不良中年・天国と地獄

2008/06/26(木)22:57

「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」

DVD(265)

「スパイダーマン」や「Xーメン」でお馴染みのマーベルコミック。その中でも一番人気がこの「超能力ユニット」だそうです。本作はシリーズ2作目。制作=2007年 アメリカ映画 92分。監督=ティム・ストーリー。出演=ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、ケリー・ワシントン、マイケル・チクリス、ダグ・ジョーンズほか東京湾が凍ったり、エジプトに雪が降ったりと地球に異変が起きます。折から全米のアイドル的存在となった超能力ユニットのリーダー、リード(ヨアン・グリフィズ)と紅一点のスーザン(ジェシカ・アルバ)の結婚式が行われようとしていました。が、式の最中に閃光が駆け抜け、上空を飛んでいたヘリが墜落。あらわれたのは謎のシルバーサーファー(ダグ・ジョーンズ)でした。彼が訪れた星は8日後に消滅するといわれています。はたして地球の運命は......。今回のエイリアンはサーフボードに乗って宙を駆けめぐります。しかし、パワーの源泉は本人にはありません。秘密はサーフボードに隠されているようです。このサーフボードをめぐって善と悪が戦うのです。原作は子供向けに書かれているようです。そのせいでしょうか、ちょっと歯ごたえがありません。内容が薄いのです。見どころは多いのに、テンポが単調なので印象に残りません。気軽に鑑賞できるのは長所でしょうが、見終わったあとに何も残らないのは欠点でしょう。4人組のキャラは前作どおり立っています。役割分担が決まっているので、わかりやすいのが助かります。もうひとつ、端役の女性がみな美形なのは高得点。これだけの美女を揃えたプロデューサーの腕は大いに評価していいでしょう。ジェシカ・アルバも可愛くて文句はありません。この人、セクシーな唇がスカーレット・ヨハンソンと似ています。好きなタイプなのですが、ヨハンソンと同じく、最近結婚したようです。いい女は男がほうっておきません。というわけで、作品としては凡作ですが、美女とCGには見るべきものがあります。キモイところもなく、家族で見る分には適切な映画でしょう。

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