悲恋湖伝説殺人事件（FILE6）

金田一君が悲恋湖に行くきっかけになったのは、美雪ちゃんのいとこで大学生の橘川　茂がリゾート村のモニターと言うことで招待されたけど大学の追試験が重なったから代わりに行ってほしいと頼まれて行くことになったんです。
この子も殺人事件の被害者になってしまい、またしても美雪ちゃんがピンチになってしまうんですが…。
この事件には「カルネアデスの板」と言うのが少し絡んできます。それからのちのちの話で「いつき　陽介」さんが活躍します。
この犯人は自分も殺されたように見せかける頭の良さなんですよね。
最後、犯人は自殺したかのように見えたが死体は出てこなかったんです。

「カルネアデスの板」…紀元前３世紀にエーゲ海に起きたギリシャ船の難破事故に由来する。この事故で海に投げ出されるが一人の男性が板切れをみつけてつかまった。そこへもう一人の男が手をかけた。しかし板には２人を支えるだけの浮力がないので後の男は先の男を突き放して溺れさせ自分は助かった。男はのちの裁判にかけられるが「緊急避難」として無罪になった。