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カテゴリ:人情話
「巌流島」の稽古が、 今朝で、198回となった。 「鍛」即ち「千日の修業」を目指しているが、 その5分の1に達する。
「まだこれだけか」という考え方と、 「もうここまで来たか」という考え方と、 二通りがあろうが、 私にとっては、後者が当てはまる。 高く遠い目標だけに、 ここまで来られたと言う喜びが大きい。
新田次郎氏の「武田信玄」の朗読は、 ようやく、3巻中の第1巻が終えたところ・・・ 緩やかなペースにとどまっている。 今川、北条、武田で3国同盟を結び、 上杉謙信率いる越後勢と、 犀川を挟んで対峙したところ。
双方とも1万人以上の大軍を出動をしながら、 相手の手の内、腹の探り合いをしながら、 半年近くのにらみ合いが、長期戦となった・・・ 将来は京を目指そうという信玄にとって、 20代前半の謙信の出現は脅威・・・ 足かせとなりつつある・・・
さて今日の本題に入ろう・・・ 介護老人保健施設「うらら」さんの、 秋祭りで、口演する事が決まった。 25分の時間という事で、 二代目京山幸枝若先生の、 阿武松緑之助に挑戦することにした。
期日は、10月28日の日曜日の午後。 自分が出演する時間はまだ未定で、 詳細は後日連絡をいただくことになった。 当日は私以外にも、出演者があり、 バラエティーに富んだ一時になるそうだ。
CDに録音されている「阿武松緑之助」は、 全部で26分44秒だ。 これを25分に収めるのには、 1分44秒の短縮を図る必要がある。
どこかの部分を省いて口演すれば、 一番確実である。 しかし、それでは話のつながりが不自然・・・
次の手としては、CDよりも早くしゃべる・・・ それでなくても、 二代目京山幸枝若先生の口演は、 他の浪曲師に比べて、スピィーディー・・・
どこの間を短くして、 どこを早くしゃべれば短縮が可能となるか・・・ 今から45日間をかけて、 実践を繰り返しながら、 いつでも25分以内で出来る様に、 身に着けて行こう・・・
新しい目標が出来て、また楽しみが増えた・・・ お声掛けをいただき、大変ありがたい・・・
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Last updated
2012.09.12 09:56:30
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