木枯し紋次郎・関わりござんせん
東映版・木枯し紋次郎を観る その2監督 中島貞夫脚本 野上龍雄出演 菅原文太 市原悦子 田中邦衛 大木実紋次郎が姉と再会する話です。って、そんな勝手に話をいじってしまっていいんですかねぇ。奇抜な筋書きで話は面白くなるでしょうけど。姉のお光は紋次郎の心の支えだったはず。軽く扱いすぎてやしませんか。それも酷ぇ女に描いてますよ。こんなことしたらこの先、話が続かないでしょうに。実際つづきませんでしたが。市川崑劇場の魅力は何といっても哀愁の雰囲気だったと思います。当時わたしは、内容がよくわからなくても、その雰囲気を楽しんでたのではないか。美しい映像、音楽の効果によって表現されてました。この情趣は市川崑劇場独特のものですね。他では見られません。もちろんこの映画にも。紋次郎の精神世界を根底から揺るがせたこの映画、あっしはもう「関わりござんせん」ブログランキング★TV