東奔並走。

​​毎月1回は金剛山に登ろうと思っていたが、6月を最後に３か月ご無沙汰してしまった。
夏は北アルプスなど中部、北陸地域を主に登っていたので金剛山は後回し的になってしまい、３か月も過ぎてしまった。

今回は僕らにとってスタンダードな登山道である「郵便道」からスタート。
郵便道としては４月以来５ヶ月振りだ。久々に戻ってきた感がある。
登山口に至る途中の田んぼには収穫を待つ稲が実り、その脇には彼岸花が咲いていた。


今月近畿を直撃した台風２１号の傷あとだろうか、登山道には杉の枝が結構落ちていた。
また、降雨量も多かったため、登山道も土の部分はかなり浸食されて、えぐられた様な所も散見された。


１時間少々で頂上のある葛木神社に到着。ここでも参道脇の杉の木が、台風の勢いでしょう、折れていた。社務所の屋根は倒木による影響で一部損壊していたし、登山者が寄進した燈籠も倒壊していた。社殿そのものは無事だったようだが、自然の猛威による受けたダメージからの回復を願うばかりだ。


台風関連でいうと、本来、この郵便道のルートには「本道」があるのだが、何年か前の台風で登山道の一部が崩壊してからは「迂回路」が現在の本道になっている。というか崩壊度合いを見ると元に戻すのは困難な場所（倒木の撤去や道の整備）と不可能な場所（道を含む山の一部が崩落している）があるので、登山道に関しては時間がかかっても復旧は厳しいだろうなあ。

久々の郵便道は風景の変化に驚かされたが、登山そのものはいつもと変りなく、２時間程度で終了。
今度は余り間を空けずに来よう。







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