妊活を始めるに当たり、まずやってみる事は?
日本では晩婚化が進み、結婚年齢の高齢化に伴い、第一子の出産年齢も高齢化していると言えます。それに伴い、出産へ漠然と不安を持っている方が多く、「妊活」ブームに繋がっていると考えられます。妊活には色々な事が含まれると思います。体を冷やさない、食事に気を付ける、話題のサプリメントを服用する、適度な運動、、、などです。しかし、それらを試す前に必ず行いたいのは「基礎体温の計測」です。基礎体温を測ることで、自分の体が妊娠可能かどうかを判断することにつながるからです。妊娠できないコンディションなのに、上記のような様々な事を試しても、はっきり言って効果を見込む事はできません。基礎体温とは、目覚めた後の身体を動かす前の最も安静時の体温で、周期的に変化をしています。基礎体温を毎日継続して測り記録することで、排卵の有無が分かり、妊娠を継続する力があるかどうかも分かります。そして排卵日もおおよそ予測することができます。用意するものは、基礎体温計と体温表だけでOKです。枕元に体温計を置いておき、朝目覚め動く前にベッドの中で測り、それを記録していきます。体温の変化の仕方によって、排卵がある場合は、いつ頃性交渉をもてば妊娠しやすいかも分かりますし、規則的な変化がない場合は、生殖器官に何かしらの問題があったり婦人科疾患の疑いがあるのかもしれません。いずれの場合においても基礎体温表を元に、専門家のアドバイスを聞くことをお勧めします。体を冷やさない、食事に気を付ける、話題のサプリメントを服用する、適度な運動も非常に重要な事だと思いますが、あくまでも排卵がきっちりとあるという事が大前提になります。妊活を始めるのであれば、まずは、基礎体温の計測から行ってみてください。