桜晴れ
17日の木曜日、福島県の桜行脚に出かけました。行脚と言っても、2か所だけですが。◎三春の滝桜樹齢1000年以上の枝垂れ桜。日本三大桜の一本です。高さは13,5m、幹回り8,1m、根回り11,3m。小さな紅色の花を無数に咲かせます。滝が流れ落ちるように見えるため、滝桜と言われています。東北の厳しい風雪にさらされ、幾度か枝が折れたそうです。そのたびに補修するのですが、それも限界があるのでしょう。予想したものより、淋しい樹木でした。絢爛たる桜樹を期待すると、裏切られるでしょう。老木、と言った感じですね。見るなら今のうちでしょう。◎花見山公園古くから桜の名所として知られています。地元の方々に愛され続けてきた花見山公園ですが、今ではその名が全国に知れ渡り、日本全国からたくさんの人が訪れるようになりました。ここは私有地です。土地の所有者が「花見山公園」と命名し、善意により無料開放を始めたのです。観光地化した現在も私有地であるため、花見でよくみられる宴会は禁止されています。同公園周辺の花木も私有地内に咲いていることがほとんどで、このような立地条件であるため、ウォーキング型の花見をする観光地となっているのです。標識に従って歩きます。30分、45分、60分と三つのコースがあり、脚力に応じて選択できます。我輩は三春で缶ビールを飲んだため、ほろ酔いと睡魔で脱力。入口の売店及び休憩所で過ごしました。そこから見える桜を写真に収め、あとは土産を買って時間つぶし。初夏のような陽を避けて早めにバスに戻るという体たらくでした。桜前線は日本の北端へ移動します。GWと重なり、混むのは必須。この日が今年最後の桜見学になりました。来年は西のほうへ桜狩(?)に行くつもりです。