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カテゴリ:人情話
人情話口演の際の、余興として、時折アコースティックギターを用いて歌を唄うことがある。
だから、日常生活の中で、このギターを手にした練習時間も、楽しみの一つとなっている。
だが、今後最大3週間ぐらいは、それができない!
理由は、ギターの本体に傷が出来てしまったため。
昨年の11月頃にふと気が付いた。ある日突然に、長さと幅、共に7~8cmの、白っぽい部分が出現した。
何故だか理由が分からなかった?
購入してから3~4年経つが、今までこの様なことはなかった。
時期とすれば、丁度12月18日口演のために、「轍」の演奏練習に夢中になっていた。
1分間に190の速いピッチでストロークをする必要があった。無我夢中で、不慣れなことに挑戦した。
親指と人差し指でピックをはさみ、すべての指をグリップの様に丸めてストローキングすると、ピックの保持が心もとなく不安定。
だから自然と、他の3本指は、開いてリラックスさせていた。この方が、人差し指と親指でピックを挟み続けるのに具合が良かった。
この激しいストローク作用によって、指先がギターの表面のニスを剥落させてしまったのかもしれない。
Talorのギターは、弦を張る所からギター中央にあるホールの所まで、本体に特殊な板が張り付けてある。これを一目見れば、直ぐに分かる特色と思っていたが、傷をガードする役割を担っていたことに今気が付いた!
私の傷はそれよりも上部だ。ストロークがホールの中心を奏でているのではなく、指で押さえるフレームの方の弦を弾いていたらしい。何とも未熟であった・・・。
1月29日。購入した所沢パルコにある島村楽器店に持ち込んで聞いてみた。
店員さんに親切に対応していただいた。
分かったことは、ギターを使いこなすとこの様な傷がつく事がある。
中には新しいギターを、ユーズドのような雰囲気を出すために、わざとこのような傷をつける人もいるそうだ。
メーカーさんに送って見積もりをして頂く事にした。腹積もりは、購入した値段の1割程度なら、即依頼。
余りに修繕費がかかるようだと、疑問符! 下手な私では、修繕しても、また傷をつけてしまいそう!
人前に立つこともあるので、放置しっぱなしも見苦しいと考えていた。話を聞いて、「それもあり」と考えられるようになった。
年金生活故、大金は掛けられない! かといって、物は大切にしたい!
修繕の依頼をしない時には、メーカーさんへの送料を、自己負担する。これはやむを得ない。
1週間後に、その見積り結果が、電話で案内されることになった。
修繕の場合には、それからさらに2週間は必要だそうだ。ニスを塗ってから乾燥させるまでに、時間をたっぷりとる必要がある事を知った。
最短1週間、最長で3週間というギター不在の期間を過ごすことになった。
その代りに、舟橋聖一氏の「赤穂浪士」上・中・下の3巻を昨日市立図書館で借用してきた。将軍綱吉のことの段階で中断していた本。なかなか松の廊下の場面に至らなかったので、つい気が遠のいてしまっていた。
もう一つは、平家物語の一部のビデオを見て、その習得を目指している。
代替となるものが見つけられたが、寂しいことには変わりがない!
何気なく親しんでいる音楽とは、素晴らしいものであることが改めて分かった!
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Last updated
2014.01.31 18:08:11
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