情届士　洋山の日記 アンチエージングとガーデニング時々人情話

　一月前ほど、「子どもの庭」のフェンス際の花壇の横に、３０ｃｍ真四角の「ステップ石」を買って来て、設置した。泥の地面の上を歩くよりは、ステップの上を歩く方が気持ちも都合もよいと思ったからである。

　安価な水平を調べる「水準器」を使って、ほぼ平らに等間隔に埋めてみた。周りの土は、その場にあった土をそのまま利用した。勿論石もたくさんあったし、ステップ石の周りに小石をわざとおいて、グラグラ動かないようにもした。

　だいぶなじんでよかったのだが、最近斜面に植えて置いた芝桜が、地面を這う枝を延ばしてきた。枝先の先端は平らな地面の方に伸びつつあるが、そこから根を出して来ない。原因は明らかである。斜面にはやわらかい土が入って植え付けがされた。平らな地面は、コチコチで固く、栄養もない。

　そこで、ステップの周りの地面を芝桜で将来埋め尽くす様にと考え、固い表面の土を２～３ｃｍの厚さに移植ゴテですくい取り、そこへ園芸用で栄養分の含まれている土２５リットルと入れ替えを行った。分量は1袋分ピッタリだった。これが作業後の写真である。一番手前の土は入れ替えてない場所。色の違いが一目瞭然である。

　これならば、伸ばした枝の下から、根を下に伸ばし定着してくるに違いないと思った。

　それに加えて、ステップ石の上を乗り越えて成長してくる枝先は、必ずその都度切っておこうと考えている。植物にも、「ここは、繁殖してはいけない所」「ここはいいところ」と言って聞かせる如く対応する。人間のそのメッセージを植物も敏感に感じ取るのではないかと考えている。

　さて話変わって、これは漬物用のダイコン。大きく立派に育った大根を、娘の嫁ぎ先のお父様から毎年いただいているもの。干して3日目。もう少したつと「への字」に曲がる様になる。「のの字」まで曲がるのを待たずに、への字の段階で漬け込みをしよう。沢庵漬けの素を買い、販売している会社のレシピにそって昨年漬けたら、非常においしかった。

　　この間の日曜日には、しゃくしなの大樽への漬けこみも終えた。これも同じところからの頂き物。毎年感謝をこめて漬け込み、美味しく食べさせていただいている。ありがたい事極まりなしである。