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テーマ:特撮について喋ろう♪(4355)
カテゴリ:東宝チャンピオンまつり
1964年に公開されたゴジラシリーズ第5弾 「三大怪獣 地球最大の決戦」を 1971年・冬の“東宝チャンピオンまつり”で オリジナルネガ原盤を再編集し 短縮版として公開したのが「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦」である。 同時上映は「帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖」 「いなかっぺ大将」「昆虫物語 みなしごハッチ」 人形アニメ「マッチ売りの少女」の4本である。 本作で登場した宇宙超怪獣キングギドラは 円谷英二は狛犬を熱心に観察して ギドラの顔に東洋の龍のイメージを採り入れている。 最初に仕上がったキングギドラの体色は 金色ではなく青色で翼が赤・黄・青のグラデーション。 また引力光線も当初は公開時のスチール写真のように 尾を引いて延びる炎のイメージだったが 3本の首の偶発的な動きと辻褄を合わせる為に 映像ではギザギザの稲妻状に変更されている。 たてがみは麻、翼は針金の芯に 天竺布を張って作られ 3本の首、巨大な翼、2本の尻尾を持ち 人間が入るタイプではそのピアノ線操演の為に 約25名前後の人員が必要だった。 また重量は80kgほどあり、飛行シーンは 3尺ほどのギニョールで撮影されている。 鳴き声は頭の数に合わせ、3種類の金属音が作られ 後にウルトラマンや戦え! マイティジャックなどで 科特隊やMJ基地の電話音に流用されている。 東京タワーと当時完成して3年目の横浜マリンタワーが キングギドラの光線で倒壊するカットがあり 東京タワーに関してはモスラが幼虫が 成虫になるため繭を作り キングコングがメカニコングとの戦いに 東京タワーに登りながら闘い ミレニアム・ゴジラも破壊するなど 怪獣と東京タワーは縁が深く それは現実感と怪獣の巨大さ 破壊力を誇示する効果があるからだと思われ 最初に東京タワーを襲ったのは1954年の ゴジラであった。 そして本作では伊福部昭の劇版に名曲が多く まず黒部谷のテーマ、ホルンを使用する事により 山に囲まれた黒部谷が山岳らしい雄大さがあり ラドンのテーマはバランのテーマをアレンジしたのもで 阿蘇山で復活したラドンの恐怖に戦く市民の姿と ラドンの猛威を震撼させる名曲中の名曲である。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 東宝大怪獣シリーズ ラドン 1956版 完成品フィギュア (エクスプラス/発売済・お取り寄せ)ord15 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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