何もスポーツをやっていない普通の日常生活を送っている人向けには、食べないほうが元気になるということをお伝えしておきます。食べないと力が出ないというのは幻想です。ボクサーやマラソン選手をみればわかると思います。でもそれは、そういう体質にしてからでないと効果がないばかりか不調になりますので。これについては、そのうちフリーページで詳しくまとめようと思ってます。今回はボクサーの減量について考えてみます。ボクサーというと減量がつきもののようにいわれてます。チャンピォンになればその階級での体重を維持しなければなりませんので減量は絶対ですが、そうでないなら無理な減量はしないほうがいいです。一階級でも上になるとパンチの強い強豪が多くなります。そして今まで有効だった自分のパンチが通用しなくなります。だからなるべく軽いクラスで戦った方が有利なのはわかります。だけど無理に節制して心身ともにフラフラの状態じゃリングに上がる前に負けたも同然でしょう。あくまでも自分が最もよく動ける体調で戦うのが一番です。相手がどうのというより自分が絶好調であることが大事なのです。ベストの調子をつくる為に結果として体重が増えたとしても全然構わないと思います。増えたら増えたなりのトレーニング方法でやれば問題ないです。そのことは先日行われたパッキャオの試合で証明されたのではないでしょうか。食事は我慢せず好きなだけ食べればいいです。「食べたいものが体に必要なもの」という体質になってるのであれば、栄養面だとかカロリー消費といった問題はこの際無視しましょう。我慢するというのは何より精神的に辛いですから。ただ食べすぎるとボディが打たれ弱くなります。これは管理が必要です。
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