5年ぶり新OS「ビスタ」
マイクロソフト(MS)は30日午前0時に、新しい一般向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を、東京や大阪、名古屋など主要都市の一部量販店で発売しました。同日午前10時ごろからは、全国の家電量販店でも発売したようです。<ビスタ>は、2001年11月に登場したOS「ウィンドウズXP」の後継。約5年ぶりの新OS発売だけに、消費者の関心は高く、いち早くビスタを購入しようと大勢の人々が列をつくりました。千代田区のビックカメラ有楽町店では、ビスタ発売直前の29日深夜、「ブログの女王」として人気のタレント、真鍋かをりらが発売イベントを開催。真鍋は「この後、わたしもビスタ搭載パソコンを買ってブログを更新します」とアピールしていた、ということです。XPに比べ、セキュリティー機能が強化されたという<ビスタ>、音楽や画像データを簡単に編集したり検索できるのが特長。このところ販売がさえなかったパソコンや周辺機器などの関連業界は、国内市場を再び活性化させる起爆剤として期待を寄せています。ただ、公平に見て、<ウインドウズ95>のときのような盛り上がりはありません。ビスタ搭載機も各社から発売されていますが、全体に割高です。<ビスタ>発売を前に買い控えていたユーザー。これを機に購入に走るのでしょうか。ちなみに小生は、価格がこなれてくるまで、もう少し様子を見ます。参考価格は2万5800円-4万8800円で、XPからのアップグレード版は1万3800円-3万1800円。