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ブルームバーグ・ニュースより
(http://www.bloomberg.co.jp/) ご参考まで --------------------------------------------------------------------- 東証:誤発注を取消できなかったのは東証のシステム不具合が原因 12月11日(ブルームバーグ):東京証券取引所は11日夜、みずほ証券によるジェイコム株誤発注問題で、注文取り消しができなかったのは取引所の売買システム不具合が原因であることが判明したと発表した。相次ぐシステム・トラブルを受けて、鶴島琢夫社長は自らの進退を含めた責任の取り方を検討する意向を表明した。 鶴島社長は11日夜会見し、「ジェイコム、みずほ証券をはじめ投資家、関係者の皆様に多大な迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした」と陳謝した。 東証は9日未明の会見で、みずほ証券が61万円で1株という売り注文を、誤って1円で61万株と入力した直後、取り消しの操作を繰り返したにもかかわらず取引が成立してしまったことについて、みずほ証券の取り消し方のミスとしていた。しかしその後の調査で、今回のような場合に取り消し注文が実行できないシステムの不具合があったことが判明した。 新規上場株に初値が付いたとき、その初値を基準に値幅制限が設定されるが、この制限を超える注文は、制限値段の注文とみなされる。今回の不具合は、このみなし処理が行われた注文について取り消しや変更ができないというもので、極めて例外的な場合にしか発生しないものであったため、2000年のシステム導入以来、一度も発生していなかった。 東証では11月1日にもシステム障害で売買が停止するなど、市場の信頼を揺るがすようなシステム障害が相次いでいるため、鶴島社長は「市場を預かるものとして大変重く受け止めている。進退を含めて責任を判断していく」として任期を待たずに辞任する可能性を示唆した。 ) --------------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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