2004/11/25(木)23:46
正しい姿勢は、自分自身の力で保ちましょう
ある会員様から、さまざまなサポート(ひざ・腰・ひじ他)について相談を受けました。雑誌があったのですが、本当に最近はいろんなサポートや矯正、補正道具や下着がたくさんあります。
テーピングやキネシオテーピングといった、運動時のものもあります。
しかし、やはり正しい姿勢や見た目の美しさは自分自身の力で自然にできるのが一番と私は思います。
気をつけていただきたいのは、あくまでも補強道具は補うものです。主になってはいけません。
これは、サプリメントの時にもご説明しました。食事があってしかりで、足りない分を補うのがサプリメント(栄養補助食品)です。
補強道具もしかります。
例えば、身体の一部に痛みがあったとします。
基本的に痛ければ休んで(使わないで)治すことです。でも、日常生活の中で、どうしても動かなければならない必要最低限時に補強道具を使うべきです。補強道具は、症状を改善しているのではなく、一瞬の痛みを緩和しているだけです。
骨折した時にする「ギブス」をご存知ですか?あの白くて硬いのです。
「ギブス」はなぜするのか?早く治すために動かしたり、使ったりできないように強制的に動きを制限する、一時的なものです。
「ギブス」をはずすと、どうですか?「ギブス」をしていた部位はやせ細っていますよね。そうなんです。使わないと筋肉はやせ細っていくのです。
補強道具もそうです。痛みが緩和されるのは当然です。できるだけ動きを制限しているのですから。
しかし、その部位の筋肉はやせ細り、同時に弱めていることもあるのです。全てがそうとはいいませんが、多くはそうではないでしょうか。
道具に頼りたくなる気持ちはわかります。
しかし、自分の自然治癒力を信じて、自分で改善する方法に変えませんか?
時間もかかるし面倒であることは事実です。
それでも、自分自身の自然な姿が、本当に綺麗な姿勢であると信じていきたいと思います。
真の健康は、自分自身なり。