2022/01/09(日)10:29
入江泰吉旧居
東大寺戒壇院の近く、東大寺旧境内に奈良大和路を写し続けた写真家、入江泰吉氏の旧居がある。
実際に氏が住まわれていて、2000年に奈良市に寄贈された家だ。
2015年に公開が始まり、何度もそのそばを通りながらも中に入ることはなかったが、ようやく訪れることにした。
窓も多く、明るい間取りだ玄関だが、土間のようなものはなく、庇も短い。上がればすぐ居間になっているソファーも当時のままで、実際に座ることができる。右端が氏の定位置だったそうだ書斎。その奥のテラスも開放的だ写楽風の似顔絵が置いてあった。
氏の残した写真はこの旧居にはなく、入江泰吉記念奈良市写真美術館にあり、定期的にテーマごとに展示されている。この写真美術館は何度も足を運んでいるが、住居はなぜか足を運ぶことがなかった。
まあ、普通の日本家屋(平屋、畳敷)なので1度行けば十分ではあるが…。
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