テーマ:猫のいる生活(136326)
カテゴリ:良平&敦聡
最終話・・・『再会』その1
2年が経つ頃、街に桜が咲いた。僕は相変わらず屋根の上に居た。 「シャボン玉飛んだ♪ 屋根から飛んだ♪ 空まで上がって♪ 割れずに消えた♪・・・ あの子に届け♪ シャボン玉、飛ばそ♪・・・」 〈ははは、何だその歌?〉 「高橋、叔母さん・・・」 〔下から呼んでたのに、また屋根に居たのね〕 「何?2人して?」 〈花見!近くの公園でどうだ一緒に?〉 高橋はビールを、叔母さんは日本酒を掲げた。 「僕はいいよ、ここからで十分」 〔そんなにいい眺めなの?〕 「うん・・・」 〈学校も卒業したんだろ?なのに就職活動も一切せず、何考えてるんだ?〉 「もうすぐなんだ・・・」 〔最近、何聞いてもそればっかり・・・淳君、一体何がもうすぐなの?〕 「少ししたら僕は恋人の田舎に行く」 〈それって、本当に居るのか?〉 「うん、そうなったらお前、ここに住んだらどうだ?」 〈本当だったらな・・・なぁ、淳・・・そっちにいっていいか?〉 「無理だろ、高所恐怖症のくせに」 〈そんなもの仕事で、克服した〉 〔いいわね、屋根で花見、私もいいかしら〕 「来れるならいいよ」 高橋と叔母さんは時間をかけ、何とか僕の隣に来た。 「・・・どうして僕を挟むんだ?」 僕を挟んで2人は座った。 〈いいだろ、お前が好きなんだ〉 〔それに、淳君の話が本当ならもう少しでこの街を出て行くんでしょ?〕 「うん・・・」 〈寂しいに決まってるだろ・・・〉 〔だから、最後の花見、一緒がいいのよ〕 2人の気持ちが痛いほど伝わった。 「ありがとう・・・」 〈あぁ、友達だろ〉 高橋は僕の肩に手を置いた。 「うん」 2年間、きっとこの2人が居なかったら僕は耐え切れなかったと思う・・・ 本当に心から感謝してる。 つづく。 お疲れ様でした。読んでくれて感謝しますm(__)m 最後の花見・・・もう少し・・・お楽しみに・・・ それじゃあ敦聡、あとは宜しくね良平でしたm(__)m 敦聡です。 梅雨の合間の晴天。これはこれで暑いです。 良さんが「チッキンペーパーがもうないねん」・・・チッキン? 「あれ?プッチンやった?」あぁ・・キッチンペーパーね。良さんの脳も溶けてきたな。 暑い中バイクでアーティーの病院へ。 「あと5日間様子を見ましょう」の最後の日。薬無でした♪ 風邪治ってよかったね~アーテーィー♪ 「疲れたでつ」 うん。キャリーバック嫌いだから騒ぐもんね・・・。後はワクチンだよ。 体重も940グラムあったから1キロ超えたらね♪ 昨夜のニャンズは 「湿気で参るでしゅね・・・」 「ビタミンがとれないのよぉ~・・・」 ニノとシーリアは兄妹みたいね・・・ 「横通るニャ!」 クリス~(汗) 「ニノも通るでしゅ・・」 ニノまで~(汗) ・・・・レオンさっきから何おさえてるの? 「レオンにも分らないのだ~(汗)」 ぷー猫に使われちゃうよ? 「レオン兄ちゃんも天然らね・・・」 アンジェも何考えてるか分らないけどね~? 今日のぷー猫はねてるだけのマーギーです! 『ねむれ ねむれ』 マーギー名前変えられちゃったね。 ランキングに参加しています☆宜しくお願いしますm(__)m にほんブログ村 ↑よろしければお願いします。↑m(__)m 寝てるだけだったマーギーに☆よろしければお願いします↑☆ このサイトは昨年2月に発売になった「猫のなる木」を記念して作ったサイトです。 「猫のなる木」への想いはここをクリック 楽天ブックス ネットでの猫のなる木の注文はここで。 「猫のなる木」宜しくお願いしますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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