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空想作家と専属イラストレーター&猫7匹の     愛妻家の食卓

2009.06.17
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カテゴリ:良平&敦聡
第3章・『レニィ、アロハシャツを着る』その2

僕はレニィの目の前で着せ替え人形の箱を開けた。

「あのおもちゃ屋さんで買ってきたんだ。僕からレニィへのプレゼントだよ」

「プレゼント?でも、どうしておいらにプレゼントを?」

「どうしてって・・・お礼だよ、夢の国から僕を探して会いに来てくれたお礼だよ、
それにこの夢玉のね」

「夢玉は涼の物でしょ?それに不思議な伸びる輪ゴムももらったし、
最高に美味しいバナナも、それから・・・ポケットっていう家も!」

「そうだけど、どうしてもレニィに買ってあげたかったんだ。
出会えた喜びを伝えたかったんだ」

「ちゃんと伝わってるのに・・・でも嬉しい!・・・とっても嬉しいよ!
本当にありがとう!」

喜びのあまりかレニィは少し泣きそうになっていた。

「ほら、着てみてよ」

「うん。でも、おいら着たことないから・・・」

「そうだね、最初だけ僕が着せてあげる」

僕はなんだか妙な気持ちで人形の服を脱がせ、説明しながらレニィに着せた。

「シャツはね、ただこうして手を通すだけだよ、前にあるボタンは3つほど
とめればいいかな・・・あれ?」

ボタンを閉めようとしたけど、レニィのまん丸お腹で無理だった。

「・・・」

「まぁ、ボタンはしなくていいよ、簡単でしょ?ズボンも腰のないレニィーには
無理かな・・・」

「うん・・・これで十分だよ」

そうして、何とか着せ終わると ・ ・ ・ 

アロハシャツを着たカエル、レニィが出来上がった。

「クスッ」

僕はそのあまりの可愛さに思わず笑った。すると、レニィーは少し悲しそうな顔をして、

「やっぱりおいらには似合わない?、おいらそんなにおかしい?」

と、僕の顔を見上げた。

「ううん、そうじゃないよ、あまりに可愛くて・・・とっても似合ってるよ!」

「・・・ホント?」

「ホントだよ。ばっちり、きまってるよ!自分で見てみれば?」

そう言って僕は鏡をレニィに向けてあげた。

「これが、おいら?・・・」

「そうだよ、カッコイイでしょ?」

すると、レニィはニヤッと笑い、横を向いては後ろを向き、また横を向いてはクルッと
回って、ポーズをとって鏡にうつる自分の姿を熱心に眺めた。

結局、高いお金で買った人形のシャツをはおっただけだけど、本当に似合っていた。

僕はそれだけで買って良かったと思った。

「いい!気に入った!!」

レニィは大きな声をあげて無邪気に微笑んだ。

「よかったね」

「うん、ありがとう。大切に、大切にするよ」

こうして、アロハシャツを着たカエル、レニィが誕生した・・・

だけど、少し問題があった。それは残った裸の男の子の人形と女の子の人形 ・ ・ ・ 

母さんや特に兄さんに見つかったら何を言われるかわからない・・・
だからといって捨てることもできず、とりあえず箱に戻して押入れの奥にしまった。


それからレニィは本当に服を気に入って本当に大切にした。ほんの少し汚れるのも濡れる
ことも嫌らしく、いつも気にして雨の日はわざわざシャツを脱ぐか、
外に出ないくらいだった。

「濡らすの嫌だ!」

そして、寝る時もわざわざ脱いで、丁寧にたたんで裸で寝ていた。

「シワになるの嫌だ!」

でも、そのレニィの1つ、1つの行動が僕にはたまらなく愛しく嬉しかった。


そして、もうすぐ夏という頃、レニィは真剣な顔をして、おかしな事を言い出した。

「ねぇ、涼にこのシャツとお世話になっているお礼がしたいんだけど」

「ん?そんなのいいよ、友達じゃないか」

「それじゃあ、友達として一緒に行きたい、連れて行きたい場所があるんだけど」

まさか夢の国なんて言い出さないかとドキドキした。

「一緒に行きたい場所って?どこに連れて行ってくれるの?」

「夢玉工場だよ」

「夢玉工場?・・・」


   つづく。



お疲れ様でしたm(__)m

レニィの姿を想像できましたか?

いよいよ、冒険の予感が・・・お楽しみに☆

ふぅ~疲れぎみの良平でした・・・敦聡の猫劇場で元気でるかな・・・

敦聡、後はよろしく~どきどきハート





コーラが好きな敦聡です。

なんとカロリーゼロがあるではないですか!

でも氷の入ったグラスで飲むこだわりは捨てられません。

「シロと僕とポケットの住人」は北海道から大阪に住む良さんの所へ飛んで行き
初めて会ったときに その当時は(今もかな?)無口だった良さんが
熱く語ってくれた物語です。

凄く思い出のある大切な作品です。楽しんで読んでもらえたら私も嬉しいです。






あ!ナルシスアンジェが・・・


annje


「沢山の人にアンジェ可愛いって言われたのら~ハート(手書き)
 やっぱりアンジェが一番なのら~ハート(手書き)




ma-gi-



「なぁ、敦聡。アンジェ調子に乗りすぎや!俺が話つけたる!ムカッ

うん・・いいけど・・マーギー今鏡見てなかった?


「見てへんわ!ムカッ




hutari



マーギー「アンジェちょっと話あんねん。」

アンジェ「なんなのら~?」

マーギー「人が(猫です)話ある言うてんのに!なんや その態度ムカッ




hutari


マーギー「こうや!こうしてやる!」

アンジェ「うわーん雫 ガブガブは嫌なのら~痛いのら~雫



annje


「怒られたのら~どくろ 」



hutari


アンジェ「あり?クリス兄ちゃん何処行くら~?」

クリス「レオン兄ちゃんと寝るニャ」



hutari



クリス「レオン兄ちゃん一緒に寝るニャ音符

レオン「嫌なのだ~・・今日は暖かいから一人で寝たいのだ~」


hutari


クリス「そんな意地悪言うなら こうニャ!」バシッ!いなずま

レオン「何するのだー!弟のくせに生意気なのだー!ムカッ




hutari


クリス「べぇ~大笑い 俺は悪くないのニャ!」

レオン「ぬぅ~怒ってる



今日は喧嘩の多い1日でした。みんな仲良くしてね?雫


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Last updated  2009.06.18 14:56:30
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