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カテゴリ:スポーツ
星野監督が3度、宙に舞いました。 オリンピックのアジア予選。日本代表は台湾を10-2で破り、3戦全勝の1位で7大会連続の五輪出場(公開競技を含む)を決めたのです。 1点を追う7回無死満塁で、サブロー外野手にカウント1ー2から執念のスクイズのサイン。サブローが成功させ同点とすると、一気の攻撃で一挙6点を奪いました。来年8月の北京五輪本番で、今度は世界の頂点を目指します。 試合後のインタビューで、星野監督の目に涙が浮かびました。感激屋の監督ですが、このアジア大会は、ちょっと異例でした。 采配にも。それがあらわれています。一言でいえば、奇襲作戦が目につきました。先発ローテーション、第1戦はエースのダルビッシュではなく、涌井。第2戦も川上ではなく成瀬。 成功したからよかったものの、失敗したら、非難は監督に集中したでしょう。適性さえ問われたかもしれません。 早い回の送りバンド、満塁からのスクイズも、その一環です。奇襲、大胆な戦法がほぼ的中し、あらためて勝負師としての星野仙一を世間に認識させました。 アテネ大会の長嶋監督、WBCの王監督から引き継いだ日の丸。プレッシャーは並大抵のものではなかったでしょう。 しかし、本番はこれからです。北京には巨人の小笠原、ヨシノブなどが参加するでしょう。今回の打線に長距離打者が加わります。作戦も当然違ってくるでしょう。 つなぎの攻撃に長打を絡ませ、破壊力は増すかもしれません。ただ、打撃は水ものですから、不発に終わる恐れも充分にあります。 投手起用は、投手出身ですから、信頼していいでしょう。長短合わせた攻撃が、ずばり的中するかどうか、これが勝敗の分かれ目になるような気がするのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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