十番地ログ

2009/09/19(土)00:16

バルト9で「色即ぜねらいしょん」、二子玉川の「とんかつ 大倉」、「五島美術館」

今週の火曜日は雑用で午前中休まなくてはいけなかったので、夏休みを移動して取りました。 なので午後から、ちょびっとぶらぶらして来ました。 まず、用事で寄った二子玉川駅に行ったので、WEB検索でヒットした駅からちょっと歩いたところにあるとんかつ屋「大倉」で、A定食の海老フライとヒレカツ定食(850円)を食べました。 食べ物系のランキングで1位獲っているだけあって、衣がサクッと揚がってし、ヒレカツは柔らかく美味しい肉ですし、絶妙な火加減で揚がっていて、かなり美味しかったです。 その後、上野毛近くにある五島美術館近くを通ったので、入って観ることに… 日本の古い瓦屋根の建物のデザインを元に、コンクリートで近代的な趣向でデザインしなおした感じのちょっとしたお城のような建物で、ちょっと敷居の高い感じでしたが入ってみました。 東急グループの創設者が集めた莫大なコレクションを展示しているということでしたが、古い書画や名物の茶碗などが並んでおり、当時の骨董コレクターの趣味みたいなものが垣間観れそれはそれで面白かったです。 外国の人間が観たら、朝鮮の方で日常で丼とか使われていたような器に、名前付けたりして、凄まじい値段で取引したりとかって、感覚は理解不能なんだろうなあ、とか… その後、美術展示室はバスケットコートが1面取れるか取れないかくらいの広さの1室のみでしたが、展示室を出たところに庭園入り口なる矢印があるので、受付にいる若いお姉さんに入って良いか聴くと、 「この庭園は5000坪の敷地で、地図があるからそれを観ながらまわってください。」 と聴いてないことまで教えてくれました。 とはいえそう聞くと、高級住宅地の上野毛っていえば一坪…などと、頭の中で計算してしまったりとか… 5000坪というだけあって庭はかなり広かったです。 苔生した灯篭だとか仏像、土壁で出来た休憩所なんかがあり、手入れが行き届いて雰囲気は良い感じでしたが、蚊が凄く寄ってきれ何箇所か刺されながらの散策となりました。 その後、最近新宿に出来て一度行ってみたかったシネコン「バルト9」に行って来ました。 行った時にやっていた「色即ぜねらいしょん」を観てみました。 平日の午後は男でも差別されることなく1200円で観れるとのことで、ちょっと得した感じでした。 映画自体は事前情報ほとんど知らずに観たのですが、原作みうらじゅん、監督田口トモロウ、主人公の親父役にリリー・フランキーとかっていうサブカルシャーの人がゾロゾロ出ていて、しかもみうらじゅんの高校時代を描いた小説を元にした青春映画という内容… 内容はまあ下ネタを絡めつつもロックと恋愛をさわやかに描くという感じです。 途中、70年代ミュージックをみんなで合唱みたいなシーンが何度かあり、ちょっとなあ、って感じではあった部分もありましたが、見終わった後の感じも良いし、なかなか楽しかったです。 こういった若さゆえの男の物凄く恥ずかしい部分を描いた映画を映画館で観るというのは、DVDとかで一人で観るのとは違った感覚で良い感じでした。 客席も20~30歳代の男女でほぼ満席になっており、映画終わった後も、面白かったといった感想も聞こえてきていました。 劇場自体は良いらしいとは聴いていたのですが、どの座席からも画面が歪まずに観れるようになっていて、とても観やすく、音響も良い感じでした。 池袋の変な映画館行くなら、ちょっと時間かけてでも今度からはここで観ようかな、なんて思ったりしました。

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