メタボの気まぐれ

2012/07/17(火)06:19

8時だよ!全員集合~その2~

その他(56)

1969年10月4日、三鷹市公会堂から放送開始した 最高視聴率は50.5パーセントの怪物番組 「8時だよ!全員集合」 その歴史は栄光である反面、 苦労の連続であった。 視聴率としての最盛期は1973年であり この頃は「ジャンボマックス」 「加藤茶のちょっとだけよ」 「すわしんじのブルースリー」 「加藤茶の東北弁のお巡りさん」 「荒井注のThis is a pen」と日本のテレビ史に残る ギャグの黄金期であった。 1973年には志村けんがドリフターズ見習で出演 志村の初舞台は福引コントでの5等賞である お釜(女装したおかま)で当てた荒井を 追いかけ回す役であった。 しかしドリフの確執により荒井注が脱退宣言、 志村けんが入れ代わる様に加入したが 交代したばかりの新人であった志村けんでは 荒井注の穴埋めとしても完全には対応できなかった。 そのため裏番組の「欽ちゃんのドンとやってみよう」に 視聴率を奪われ、更に腸捻転によるネットチェンジで 関西放送圏にも視聴率低下という影響を与え 遂にザ・ドリフターズは修行と言う理由で 数ヶ月間、休む事になる。 この間は志村けん強化月間として ドリフのメンバーが総力をあげて芸を鍛え上げ 新生ドリフターズが誕生した。 お化け屋敷コント「志村後ろーっ!」 「カラスの勝手でしょ」「最初はグー」など 志村けんが全国の子供たちを席巻した。 その中でも放送中のトラブルが数多く発生しており 探検隊コントの途中、ピストルの火花が 小道具の蛇に着火し炎上。 すぐに消し止められ負傷者も無かったが 場内の非常ベルが鳴り、 その時点でコントは中止となった。 民宿コントで爺さん役の加藤茶が襖を勢いよく閉めると 隣のトイレのセットがガタンと傾き 中に入っている婆さん役の志村がその弾みで 壁を突き破って外へ飛び出すというコントで 本来なら傾いただけで途中で止まるはずのトイレが 予定外に転倒し志村がセットの下敷きになった。 うつぶせに倒れている志村に直撃する形で倒れ 下手すれば後頭部などを強打して 死傷事故にさえなりかねない事態だった。 そして有名なのは生放送の開始時刻2~3秒前に 会場が突然停電になるという事態が起きた。 原因は事前に行われる観覧希望者募集で 抽選漏れで入場できなかった者が ブレーカーを落としたことによる。 いったん電気は復旧して、いかりや長介の 「8時だョ!ちょっと遅れたかな?」と 掛け声を行った後にまた停電となった。 止むを得ずスポットライトでステージを照らし いかりやが「8時9分半だョ!」の掛け声を掛けた後、 放送がスタートした。 これらの出来事はDVDにて現在でも視聴できる。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 送料無料!番組誕生40周年記念盤 8時だよ!全員集合 DVD-BOX【smtb-u】

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