどりは美少年の泉弘美(風戸佑介)に 頑な弘美をやさしく愛撫し、彼の経験した事のない 夢想の世界へ誘い込んでいった。 そしてゴルフ場ではプロの殺し屋である 木元健次(伊吹吾郎)がクラブを振っている。 昼食の時、みどりは健次の隣りに席を取り 彼の預り札をさり気なく取って出る。 家に帰ったみどりはゴルフバックを開けると 中からライフルが・・・ 殺し屋がみどりを狙う事に! この映画はタレント、女優としての活動に 重心を移していた五月みどりの体当たりした演技が 話題となり、 翌年スタートした「クイズダービー」の 初代2枠レギュラーとして出演。 勝率は4割6分8厘だった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 [CD] 五月みどり/コロッケの唄c/w女の旅情 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
画像にビックリした…
(2012.06.06 22:45:29)
|
|