カテゴリ:風景
横手市大森町の善光寺神社。 神社なのに寺名がついている風変わりな社です。 ここに出土した古銭が祀られているというので、歴史研究会のメンバー3人で訪ねてきました。 現地に着いてびっくり、案内役の男性は私の高校時代の同期生でした。 彼の家の裏山にあるのがこの神社でした。 山全体が彼の所有地で、神社は同家の氏神的存在なのでした。 古銭が出土したことを契機に、先代が地元の協力も得て、社を大きく立て替えたとのこと。 命名の由来がユニークです。 銭が出たので、先代が銭んこ→善光→善光寺→善光寺神社と名づけたというのでした。 善光に寺を付したのは、長野の善光寺にあやかったのでしょう。 それで、寺と神社が合体している理由が判明しました。 その地域には古寺の廃寺跡があり、地名も寺内となっています。 秋田県の方言は、なんにでも「童っこ、唄っこ、ちゃわんこ」などと、語尾に「こ」を付けます。 方言が神社命名のヒントになったとは、ほほえましく、失礼ではありますが、ちょっと笑える話なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
方言が名前の由来ですか、それも、おもしろいですね。
我が家の近くにある神社は、地名の後に神社と、ついています。 いたって、シンプルで、この命名が一番多いのでないかと思います。 (2017/09/24 06:20:32 PM)
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