カテゴリ:ギャオ
中学生のころ、劇場で見ました。大井セントラルか、武蔵小山プリンス座か、旗の台ミリオンか。3本立て40円、50円の名画座でした。
あのころは、こういうB級西部劇が、たくさん作られていたのです。毎週のように封切られていました。 お金がない中学生は、3番館にまわってくるのを待って、出かけたものです。電車賃がもったいないので、歩いて行きました。 本作は、そういう1本です。列車強盗と、それを追う保安官。再会したかっての恋人は、親友の妻に。 ストーリーといい、登場人物の関係といい、B級西部劇の定番、といっていいでしょう。現代人には、物足りないかもしれません。 1948年の制作ですから、CGなどは使っていません。すべて実写です。従って、アクションは、いまの人から見ると地味でしょう。 アラン・ラッドが、二丁拳銃で早撃ちを見せてくれます。「シェーン」では0,6秒でした。この映画は、それより遅いようです。 アラン・ラッド。大根役者といわれていましたが、「シェーン」で後世に名を残しました。ある意味では幸運な俳優、といえるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月25日 22時36分56秒
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