残酷すぎる真実 橘玲
才能は生まれつきか?後天的なものか?これまで自分の中では、人の性質とか才能というものは遺伝と環境がちょうど半々の影響で成り立つのだと思っていた。90%が生まれつきだとか逆に殆んどが環境の所為だとか偏ったものではなく半々なのだと考えればいいではないかと。そう考えることで丸く収まると。それで納得していた。いやそうではないのだとこの本は教えてくれる。遺伝率とは遺伝の影響力の高さのこと。つまり生まれつきの才能。とりわけ高いのが音楽、数学、スポーツ。なんとなくわかる。特にスポーツの場合は身体能力だけでなく忍耐力や負けず嫌いといった性格的な面が大きい。環境の影響。ほとんどが学校や近所の同年代のグループによる。子育てというものは全く意味がないということには驚いた。親がしてあげれることは環境を整えることだけ。孟母三遷。まあその後は運任せになるけども。確かにそうだな。無理にその子に合わない方向に導いたとしても結局は落ちつくとこに落ち着いてるようだから。犯罪者は・・・。産まれたばかりの赤ちゃんが殺意を持ってるかね?でも犯罪に繋がる精神疾患やサイコパスの遺伝率が高いことを考えればそうなのかもしれない。
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