ある男のお話。

その男は苦労の末やっと山の９合目まで登る事が出来た。「はぁ、はあ、あともう少しだ。よしっ、まだまだがんばれるぞ！」疲れては、いるが足取りは確かだ。すると頂上から、２人組の男女が降りてきた。「こんにちは、大丈夫ですか？顔が真っ青ですよぉ」「え？そんなはずはないですよぉ、まだまだ、大丈夫」男は、そんな言葉は気にしないでずんずん登った。すると、今度は２人連れの親子が降りてきた。「こんにちは、頂上はあまりよくなかったですよ」「そうですよ、行ってもがっかりしますよ」そして、そのあと５、６人のグループが降りてきた。すれ違い様に、「あーあ、あの人もうだめだね」「うんうん、もう登れないよ」「あれじゃあねぇ」その男の耳にそんな声が入ってきた。さて、この男は頂上まで登れたと思いますか？そして、次の日、別の男が山の９合目までヨタヨタとたどり着いた。「はあ、はあ、もうだめだ、ここまでだ。もう、下山しよう。このままじゃ、死んでしまう」さあ、下山しようとしたとき、頂上から男女2人組が降りてきた。「こんにちは。頂上はもうすぐそこですよ。ほら、もう見えてきますよ」男は思った。「もうだめなんだよ。さあ、降りよう」すると、頂上から親子が降りてきた。「こんにちは、頂上からの眺めは最高でしたよっ！」「うんうん、すばらしかったね。お父さん。あなたも、是非見たほうがいいですよ。見なきゃ損です。」そして、その後からグループが降りてきた。「とっても顔色がいいですねぇ、あなたはなんて元気なんでしょう。すごいなぁ。」「元気でいいですねぇ」さあ、この男は頂上まで登ったでしょうか？そうです。最初の男はもう頂上まで登る事は出来ませんでした。それにひきかえ、次の日のバテバテの男はなんと頂上まで登ったのです。人間、気の持ちようでいか様にもなります。さあ、あなたはなんて元気そうなんでしょう！今日は、夕方から30分ほどウォーキングでもしてみませんか？そして、寝る前にピラティスを一通りやってみましょう。あなたなら、きっと出来ますよ♪だってとってもハツラツとしてますもん。目がキラキラと輝いています☆あ、そうだ！、ついでにピラティスの中級もやってみよう♪ＳＡＷ背中から腰周りをしなやかに１、足を広げて床に座る。息を吸い、はきながら右手が左足の小指にむかうように、体を左にまわしていく。その時助骨から回していこう。２、できるところまで回したら、息を吸う。息をはきながら元に戻す。逆も同様に。行う回数：左右交互に1回×５～6回