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カテゴリ:リアルの話
今日の日記はリアルの日記になるので、面白くないと思われます^^;
なので、見たくない人は流してくださいorz 学部生は、年末になってきて、卒研が大詰めになって来ましたね… 私が研究室へ行くと、後輩の誰かは必ず研究室に居ます。 研究室で暮らしてるんじゃないか?って子も居ますね。 学部生の頃は、私もそんな感じでした^^; 研究するのが、楽しかったですね。 今は…、全くそう思えませんが^^; 研究内容は… 次世代ディスプレイに関する研究です。 次世代って言うのは…そのままの意味ですが… 液晶・プラズマに次ぐ、ディスプレイの研究をやってます。 商品化とかそういうものではないのですが… そういったものを作る過程の基礎研究をやってます。 … 知り合いに話すと、この時点で話す気が失せるそうですが^^; 実験過程としては… モノ作り→発光を確認→各特性を測定ってな具合です。 まず、モノ作りは… 使用する機器を起動させる所から始まります。 この起動だけに、約2時間ほど掛かります^^; 試薬等を適正分計り、それらを真空蒸着装置の中に入れます。 この、試薬の分量によって発光具合が変わってくるので、かなり慎重にやらなければなりません。 全部の試薬と、その試薬を付着させる為のガラス素子を全て入れ終わったら… 機器内を真空にしていきます。 これも…1時間ほどかかるかな?… この時、機内に入る塵だけでも発光具合等が変わってきます…。 試薬の蒸着を開始後は、凄く早く終わる時と終わらない時があります。 全試薬の蒸着に1~2時間くらい掛かります。 その後は、真空を解いて行くのですが…。 バルブ一捻りで、簡単に解くことができるのですが… この時、捻り過ぎると機器内が豪い事になりますorz 素子を取り出しが終われば、それでモノ作り終了です。 上記の全工程だけで、5時間ほど掛かりますね。 発光確認は…ただ電圧を掛けるだけです。 ただと言っても、素子に掛ける電圧は決まってますけどね^^; 普通の家電に掛ける様な電圧を掛けると即行で壊れますorz 測定は、パソコン任せで… 測定プログラムの入ったPCとその素子を繋げてボタン一つで完了します。 ん~、研究によって4~5つほどの測定をします。 中には、時間が掛かるものもありますね。 1回の実験で、凡そ7時間ほど掛かりますね。 その後も、測定のデータ整理などなどいろいろあるので…。 (ノД`;)って感じですね(爆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2005 11:04:14 AM
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