東奔並走。

2016/07/23(土)21:51

白鬚岳~登り応えはあったけれど・・・

山歩き。(303)

4週連続の登山は奈良県の台高山脈エリアに位置する近畿百名山の一つとされる「白鬚岳」に登ってきた。1400mに満たない山だが、甘く見てはいけない。かなりの急登の連続ともいっていいだろう。登山口からはひたすら登り、途中からは急登、フィクスロープ有りとかなり登り応えのある山だった。登山者は、途中下山者に会ったが、それ以降は戻るまで誰にも会わなかったのでマイナーな山ではある。 登山口からひたすら登り posted by (C)momo夫(代理) 写真では急登がわかりにくい posted by (C)momo夫(代理)  momoが滑落した。僕とmomoはペースが違うのでいつも僕が先に歩き、ある程度のところでmomoが来るのを待っているのだが、今回10分以上待っても姿が見えないので、引き返した。かなりの登りなのでそこを引き返すのは、下山ではいいが、そうでない場合に行くのは再度登ることになるのでいささか躊躇したが、そうはいっても気になったので引き返した。しばらくすると姿を確認したが、様子が違う。いつも被っている帽子はないし、メガネもかけていない。声をかけると、「落っこちた!」と返ってきた。よく見ると服はドロドロだし、あちこちが痛いらしい。「小白鬚岳」という途中のピークを越えるといったん下りになる。その途中キレットがあり、そこにある石に足をとられ、少し転落したとのこと。その際、帽子やメガネ、ストック、水筒も落としたらしい。メガネを落としたのでよく見えないから何も探せない。そのまま歩いてきたようだ。 さすがに僕も反省した。今日はmomoがいつもより遅いので先に行ってしまったが、そうはいっても所々で待ってはいた。しかし、虫(アブ、ブヨ、ハエ?)がまとわりつき、じっとしていられなかったので先に進んでしまったのが、結果的にはそれが良くなかった。ただ、言い訳になるが、一緒にいても先頭は僕なので転落を防げないことには変わりはなかったかもしれない。 何とか頂上まで一緒に行ったが、やはり虫が多く、とっとと下山を開始した。本来は頂上でカップ麺でも食べようとしていたが、転落した際カップ麺が粉砕してザックの中に散らばっていたので、どうしようもなく下山した。 白鬚岳 posted by (C)momo夫(代理)山頂 posted by (C)momo夫(代理) 途中momoが転んだキレット下でメガネ、ストック、帽子を回収したが、水筒は見つからなかった。結構急斜面だから下まで転がっていたかもしれない。さすがにこれはあきらめた。 momoは打ち身に耐えながらもなんとか下山したが、転んだのを除くと登り応えのある山だったとのこと。ん~。まあ、確かにそうだけど後味があまりよくない山行だった。

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