不良中年・天国と地獄

2015/07/04(土)08:11

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

テレビ(142)

2015年6月28日(日)テレビ朝日系 日曜洋画劇場 制作=2013年 日本映画。配給=東映。上映時間=119分。監督=橋本一。原作=東直巳「探偵はひとりぼっち」。脚本=古沢良太、須藤泰司。出演=大泉洋、松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、ゴリほか 札幌・ススキノの探偵と相棒兼運転手は、相も変わらず危ない仕事で日銭を稼ぐ日々を送っていました。そんなある日、友人だったオカマのマサコちゃんが殺害される事件が発生。警察の捜査は遅々として進まず、探偵が独自に調査を始めます。事件の背後にカリスマ政治家の影が。やがてマサコちゃんが熱狂的ファンだった美人バイオリニストが現れ、探偵に事件の真相を暴くよう依頼します。 パート1は見ています。最初のシーンでカルメン・マキが出てきたので驚いた記憶が。映画はあまり印象に残っていません。それに較べると、本作はわりと面白い、と感じましたね。 好きな街のひとつ、ススキノが舞台。何回も行ってます。見覚えのある街並みが出てきて、旅愁を感じました。オカマ役にも、個性的な俳優が当たられており、それも楽しみのひとつです。 探偵の調査を妨害する勢力が、3つあり、いずれも暴力的に襲ってきます。貸しがある暴力団も絡んで、飽きさせない展開。それはいいのですが、ラストはちょっと。プロセスが及第点だっただけに、残念な結末でした。 主役の凸凹コンビ、この関係は、第1作を見ていないと、面白さはわからないでしょう。シリーズ2作目とはいえ、もう少し説明が欲しかったんですね。 ススキノのしつっこい客引き、去年行ったときは、ほとんど見かけませんでした。ただし、ビラ配りは多かったです。この映画でも、個性的なビラ配りが出てきます。北の大地の盛り場、魅力たっぷり。オネエチャンの質、グルメ、ともに地方都市の中では、九州の博多とともに、傑出しています。 というわけで、札幌好きな人は、必見でしょうか。

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