カテゴリ:テレビ
8月2日、長男の亀田興毅(19)がWBA世界ライトフライ級王座を獲得した試合は平均視聴率42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高52.9%を記録しました。が、20日に行われた二男・大毅(17)の試合の視聴率はわずか4.7%でした。 この試合の大毅の相手は、インドネシアの現役フライ級王者、ウィド・パエス(27)。生中継は行われず、24時10分から25時15分までの「Jスポーツ」(TBS)で録画放送されたのです。 大毅は1分45秒であっけなくKO勝ち。この時点で、番組終了までたっぷりと時間が残っていたため、大毅はいつもの歌のパフォーマンスを披露しました。 「深夜の録画放送でも視聴率10%以上は最低限のノルマ。TBSはそのために試合が始まる前から大毅を"浪速乃弁慶"とあおりまくり、パエスのことを"現役王者"とアピールしていました。それでこの程度ということは、亀田ブームがもう下火ということです」(事情通) この深夜枠でも、TBSは2日と同じ過ちを犯したのです。延々と前フリで気を持たせたあげく、結果はわかっているのに、司会のお笑いタレントがあたかも生放送のように告知したのですから、視聴者から抗議の電話が殺到したのは当然でしょう。 これは公共の電波を使った一種の詐欺です。しかし、同局の広報は、「お詫びも訂正もしない」と突き放しました。どうやら、逆ギレをしたようです。 興毅の"疑惑の判定"で亀田人気のバケの皮がはがれました。が、TBSは懲りずに他の番組でも取り上げ、亀田3兄弟を持ち上げています。事情があって、あとには引けないのでしょう。 折から低迷を続ける「ニュース23」のリニューアルが発表されました。サブの草野満代さんが退陣、代わって同じNHK出身の膳場貴子さんが起用されるようです。 しかし、「ニュース23」が冴えないのは、メーン・キャスターの筑紫哲也氏にあることは、誰の目にも明らかでしょう。この人の老害ぶりは目に余ります。活舌(カツゼツ)が悪い上に、クチを歪めてしゃべる表情は、ビジュアル的にも見ていられません。 さらに権威や権力に迎合する姿勢は、キャスターとしては失格でしょう。いまや竹村健一と並ぶ電波ゲイシャに堕落してしまいました。 TBSとしては、本当は筑紫さんを斬りたいのですが、「朝日ジャーナル」の編集長だった同氏を三顧の礼をもって迎えた経緯があり、簡単には斬れないのでしょう。筑紫さんも億単位の仕事を失いたくないのか、死んだはずのTBSにしがみついているのです。 民放の王者、報道のTBS、ドラマのTBSと称号をほしいままにしたのは、いまや昔の話になりました。現状では、TBSの復活は、当分望めないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月28日 09時33分27秒
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