|
カテゴリ:人情話
洋山のギターを用いての余興に、平家物語の一端を加えようと、取り組みを始めた。
今は、冒頭の、「祇園精舎」の所を、繰り返し聞いて覚えようと、始めた所だ。
次の4文節を、節回しをつけて、三波春夫氏は語っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」
「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」
「奢れる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」
「猛き者はつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
コード名はハッキリわからぬが、メロディーの音をひろってギターをつま弾けば、「鐘の声」の所で、マイナー調であることを、感じることができる。
この4文節の、メロディーがよく似ている。しかし同じではない。所々微妙に違う!
画面と一緒になって、一緒に口ずさめば、簡単に再生できる。
しかし、一人で思い出して口ずさむとなると、自分の記憶の曖昧さがよく分かる。
「あれ?どうだったかな?」と、直ぐにこんな思いが湧き出てくる。
実は再生するのが大変。先ず、テレビとビデオの電源を入れる。
次にテレビのリモコンで、入力切替を行って、ビデオのリモコンを操作。
ビデオが立ち上がるまで、2分くらいかかってしまう。
次にビデオの、録画集から、三波春夫氏の歌謡浪曲を撮った番組を拾う。
再生のボタンを押す前に、頭出しの所まで、ビデオを戻す。
1曲聴くまでに、こんな労力を要してしまう。
これは、ビデオに収録したものを視聴する時の宿命だ!
ところが毎朝晩聴いている人情話は、CDからipod touchに入力したものであるから、指先の操作を何回か繰り返せば、簡単に必要な曲が再生できる。
真に便利。携帯型プレーヤーとは凄いものであることが、今回の練習を通して、痛感させられた。
やはり覚えるためには、簡単に、何度も何度も再生して覚えないと無理だ!
今の状況では、ボチボチ覚えるほかに手段はなさそうだ。
手間暇かかるが仕方がない。かたつむりの如く、ゆっくり進もう!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.27 16:23:50
コメント(0) | コメントを書く
[人情話] カテゴリの最新記事
|